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*遊☆戯☆王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨 【ゆうぎおう でゅえるもんすたーずすりー とらいほーりーごっどあどばんと】 |ジャンル|カードゲーム|&amazon(B00005QDKJ)| |対応機種|ゲームボーイカラー(専用)|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|コナミコンピュータエンタテイメントジャパン|~| |発売日|2000年7月13日|~| |定価|4,500円|~| |ポイント|ついにルールがOCG化&br()さらなるバランス改善&br()パーツで強力なモンスターを作り出す。|~| |>|>|CENTER:''[[遊☆戯☆王 関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/768.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- *概要 ゲームボーイ『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』シリーズ第3弾。~ ストーリーや登場キャラクターは王国編までだが、隠しキャラとして原作よりも先行登場したキャラクターがいる。~ 前作からのカードも引き継ぎ全800種類のカードが扱えるようになった。~ ルールがオフィシャルカードゲーム(OCG)に近くなった。~ ---- *新要素 **いけにえ -モンスターにレベルが設定されており、レベルが高いとフィールド上をデッキに入れることができない。 -また、キャパシティも設定されており、レベルが高くても高コストのカードばかりデッキに入れることができない。 **罠カード -相手の行動によって発動するカード。次の自分のターンまでセットする事ができる。 -ブラフや相手モンスターの除去にも効果を発揮し、コストも低いので重宝する。 **コンストラクション -パーツを組み合わせてモンスターを作るモード --完成したモンスターはデッキに入れる。 **召喚魔族の追加'' -神魔族が追加。どの魔族とも優劣関係がない。 --コストはすべて255。 ''パスワード'' -OCGで入手したカードに記載されているパスワードを入力する事でゲーム内でも使用可能になった。 --この機能は次回作以降も引き継がれている。 ---- *基本ルール -よりOCGに近くなったので前作から変更された部分が多い。 -今作は魔法カードを1ターンに可能な限り使用することができるになった(罠カードも同様)。 --何枚使おうと次のターンに手札のカードを必ず5枚補充する。 ---- *評価点 ''前作からの改善点'' -戦闘シーンがさらに前作より早くなった。 -《火炎地獄》のダメージ量が大幅に減った(5000→1000)。 --…が、手札が必ず5枚補充されるので《火炎地獄》39枚のデッキで組むと魔法カードを使用しないCPU戦は楽勝。 --しかし、キャパシティとデュエリストレベルの関係上、大量に所持していても使用できない場合があり、 --当の《火炎地獄》のコストも255でデッキに大量に積むにはキャパシティも必要になる。 ---何よりレベル255、キャパシティ9999まで上げるのはやり込みの領域であり、この時点に達しているプレイヤーはほとんどやる事がないだろう。 --また、対人対戦では《治療の神ディアンケト》1枚でカバーされたり、モンスターを並べる事ができないので《巨大化》のダイレクトアタックでKOされてしまう危険性も高い。 --前作ほどの驚異ではなくなった。 -勝利数で貰えるボーナスカードが10~30までになった。 --前作では100勝目で強力なカードを貰えたが今回はそれを廃止、上記の勝利数で報酬がループされるようになった。 -相性の追加により、単純な殴り合いから脱却。 -デッキキャパシティの追加によって対戦でレギュレーションが設定できる様になった。 --キャパシティの制限を設けており、お互い同じ条件で対戦できる。 --キャパシティの数値が低い場合、高コストのカードばかり入れる事ができず、対人対戦においてバランス調整されている。 ''カードの増加'' -属性や種族のバリエーションも増えた。 ---- *問題点・賛否両論点 ''通信対戦がアンティルール'' -対戦に勝つと、相手のかばんからカードを一枚奪い取るという&color(red){ジャイアンシステム}。 --カスカードなら痛手は少ないが、貴重なカードを取られたら喧嘩が起きるだろう。 ''D-トランスで貰えるカードが弱い'' -《クリボー》《ワイト》《ゾーンイーター》という攻撃力300以下の誰得カードばかりである。 --一応、《クリボー》は次回作で増殖とコンボできるのでまだマシだが・・・。 ''デュエリストレベル、キャパシティを上げるのに時間がかかる'' -通信を介さずCPU相手オンリーならすべてのカードを使用可能にするまで最低でも550勝以上しなければならない。 -結局、強力なカードを使用するまでにゲームに飽きてしまう人も多かった。 --CPUに勝利すればデッキキャパシティは3増える。 -またデュエリストレベルが255でもキャパシティは9999になるまで増え続ける。 #region(close,デュエリストレベル255) &image(resu.jpg,http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=2083&file=resu.jpg) -デュエリストレベルが最大になってもキャパシティ9999まではまだまだ遠い。 #endregion ''貰えるカードに差がある'' -対戦相手から10、20、30戦毎にボーナスとしてカードが貰えるのだが、それに格差がある。 --海馬から貰える《青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)》が強力なので結局彼と対戦しがち。 --特に入手できるカードも勝利ボーナスで貰えるカードも微妙な本田やモクバなどと戦い続ける価値があまりない。 ---ちなみに遊戯や城之内は序盤の対戦相手にも関わらず強力なモンスターを比較的入手しやすい。 ''CPUが相変わらず一方的'' -前作同様、魔法カードは一切使用しない。 -CPUのデッキが一定でない。&color(red){本田が稀にブルーアイズを使用したり}するほどのハチャメチャぶり。 --とは言っても、ほとんどキャラの強さに見合ったモンスターを使用するのでこういう事は本当に稀である。 ''儀式は一回のみ'' -手に入る回数が少ない上に&color(red){使用したらデッキから儀式カードは消えてしまう。} --実際にデッキに入れて使うプレイヤーは皆無であった。 ''黒魔族が優遇気味'' -弱点の幻想魔族は数が少ない上に強力なモンスターが皆無。 -しかも黒魔族は強力なブルーアイズも倒せるので場に出しておけば大体安心できる。 ''《巨大化》の一撃必殺'' -どんなモンスターも一気に二段階パワーアップする《巨大化》が強すぎる。 -強力なモンスターに使用すれば楽に1ターンキルも可能。 --しかし、《巨大化》のレベルは255なので序盤は使うことができない。 ''入手不可のカードが多い'' -新機能のパスワードを使わせるためなのか、はたまた遊戯王OCGを売るためなのか、本作の発売日に近かった遊戯王OCGのブースターに入っているカードは、エクゾディアのパーツのような重要なカードから、どうしようもないカスカードまで、ゲーム中では入手不可である(具体的に言えば、Vol.3、Vol.4、ブースター3のカード)。 -儀式カードもゲーム中で入手不可のカードが多く、《究極竜の儀式》に至っては攻略本に「Vジャンプの情報を待とう!」と書かれている始末である。 --儀式カード自体はパスワードで入手する事ができるが、一部の儀式モンスターはトレードやパスワードでも入手できない。 --《青眼の究極竜》や《ゲート・ガーディアン》などが上記に該当するが、CPUは儀式もせずに使用してくる。 ---- *余談・その他 ''隠しキャラの出現'' -双六が低確率で出現し、プレイヤーにカードをプレゼントしてくれる。 --彼に関しては、「出るソフトと出ないソフトがあり、出るソフトでもかなりの低確率」と攻略本で仕様のように書いてあった。 -ペガサスを倒したあとで戦える闇デュエリスト達は低確率で変更される。 --闇デュエリストに関しては、攻略本によると1/256の確率で変更されるらしい。 --双六同様いきなり変わったりすることも。 --当時としてはまだアニメに出てなく、[[封印>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/547.html]]に出てたイシズともデュエル可能だった。 --いずれも次回作からはパスワードで使用したり、変更することができるようになった。 ''特典カード'' -今回からOCGのカードが特典として付属。10種類中3枚封入。 -中でも《究極完全態・グレートモス》《ホーリー・ナイト・ドラゴン》はレアリティが高い。 --当時、カードショップやリサイクルホビーショップなどで1~2万円台で取引されていた。 -他にも《死のデッキ破壊ウィルス》や《ハーピィの羽箒》などの当時や今でも強力なカードが収録されていた。 --特に《ハーピィの羽箒》はデッキの必須カードでもあり、制限カード行きも早かった。 --《死のデッキ破壊ウィルス》は当時はそこまで猛威を奮ってはいなかったが、OCGの戦況が変わるに連れて真価を発揮し始める。 ---両カードともに現在(2013年3月制限リストのもの)は禁止カードとなっている。 -以上の点で、カード目当てで何個も買う人も多かった。 ''色違いモンスター'' -本作で追加されたカードは、前作に登場したモンスターの色違いが非常に多い。 --例:《クリボー》→《屋根裏の物の怪》、《二つの口を持つ闇の支配者》→《双頭の雷龍》など。 -本作発売の数ヵ月後に、PSにて全モンスターをポリゴンで再現した[[封印されし記憶>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/547.html]]が発売されているため、ポリゴンモデルを作る手間を減らすために、このようなモンスターが登場したと推測されている。 -事実、遊戯王OCGにおける色違いモンスターは本作にて初登場したモンスターしか存在しない。 ''大会'' -本作は東京ドームで大会が行われた。予選参加者及び予選を通過する事にプロモカードが貰えた。 --上位入賞者だけが貰える限定のカードは数枚しか存在しないので非常に高価である。 ---後にレプリカとしてパックに収録し通常販売された。 -来場客があまりにも殺到したため、来場者限定パックの販売が中止されるという異例の事態となった。 -その後、週刊少年ジャンプの方で来場者を証明するもの(当日のパンフレットやチラシなど)を送付する事で、 -来場者限定でパックの通信販売が行われた。 --[[当時のニュース>http://www.itmedia.co.jp/games/news/9908/27/news04.html]]にも取り上げられた。 ---- *総評 前作より全てにおいてパワーアップした点は評価。~ ついにルールOCG~ カード収集やデュエルの単純作業感は否めず。良作と言い切るには難しい。~ 結局、特典カード目当てで買う人が多かった。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/4355.html]]に移転しました。''

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