「第2次スーパーロボット大戦OG」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第2次スーパーロボット大戦OG - (2013/10/23 (水) 12:47:48) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

//説明もなしにいきなり記述を全戻しするのはやめれ。消したり戻したりしたいならコメントアウトで理由を書きなさい。 *第2次スーパーロボット大戦OG 【だいにじ すーぱーろぼっとたいせん おーじー】 |ジャンル|シミュレーションRPG|&amazon(B0053WOXYO)| |対応機種|プレイステーション3|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~| //|開発元|B.Bスタジオ|~| |発売日|2012年11月29日|~| |定価|8,379円&br()COMPLETE BD BOX((TVアニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』全26話収録のBD-BOX同梱。)):41,790円&br()LaLaBitMarket限定版((コトブキヤ製『量産型ゲシュペンストMk-II改(カチーナ機)』のプラモデル同梱。)):12,800円(全て税込)|~| |プレイ人数|1人|~| |レーティング|CERO:B(12才以上対象)|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[スーパーロボット大戦関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/287.html]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 -OGシリーズ第5弾でスパロボシリーズ初のPS3作品((HD作品自体はXbox360にて『XO』が本作より前に発売されている。))。『OG3』ではなく『第2次OG』なのは『OG1・2』のリメイクである『[[OGs>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/976.html]]』と『[[OG外伝>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1289.html]]』の流れを組み込んでいるため。 --そのためタイトルから『[[OG2>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/1497.html]]』と混同してしまうというややこしい事態も生み出している。なお、公式の略称には『OG2nd』というものが付けられている他、ネット上では『2OG』と言う略称が使われる事が多い。 -前作『OG外伝』にて参戦し前日談が語られた『[[スーパーロボット大戦MX>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/568.html]]』勢が本格的に参戦する他、『リアルロボットレジメント』『[[第2次スーパーロボット大戦α>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/895.html]]』『[[スーパーロボット大戦D]]』、連載誌の休刊により未完となった漫画作品『超機人 龍虎王伝奇((本作発売後、ムックにて連載が再開。))』『第2次スーパーロボット大戦α ロスト・チルドレン』の機体とキャラクターが参戦。~ 特に『ロスト・チルドレン』はわずか2話で終了となり、単行本も発売されていない知る人ぞ知る作品だったため参戦に驚いたファンは多かった。 --さらに、PV第4弾にて多数のファンが待望していた『スーパーロボット大戦EX』のストーリーが内包される事も明かされた。これにより、魔装機神シリーズとOGシリーズとの繋がりが明確になった。 ---ちなみに当然といえば当然だが、本作にISSは導入されていない。 --また、『OG2』のアニメ化作品である『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』、漫画版『OGクロニクル』からも各要素が取り入れられている((新キャラのアヅキ・サワやアッシュの素となった機体「エクスバイン」はアニメ版が初出。他にはフェアリオン搭乗時のラトゥーニのパイロットスーツやテツヤの軍帽、ソウルゲインの玄武金剛弾などが取り入れられている。『OGクロニクル』からはプレイヤー部隊の協力者としてルスラン・マカロフが登場している。ちなみに『OGクロニクル』からの逆輸入は『OGs』『OG外伝』にもあった。))。 --ちなみに、時系列は『[[Another Century's Episode:R>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1178.html]]』と『[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]』の後であり、会話でこれらの出来事が触れられている。 **特徴・新システム -2Dスパロボとしては初のHD作品であり、戦闘アニメでの機体グラフィックがHD化されもはやCGと言っても遜色のないレベルとなった。 --また、背景は3Dグラフィックとなっている。「機体は2Dで背景は3D」という組み合わせは実は『64』以来となる仕様。 -基本的なシステムは前作までと同様だが、バランス面は大幅に調整されている。 --「アタッカー」「SP回復」など前作までの鉄板技能が先天スキルとなり養成による取得が不可能となった他、専用の精神コマンドだけが用意されていた「ツイン精神コマンド」に通常の精神コマンドも含まれるようになった。キャラごとに使用できる精神コマンドもツイン含めて6つになっている。 --ユニット・武器の地形適応の査定がそれまでのシリーズに比べて厳しめになっている。空・陸のうち片方が適応Bというユニットが本作では多い。ゲシュペンストMk.II改など、飛べるからと言ってうっかり飛ばすと撃墜されやすくなる。 --機体の専用武器は前作までの個別改造から一括改造に変更。換装武器は従来通り個別式。 -ツインバトルシステムは合流が気力関係無しに出来る・出撃前に編成が可能となるなど、より小隊システムらしくなった。 --一方で、戦闘中でも気軽に解散・合流が出来るなど使い勝手はこれまでとほとんど変わらない。 -アビリティスロットシステム --機体・パイロットに各3スロット用意されており、同じアビリティを3つ貼り付ける事により、その効果を得られるようになるというもの。要は強化パーツやスキルの別枠といえる。ただし、同一の効果は重複しない。 --また、ツインユニットを組むとそれぞれが装備したアビリティが共有される。ちなみに、ツインユニットを組んだ際に3つになっていればアビリティが発動する(まず間違いなく一人に同じもの3つをセットするので意味はあまりないが)。 -マキシマムブレイク --気力140以上かつ特殊スキル「統率」を持っているキャラのみが使用可能。戦闘中に条件を満たすと選択でき、隣接したユニットと一斉攻撃((支援武器で一斉射撃→参加機体全てが攻撃、の流れ))することが可能。 --参加する際は「F」マークが入った武器を専用・換装問わず装備している必要がある。また、「統率」は先天スキルなので発動させられるキャラは限られている。さらに発動すると発動側のユニットの気力が10ダウンしてしまう。 ---使用条件が厳しい分威力は凄まじく、撤退ボスを撃墜するための切り札として多用されている。やり方次第では''合体攻撃を4発叩き込む''なんて事も可能。 -ゲームスタート時、過去作のダイジェストを見る事が可能。そのため前作をプレイしていなくても話が追える。 --また『[[第3次α>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/756.html]]』以来となるガイダンスシナリオも搭載しており、ダイジェストと合わせて本作でスパロボに初めて触れる人でも安心。 --無論本気で話を追うなら前作をプレイするのが一番なのだが。 -当然、トロフィーにも対応している。 --中には''アイビスが宇宙マップで撃墜「される」と手に入る「流星、夜を切り裂いて」''というネタ性の高い物も((しかもこのトロフィーは最初から条件が開示されている。))。ちなみに、宇宙ステージであろうと陸地マス上で撃墜されると取得できない(1ステージだけ、そういう場所がある)。 ---キャラ指定があるものの中には、キョウスケやカイのほか、作中で影が薄い扱いの''ラッセル''も条件に入っている。しかも、隠し武器の条件にすらなっている。 -本作にも用語説明や「EX-HARDモード」が搭載されている。 -難易度はノーマルだった場合は従来のスパロボに近い部類に入る。雑魚敵の耐久力は序盤は高めだが、強力なユニットが揃うにつれて容易に撃破できるようになり、味方が受けるダメージは小さく、状態異常になる事も多くない。((『第2次Z』の次元獣とはまさに対極的))終盤になるとさすがにボスクラスの敵からはそれなりのダメージは受けるが、それでも「それなり」である。((因みにイージーは今作では存在しない。)) --一方でEX-HARDモードは、従来作の「武器改造不可、パイロット養成に必要なPP2倍」どころか「機体・武器改造不可、パイロット養成不可」というまさにEX-HARDの名に恥じないものとなっており、SRポイント全取得を狙った場合の難易度は歴代スパロボでも最高クラスといえる(クリアだけならさほどでもないが)。 **評価点 -HDだけあって、戦闘アニメはもはや常軌を逸した完成度。演出もカメラワークも超ド派手で圧巻の一言。 --当然、アニメの再生時間も相応に長くなってはいるが、「基本は短く、必殺技は長く」なので冗長というわけではない。もちろんカット・早送りも可能。 --『D』では不評だったジェアン・シュヴァリアーやデア・ブランシュネージュ((『D』の後期主人公機。両方共「マンボウ」と揶揄されるデザインであり、戦闘アニメはあまり動かず「強化前のほうが良かった」と言われていた。))は機体の特徴を生かしたアニメーションが描かれ、多くのファンを魅了した。ちなみに、合体機構が謎とされていたフォルテギガスがどうなっているか判明した((合体攻撃ならぬ分離攻撃が新たに装備され、その際の演出から逆算できる))。 ---余談だが、ジェアン・シュヴァリアーの最強武器''クロー''アンカーバーストは攻撃の流れが某[[呆れるほどに有効な戦術>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/1046.html]]に酷似しているため、比較動画が作られたりなどのネタとして話題に上がることが多い。 --キャラ・機体のカットインも大幅進化しており、頻繁に挿入される上にぬるぬる動く。 ---ヴァイサーガの「奥義・光刃閃」に至っては3頭身グラより8頭身カットインの方が多い。ファービュラリスの最強武器コンゲラティオーのトドメ演出は必見。ロイヤルハートブレイカーやくるみ割り人形も''別の意味で''必見。 --また、インターミッション会話の一部にも、機体移動中アニメ等が挟まれている。 -バランスの見直しや戦闘時のロードが非常に速くなった事により、プレイテンポが向上している。 -恒例のサプライズ要素 --『[[第4次>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/677.html]]』『[[F/F完結編>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/294.html]]』の敵勢力だった「ゲスト」勢が事前告知無しで満を持して登場。 ---『OG2』で『[[第3次>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/1376.html]]』の面々が参戦していた(+アニメ『ディバイン・ウォーズ』でゼゼーナンらしき人物が出ていた)為、外伝である前作を例外と考え順当に予想していた人も多かったが。 --また、同作における「ティターンズ」に該当する体制側の敵対組織も「ガイアセイバーズ」という名前で参戦している。 ---出典は『[[スーパーヒーロー作戦>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/51.html]]』からであり、間接的ではあるが同作の要素も反映されている。((ちなみに会話で「ヒーロー戦記最大の作戦」という小ネタがある。)) --『第3次α』からトウマやミナキ、雷鳳も本格参戦。同作の一部展開が前倒しされることとなった他、『第3次α』では名前のみの登場だった雷鳳の開発者カオル・トオミネ博士も姿が明かされた。また、雷凰の原型となるDGG3号機「ジンライ」が今作でお目見え。その強烈なインパクトは『第3次α』のファンはもとより原作を知らぬプレイヤーをも大いに沸かせた。 --さらに知る人ぞ知るロボ「エターナルバンチョー((ファミ通攻略記事用にスタッフが書き下ろしたオリジナルロボ。『OG外伝』のシャッフルバトラーにもこっそり参戦している。))」が「Gバンカラン」と名を変えて参戦。パイロットのミチルは『ムゲフロEX』の特典ドラマCDにてチラリと存在が触れられているため、実に数年越しの伏線解消となった。 --外伝の時点でストーリーを消化し切った上に時流エンジンが解体されることが決定した『R』のエクサランスだが、ある意味''真の姿''となって参戦することになった。スペックも前線向きではないが悪いわけでもない。 -BGMも質・量と共に非常に好評。味方パイロット一人一人に専用の曲がある状態で(中には一人につき複数ある場合も)戦闘BGMの総数が非常に多い。 --新規ではイングの後期BGM「LOST CHILDREN」や追加されたグラキエースのBGM「Destine」が特に人気が高い。厳密には新規ではないが、本作で一躍脚光を浴びたアリエイルのBGM「フリッケライ・ガイスト」も人気が高い。 --『D』のBGMは携帯機から据え置き機に移植されるにあたってアレンジされたが、もともと評価の高かった原曲の雰囲気を残しつつより魅力を引き立てるアレンジがなされており非常に高評価。 --マップBGMも過去作に使われたものを存分に使っている。今作の舞台となるEX、第四次、F、MXのものは勿論、それ以外のものも使われている。初代スパロボの曲も使われており、知る人にとってはサプライズであろう。『第3次』の宇宙マップBGM、旧シリーズのタイトルBGM「時を超えて」がアレンジされて使用されるなど古参ファンを意識した要素も強い。 --DC版『α』以来のボーカル入り曲として「VICTORY」「SKILL」などを収録し、終盤のあるマップでBGMとして流れる。その代わりオーケストラアレンジは未収録となった。前作までにオーケストラアレンジが収録された曲についても一部を除きボーカル入り曲が追加されており、ゲームクリア後に選択可能となる。こちらはオーケストラアレンジも引き続き収録されている。 --続投組と『MX』組は前作および原曲が流用されている。アレンジを期待したプレイヤーからするとやや寂しいが、現在でも十分通用するクオリティのBGMだったともいえる。PS3なだけあって音質も大変良い。 -キャラクターたちの掛け合いも全体的に好評。 --テュッティにより紅茶に砂糖を何杯も入れられて唖然とするユウキとその紅茶を平然と飲み干すアイビス、影が薄いもの同士仲良くなるラッセルとゲンナジー、ファン待望の分の悪い賭け対決を中断メッセージで披露してくれたキョウスケとジョッシュ、明らかに『ムゲフロ』のアシェンの事を言っているアルフィミィ、トウマのコーチとして指導するアクセルなど。 -設定上アルトアイゼンの部品を流用しているフリッケライ・ガイストにはアルトアイゼン・リーゼとの合体技「E.D.N.」が用意されているなど、設定面でのクロスも多数。 --ちなみにこの「E.D.N.」、ヴァイスリッターとの合体攻撃である「ランページ・ゴースト」よりも高威力((一応補完しておくと、数値上はE.D.N.が上だが、キョウスケとエクセレンでツインを組めば信頼補正が掛かる関係上ランページの方が最終ダメージは上回る。))・低燃費で非常に使い勝手が良く「''E(エクセレン).D(旦那).N(寝取られた).''」「''浮気ウルフ''」などとネタにされている。 -ライブラリのキャラ・メカ辞典が種類順とあいうえお順に選択可能になった。 -原作を補完する形で展開されるストーリーも、それぞれの原作ファンから非常に好評。 --今作ではアニメ「ジ・インスペクター」の脚本を担当し好評を博した八房龍之助氏と竹田裕一郎氏がライターとして参加。同アニメと同等以上のクオリティを発揮し、プレイヤーを唸らせた。 --『D』のリムはなぜ二重人格になったのか、メリオルエッセ誕生の経緯の詳細などが主な追加ポイント。『D』本編ではすぐに解決してしまう「地球消失」も、本作では中盤の展開に大きく影響を及ぼしている。 --『MX』は空気と言われていた主人公ヒューゴが大きく名誉挽回され、原作では幻のままで終わった「MODEL-X」が登場するなど、原作で描写が足りなかった部分を徹底的に補っている。 --『第2次α』では仲間フラグが立っていながらも非業の死を遂げることとなった「ククル」も、本作で晴れて自軍に参戦。短い参入期間ながらその能力は高く、多くのプレイヤーの溜飲を下げた。 -『OG外伝』、『魔装機神II』と不遇極まる性能だったシュウとグランゾンが名誉挽回を果たし強ユニットに調整された。EXハードではまさに切り札。 -ハードルートを通った場合のラスボスもある意味で予想外となっている。予想通りでもあるが。 **問題点・賛否両論点 -全63話だがテキスト総量は『OGs』の「OG2」(全50話)より少し多い程度。そのため全体的に会話が圧縮気味。前述した通り質こそいいものの、交流シーンも控えめ。 --一方で、連邦上層部の政治的駆け引きが描かれるシーンが多い。 --マサキ、イング、ジョッシュ、ヒューゴといった主人公格は再現シナリオなどでは目立つが、全体的に見れば上官キャラであるカイやレーツェルなどの方がむしろ目立つ。 --また、テキストを原典からそのまま使いまわしている箇所が存在する。 ---ラ・ギアス編の序盤にて顕著。ただし、中盤以降や原作ではどう考えても不自然だったシーンなどは大幅に書き換えられており、魔装機神IIへの布石なども張られていたりと、全てが流用となっているわけではない。 --また、『EX』のシュウ編が未収録のため、事情を知らないプレイヤーにとっては一部の展開が唐突に感じられることも((シュウがヴォルクルスの支配を脱したと明かされるのもED時になっている))。 ---ただし、これに関しては発売前の時点で収録されない事がアナウンスされていた。また、ボイスは既に収録されており、寺田Pは「何らかの形で収録したい」と意欲を見せていた。そして『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』として単独ゲーム化されることが発表された。 --戦闘台詞が充実している一方、戦闘前会話は終盤になるほど減少し、ラスボスクラスともなると因縁のあるキャラにしか戦闘前会話がなくなる。さらに真のラスボスに至っては誰も会話がない。 --エンディングも短めで、終盤で強力な攻撃に晒されたコロニーや月の安否はキャラも含め一切触れられない。また、前作までと異なり次回作への伏線と思しきものも少ない。 //かなーりでっかい伏線があると思うんだけれど… //ちゃんと具体例を提示するように。「あると思う」なんて曖昧な根拠は困る。 //攻略wikiに伏線を纏めたページが作られてるから見てくれば。「見たけど俺は伏線とは思えないから」なんてのは無しで。 //どの攻略wikiのことを言っているのかわからん上に、エンディング見直してみても、「エンディングで張られた」伏線はほぼ皆無と判断できるが。 //そもそも『伏線らしきものが少ない』と書いてるのであって『エンディングに伏線が少ない』とはどこにも書いていない。そして『伏線が少ないか』と言われれば答えはNO、大小問わず多数の伏線が存在する。その伏線が分からないなら攻略wikiを見て調べればいい。どの攻略wikiが分からないなら目の前のPCを使って調べればいい。ググり方くらい知ってるでしょ。そして編集合戦になるとろくな事にならないから細かな記述に目くじら立ててCOでねちねち言い合うのはやめなさい。このサイトの住人ならそれくらい知ってるでしょ。ここで言い合うのなら掲示板に行きなさい。 //文体から見てエンディングについて書かれているのは一目瞭然のはずだが…。 -「ヒュッケバイン」系列の機体が諸事情によって一部を除いて使えなくなってしまう。詳しくは下記参照。 #region(ヒュッケバインについて(ネタバレあり)) -中盤のイベントにてコード"エビル"ことガリルナガンにより事前情報で参戦が確定されていたエクスバイン・アッシュと量産型Mk-IIを除いたヒュッケバインシリーズが跡形もなく破壊され使用不可能となってしまう。なお、一言しか触れられないので見落としがちだが、実はMk.IIの3号機も無事な模様(3号機とつくヒュッケバインはMk.IIしかなく、作中でも2機しか破壊されてない)。~ -当然、復活イベントも何も無しでついにゲームからもバニシング((ゲーム内では、事故を起こし「バニシング(消失)・トルーパー」と呼ばれている機体だった。))を迎えてしまう事態となってしまった。 --いわゆる「ヒュッケバイン問題((2006年頃からOGシリーズの各メディア展開(ゲームは除く)にてヒュッケバインが全く出なくなってしまったという出来事。詳しくは各自検索。))」の影響がある事は明白であり、アニメなどはダメでもゲームならOKだと思っていたスパロボファンを絶望のどん底に叩き落とした。 ---Mk-II、Mk-IIIのBGM「VANISHING TROOPER」「ACE ATTACKER」がある事や各ヒュッケバインの没データ(一部新規と思われる戦闘アニメもデータ内に存在する)がある事から元々は普通に使えたのだが、急遽使えなくなった事も推測出来る。 --また、このイベントにより「今アーカイブスで配信されているヒュッケバインが出てるスパロボシリーズもそのうち配信停止になってしまうのでは」という懸念すらも抱かせてしまう事となってしまった。 --一番割を食ったのはAMガンナー。相方であるMk-IIIがいなくなってしまった=ヒュッケバイン・ガンナーになれないために存在意義がほぼ消失。アニメOGINではエクスバインと合体できた((ちなみに設定上はR-1やR-GUNとも合体可能で、コミック作品などで使用されたことはある。))が、そのエクスバインはアッシュに改造され、合体機能が消滅。単機での性能は2軍水準なのに、イベントでデフォパイロットのリオが強制乗換えさせられる。 -ちなみにこれにより、ガリルナガンとパイロットであるアーマラには「''創通からの使者''」というあだ名が付けられている。 --創通はスパロボがアニメ化される際に付いた広告代理店であり、ガンダムシリーズとの関わりも深く、ガンダムと似通ったデザインであるヒュッケバインに難色を示しているのではという説が存在するため。ただし'''あくまで噂であり、創通が行動したという根拠は存在しないことに注意'''。 -イング関連の機体イベントは上記のイベントがあってこそ燃えるものではあるのだが、反面リョウトはヒュッケバインのパイロットポジションをイングに奪われてしまった形になり、アーマリオンで頑張るしかないという2次被害も。 --一応、アーマリオンはそれが考慮されてなのか前作よりかなり強化されている上に、強制出撃時を除けば、余った汎用機(グルンガスト参式など)に乗り換える事で十分活躍可能。ただし、グルンガスト参式にはあるシナリオでフリーズバグがあるので注意が必要。 #endregion -本作は飛行可能な機体の大半が地形対応空Bになってしまっている。ただしこれ自体はバランス調整の一環であり、そこまでの問題点ではない。 --問題なのはツインバードの片割れであり、百舌の名を冠した機体であるビルドビルガー。これがまさかの空Bなのである。 --兄弟機であるビルトファルケンとの高機動連携が開発コンセプトであり、戦闘アニメでも飛びまくっているのに空B・・・というのはプレイヤーから盛大に突っ込まれ、''「宇宙スペースNo.1(笑)の悲劇再び」''と言われた。 -本作での地上シナリオでは海マップが多い。これもまたバランス調整の一環なのだが、強化パーツ着脱や部隊編成に時間を取られやすいという問題が発生している。そろそろ強化パーツやツインユニットのセッティングシートが欲しいところ。 -ライブラリが少し寂しくなった。 --前作までにあったムービーの閲覧やシナリオチャートでのあらすじ閲覧が無くなっている。 --キャラクターやメカ辞典の記述も2ページ以上にわたっている物がある一方、1~3行のみしかない事も多く差が極端。クリアしても記述が増える事はない。 -前作で賛否両論だった「パイロットスーツのカットイン」がそのまま。 --OGシリーズの方針として決まってしまっているのかもしれないが、今でも「昔の私服に戻して欲しい」という声は根強い。 **バグ -40話で特定のユニットを空席にしておかないと龍虎王変形時にユニットが消失しGAMEOVERになるバグがある((合体後最初の戦闘でアニメをONにしなければ発生しない))。龍虎王/虎龍王で戦闘することが隠し武器の取得フラグに関わっているため、引っかかるプレイヤーが続出した。そうでなくても、任意の組み合わせで搭乗できる参式の一方を空席にするというプレイヤー自体が珍しい。パッチによる修正対策などは行われていない。 **総評 -ストーリー、アニメーション、BGMと、大事な部分は全て抑えられている良作。特にD、MX関連は原作以上に作りこまれており、多くのファンに勧められるような出来になっている。~ 難易度面のバランスやテンポも良くシステム面も正統進化した作品と言える。~ 前作のダイジェストや用語説明も入っているのでOGシリーズ未経験のプレイヤーも安心して入り込む事ができる。 **余談 -今作のサントラには新規BGMとMX組のBGM(とジ・インスペクターのサントラに未収録だった「Shouting Black」)が収録されている。 --ただし「情熱のプリンセス」だけは未収録となっている。この曲は『魔装機神II』で初登場のBGMであり、延期により『魔装機神II』との発売順が入れ替わったために、後から追加したBGMという可能性もある。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/4225.html]]に移転しました。''

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: