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*ゴールデンアイ 007
【ごーるでんあい だぶるおーせぶん】
|ジャンル|ファーストパーソンシューティング|&amazon(B000069RYG)|
|対応機種|ニンテンドウ64|~|
|発売元|任天堂|~|
|開発元|レア|~|
|発売日|1997年8月23日|~|
|定価|6,800円(税別)|~|
#contents(fromhere)
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**概要
ゴールデンアイ 007は、映画007シリーズ第17作『007 ゴールデンアイ』を題材に作られたニンテンドウ64のFPSゲーム。&br()
世界合計の出荷本数800万本を超えた。2011年にはWiiでリメイク版も発売された。
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**評価点
- 映画に忠実なストーリー。アーカンゲルのバンジーやトイレから進入する科学施設、St.ペテルブルグでの戦車で街中を縦断するシーンも再現されている。
--戦車のシーンは流石に映画のように石像やらなんやらをボコボコ壊せるわけではないが、それでも十分すぎる。
--バンジーする「まで」や((映画ではバンジーのシーンから始まる。))サイロ、ポンプ施設など、ゲームオリジナルのストーリーも全く違和感無く溶け込んでいる。
- 今現在の家庭機向けFPSと比べても操作性は遜色なく良い.
- FPSではあるが単純に派手な銃撃戦ばかりというだけでなく、007という設定を生かし、スニークミッションの要素もふんだんに取り入れられている。
-- 少数の敵を相手にするのが基本。敵が多いほど不利になるため、消音銃を使って存在を気づかれない様に敵を始末したり、監視カメラを破壊するなどのスパイアクションらしい行動を要求される要素も多い。
- BGMは映画のものを再現した迫力のあるメインテーマのアレンジの数々。
- 対戦モードが何より熱い。画面分割で最大4人までプレイ可能。様々なオプション設定ができて、ワイワイ楽しめる。
- 隠し要素である「お楽しみモード」が存在する。このモードはいわゆるチートモードであり、無敵になる・透明化する・敵が高速になる、などといった様々な設定を加えることが可能。これにより一味違ったプレイを楽しむことができる。
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**不満点
- 銃撃で受けるダメージが大きく、道中(防弾チョッキをひろって耐久をあげるしか)回復はできないため難易度は結構高い。敵も頭を撃てばほぼ一撃で死ぬが、こちらも同様である。
- ポーズメニューを開く時に時計を起動させる演出が入るため若干のタイムラグが生じてしまう。このため戦闘中やタイムアタック時はスタートボタンは封印安定になってしまう。
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**総評
家庭ゲーム機ではあまり受け入れられないFPSを広めたということで海外から認識されており、レア社の技術力が遺憾なく発揮されている名作。&br()
現在はプレミアがついているため入手は容易ではない。そのためバーチャルコンソールでの配信が期待されているが、レア社は権利関係などから難しいと回答している。
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**余談
- 北米ではFPS全体に影響を与えた作品の一つとして受け止められている。
- 直接の関係はないが、製作チームがシステム面で本作を継承したパーフェクトダークを製作している。
-- モーションセンサー爆弾は、パーフェクトダークシリーズでもセンサー爆弾として登場。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにも登場している。
- 『ムーンレイカー』からレーザー銃、『黄金銃を持つ男』から黄金銃など、ゴールデンアイ以外の作品からのネタも多数ある。
-- 『ゴールドフィンガー』のオッドジョップや『美しき獲物』のメイデーなどが登場しており、マルチプレイで使用できる。
//隠しで登場するのはこの二人じゃないだろ。
- 他にもエレクトロニック・アーツから『ゴールデンアイ・ダークエージェント』が出ているが、本作や映画とは関係ない。内容的には007スピンアウト作品という位置づけ。
- ニコニコ動画で2008年度下半期にブームとなったMAD動画「ゲッダン」は、本作のカセット半差しのバグ映像を集めた動画が元ネタ(厳密にはそれを基に制作された、ゲーム中のあらゆるオブジェがバグにより乱回転する様を模したダンスを踊る八頭身モナーの動画)。当ブームの到来時に本作の存在が別の意味で有名になった。
--これがあまりにも有名になりすぎたためか、海外でも特集され、BGMとして用いられたJ-POPの楽曲「promise(プロミス)」をリリースした広瀬香美本人にまでその存在が知られてしまったらしい。あな恐ろしやニコニコ動画……。
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