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エストポリス伝記II - (2009/11/20 (金) 13:21:55) の最新版との変更点

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**エストポリス伝記II 【えすとぽりすでんきつー】 |ジャンル|RPG| |対応機種|スーパファミコン| |開発元|ネバーランドカンパニー| |販売元|タイトー| |発売日|1995年2月24日| *概要 -エストポリス伝記シリーズの2作目。前作の100年前の話である。 *特徴 -戦闘 --フィールドではランダムエンカウント、ダンジョンではシンボルエンカウント。エンカウントの頻度がひどかったという前作の反省を生かして、本作のエンカウント率は抑え目になっている。 --フロントビューだが画面手前にこちらのパーティーもドット絵で表示されており、パターンはあまりないが動く。 --MPとは別にIPゲージという格闘ゲームの気力ゲージのようなものがあり、ダメージを受けると蓄積し、消費して装備品ごとに設定された特殊な効果を持つ技を発動可能。 --十字キーの左を押しながら決定ボタンで魔法、上+決定ボタンでアイテム、右+決定ボタンで防御、下+決定ボタンでIP技、ニュートラルに決定ボタンで通常攻撃。演出は飛ばせないがテンポはよい。 -カプセルモンスター --各地に封印? されている特殊なモンスターに話しかけると仲間に出来、一緒に戦ってくれるというものだが若干不満も。詳しくは問題点で。 -ダンジョン --特徴はなんといってもアローやフックを使ったアクションとそれらが必須の仕掛けであろう。 ---アローを使って届かないところのスイッチを押す、柱にフックを引っ掛けて溝を越える、ボムを受けるごとに変わるパネルの色をそろえるなど。もちろん単純なものばかりではなく、それなりに頭を使わないと突破できない仕掛けが数多くある。 ---特に難しいものは挑戦が任意であり、解ければ強いアイテム入手と、詰まってしまわないように配慮されている。 ---ついでにアクションを敵シンボルに当てることで一時的に動きを止めることができる。 --ボス戦前にはほぼ確実にセーブポイント。セットで回復の魔方陣もあるところが多い。親切すぎるとの意見もある。 -ストーリー同様好みの入る部分ではあるが、サウンドの評価は概ね高い --サントラにプレミアがつく。後にアレンジやGBで出た続編の楽曲も収録した新盤が発売された。 --特に通常ボス戦及び四狂神戦の曲の評判がいい。 --スパロボkにクロノともども一部の曲を盗用された(バンナムも盗作を認め謝罪)。残念な事件ではあったが無断使用された曲「地上を救うもの」のクオリティーの高さを物語っているといえるかもしれない。 -おまけダンジョン「いにしえの洞窟」  --ストーリーをある程度進めるといけるようになる。持ち込めるのはいくつかのポーション(HP回復アイテム)と青宝箱に入っていたアイテムだけ。ちなみに「ガデスのつるぎ」を除いた青宝品はこのダンジョンから持ち帰るしかない。カプセルモンスターも含めたパーティ全員のレベルが1になる(出れば戻る)。入るたびに形、敵、宝箱の配置と中身が変わる。階数は100階。アクションは草排除の剣振りのみ可。 ---不思議のダンジョンとは別物。満腹度などはない。戦闘が本編と同じコマンド入力式。 --20階を過ぎたあたりから青空箱に化けた「ブルーミミック」が出現するようになる。本物との判別は難しく、強さもその階層ではトップクラス。 --魔法まで忘れさせられ宝箱からの習得になる上、MP回復手段が限られており、やや魔術師に不利か(もっともこのゲームに魔法しかできませんというキャラはいないが)。 --深く潜るのにしたがって本編では出番のなかった難敵が出現するようになる。膨大なHP、8回連続攻撃、超威力全体攻撃×2などなど。深部ではなるべく戦闘を避けるのがセオリー。 --本編だけではやや物足りないやりこみ要素を補って余りあるとの評判。これ単体でゲームになるとも。 ---実際に携帯アプリでいにしえの洞窟を切り取ったものが配信される。 -誤って売りたくないものを売却してしまっても、中盤以降に現れる特殊な店で買い戻せる。 -カジノある。パチスロ、ブラックジャック、スタッドポーカーで遊べる。 -ストーリーはモンスター退治を生業としていた主人公がふとした切欠から謎の女性に出会い、彼女の言葉に導かれて旅に出、あちこちで問題に首を突っ込むうちに世界の存亡云々あなたは選ばれたうんにゃらかんにゃらというよくある話である。 --主人公とヒロインが中盤で早々に結婚し、子供まで生まれてしまうのは斬新だったかもしれない。 --絶賛というほどではないにしろ、大体好意的な評価を得ている。 -もういちど、おまけ --一回クリアでもういちど出現。もういちどは戦闘で得られる経験値と金が4倍になる。二回クリアでおまけ出現。自由にパーティーを組んでいにしえの洞窟に挑戦できる。本編ではどうやってもいにしえの洞窟では使えなかったティアも連れて行ける。 *問題点 -個性的な仲間キャラクターが主人公含め7人登場するが、本編ではパーティメンバーが場面ごとに固定であり、編成の楽しみがない。(カプセルモンスターは除く) --離脱する際にアイテムを装備したまま。復帰しないキャラに装備させておいたものは回収不可能。 --スタメンが必死で戦ってるのに控えメンバーは何をしているんだというRPGのご都合主義を避けたという捉えかたもできなくはないが・・・ 一応離脱するのにはちゃんとした理由がある。好きな男が別の仲間の女性を愛してしまったと知り、一緒にいるのが辛くなった。捨て身の敵の策略から仲間を逃がすため。環境への影響を顧みずに研究に没頭していた科学者が過ちに気付かされ、自然と共存した技術開発を行うためなど。 -ラスボスが弱い。 --というかラストダンジョン突入直前に手に入る主人公専用武器の特殊技(自身にHPMP完全回復+全能力大幅アップ+ステータス異常予防)が強すぎ。そしてその特殊技の発動に必要なゲージはラストダンジョンでは戦闘開始前にマックスになる。 --多彩かつ強力な魔法、こちらの攻撃を反射する技、複数の状態異常を一度にかける全体攻撃などまともに戦えばかなりの強敵だったのだろうが。 -隠し要素にエッグドラゴンとドラゴンエッグなるおまけがあるのだが、これの周りに少々問題が。 --各地の宝箱に散らばる「ドラゴンエッグ」を八つ揃えてエッグドラゴンに会うとご褒美(能力や特定の属性の魔法を強化する装備品、カプセルモンスターの餌、ドラクエで言うところのたねのセット)をくれる。 ---どうみてもドラゴンボールです本当にありがとうございました。 --一度何かをもらうと再びドラゴンエッグが各地の宝箱に戻る。もう一度集めてもっていけばまた任意の宝をもらえ、それを何回か繰り返すとエッグドラゴンと戦えるようになり、勝てば強力な武器が手に入る。 ---この際最初エッグが入っていた宝箱だけでなく、今まで主人公があけたことがある全ての宝箱からランダムで再配置先が決められる。・・・のだが、シナリオの都合でもう入れなくなったダンジョンの宝箱が選ばれてしまうことがあり、運悪くそれに入れば詰んでしまう。 ---エッグドラゴンのHPは65000以上と非常に高いのだが、その高HPが仇になった。アイテムを使うなりしてエッグドラゴンのHPを回復させてオーバーフローを起こしてしまえば極めて簡単に勝利できてしまう。早い話が聖剣3のブラックラビと同じ問題を抱えていた。 -カプセルモンスターがあまり役に立たない。 --まずカプセルモンスターには指示が出せない。強力な攻撃或いは回復技を使ってくれるかは運次第。 --基本的に回復・補助の対象として選べない。彼らを支援するには一部の装備品固有の味方全体に効果があるIP技(被ダメージで溜まるゲージを使用)を使わなければならない。 ---では基本能力が高いのかといえば別にそれほどでもない。しかもステータスのGUTの低いカプセルモンスターはHPが減ると勝手に逃げる。倒されるか逃げてしまった戦闘ではカプセルモンスターに経験値が入らない。 --色々な属性のモンスターがいるため、相手によってモンスターを変えて弱点を突けるのだが、この作品の属性は○○が○○に一方的に強いというものではなく、相互に大きなダメージが出るようになるため、大抵カプモンが殴り負け、プレイヤーが使用条件の厳しい補助技で助けてやる前に力尽きるか逃走してしまう。特にボス戦ではこの傾向が顕著である。倒されても戦闘ごとに完全復活して戦ってくれるというメリットもあるのだが。 -前作のオープニングが極めて珍しい意匠のもので、2の最終決戦=1のプロローグという、なんというかネタバレってレベルじゃねーぞ。 -CMがあったがマキシム(主人公)とセレナ(ヒロイン)が名前を呼び合いながらも引き裂かれていくというもので、有り体に言って意味不。宣伝効果はあまりなかったと思われる。
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