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*あつめて!カービィ 【あつめて!かーびぃ】 |ジャンル|群体アクションゲーム|&amazon(B0051SOG38)| |対応機種|ニンテンドーDS|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|ハル研究所|~| |発売日|2011年8月4日|~| |価格|3,800円(税込)|~| |>|>|CENTER:''[[星のカービィシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/470.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 カービィWiiの生存が確認され、ファンが沸き立つ中発売されたシリーズ19作目。~ 突如現れたドクロ団首領の「ネクロディアス」なる怪物に、10人に分割・弱体化させられたカービィを操り、クリアを目指すステージクリア型(アクション)準RTS。~ 前作にあたる『毛糸のカービィ』と同じく、従来とはシステムが大きく異なる。~ やってみると分かるが、「2Dのピクミン+いつものカービィ」と言う表現がしっくりくる。 **特徴 ***主なシステム -先に述べたように10人のカービィを操作しゲームを進行させる。 --なお、最初は1人しかおらず道中に設置されているフルーツ(種類によってポイント量が異なる)を集め、ゲージが溜まる毎に1人ずつ増えていく。当然、数が多い方が有利。 -操作はタッチペンによる位置指定、弾きと連打が主体となる。 --位置を指定してやるとカービィ達はそこを目指して移動する(素早く2度タッチすればダッシュ)。 --カービィを弾くと勢いよく飛ぶ。標的が遠い場合などに用いる。 --連打は特定の物体に接触した場合などに用いることになる。 -戦闘は半自動で展開。 --カービィは敵に接触すると取りついて殴り始める(ぽかすかバトル)。敵の体力が底をつけば勝利。ただし時間がかかりすぎると振り解かれて隙が生じるので注意が必要。場合によっては他の物体に衝突する等してダメージを受ける可能性も。 --ちなみに、戦闘中に敵をタッチ連打してやることで援護ができる。 -体力について。 --正確に言えば体力と呼べるものはないが、一応ダメージの概念はある。 --1度ダメージを受けると青く変色し、2度目を受けると半透明の天使になり昇天してしまう。 ---昇天中のカービィに他のカービィをぶつければ蘇生し、ロストを回避できる。 ---障害物に挟まれたり、一部の攻撃を受けると青くならずに一発で天使になる場合もある。 --なお、珍しく酸素の概念がある。水中に長居しすぎるとゲームオーバー。 ***ギミック 本作はステージ、敵ともに非常にギミックに富んでいる。以下にいくつか例を挙げる。 //あまり書きすぎるとネタバレになるから紹介に困る -高層ステージ --頂上を目指す。非常に安定性が悪くカービィの重みで常にけたたましい音をたてながら左右に大きく揺れ続けるので、バランスを保ちながら進むことになる。 --当然のことながら偏りすぎると倒壊してゲームオーバーである //(でも実は傾けないと取れないアイテムがあったりなかったり…)。 -巨大な歯車 --巨大な歯車を転がしながら進むステージ。 -ギミックのある敵 --一定の手順を踏まないと倒せないものやうまく弱点をつかないと倒せないものなど様々。 --かといって作業的になるようなことはない。 ***やりこみ要素 -メダル --タッチカービィのように各ステージにメダルが配置されており、これがオマケ要素の解放に繋がっている。 --ちなみにメダルは2種類ある。虹色に輝くメダルを全て集めると…。 -ランク --ゴール到達時のダメージ状態に応じて3段階評価される(評価外あり)。 -チャレンジ --エアライドやスマブラXのチェッカーのようなもの。所謂トロフィーである。 ***サブゲーム 定番の所謂ミニゲームだが、今回は一味も二味も違った。 -まず数が多い(従来は基本的に3本)。そして完成度も無駄に高く本編そっちのけで楽しめることも。以下、ミニゲームの一部を紹介する。 -カービィのたいけつ! ピンボール --文字通りのピンボール(どこか懐かしさを感じさせる)だが、愉快なギミックが豊富。ステージは1個のみで固定だが、ボスは4体もいる。 --言うまでも無いが、GBで発売されたピンボールのセルフパロディである(ロゴに至ってはGBほぼまんま)。((ちなみにロロロ&ラララステージだけはエッガーランドのオマージュになっている。ご丁寧にブロッキーまでいる。)) ---有名なあの裏技まで再現されている。 -空中探検隊EOS --縦スクロールシューティング。シリーズ伝統のシューティングが今回は本編ではなくオマケになった。敵も味方も攻撃が激しく後半は弾幕ゲーのような有様に。 --しっかりとした作りに加え、全6面というボリュームはオマケとは思えない。 -カービィマスター --シリーズ初のRPG(?)。攻撃はタイミングよく画面タッチすることで行われる。 --スコア=経験値、レベルが上がればカービィが増える。 --ちなみにこのサブゲーム独自の隠し要素が存在する。 ***ネタ要素 異常なまでのファンサービス的要素、本作を語る上で絶対に外せない点である。 -サブゲームには、様々なキャラクターがゲスト出演している。 --ナンバリングタイトル、番外作、アニメ、果てはボツネタ((カービィGCのPVに登場していたアレなど。))など出典は多岐にわたる。 -HAL研の歴史 -先述した『空中探検隊EOS』や『カービィマスター』など、サブゲームの一部はHAL研究所が昔作ったゲームのパロディである。 **難点 -1ステージが長い。 --おそらくエリア数が少ない分、中身を長くしたものと思われる。 -一部を除いてデモを飛ばせない。 --今回はステージ中の要所要所でデモが入るのだが、基本的にスキップできない。 今作は都合上ほぼ繰り返しプレイ前提の作りとなっているので、上記2点は快適なプレイの妨げになりやすく、早い段階で気になり始める点になると思われる。 -操作に戸惑いミスしやすい。 --カービィが増えすぎて的になりやすかったり、反応が若干過敏だったりするのも原因。 --当然慣れれば各段にミスは減るが、暴発もあり得るので少し怖い。 **総評 毛糸に続きカービィらしいシステムは無く、今までとは異なるジャンルに不安を覚える人も少なからずいた。~ しかし、蓋を開ければギミック豊富なよく練られた構成と歯応えのある難易度、高い完成度とボリュームに加えファンを唸らせる数々のサービス要素が満載の非常によく出来たファン納得の良作に仕上がっていた。~ その出来栄えに反して3,800円と安価なのも評価を高める一因となった。
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