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シルエットミラージュ - (2010/08/06 (金) 22:14:49) の最新版との変更点
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*シルエットミラージュ
【しるえっとみらーじゅ】
|ジャンル|アクション|&image(smimgf.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000069RVV/ksgmatome-22/ref=nosim,width=160)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=218&file=smimgf.jpg]][[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=218&file=smimgb.jpg]]|
|対応機種|セガサターン|~|
|発売・開発元|トレジャー|~|
|販売元|エンターテインメント・ソフトウェア・パブリッシング(ESP)|~|
|発売日|1997年9月11日|~|
|定価|5800円|~|
**ストーリー
別れの日……全ての人類がシルエットとミラージュ二つの属性種族に分類された。人々は嘆き悲しむ間も無く、荒廃した世界でシルエットとミラージュいずれかの属性が活性化した体で生きていく事を余儀なくされた。それからどれほどの月日が流れただろう。とある遺跡の内部でシルエットとミラージュ、本来相反する二つの属性を同時に体に取り入れた人工少女『シャイナ』が目を覚ました。彼女の内蔵プログラムが行動目的を尋ねる。「世界を元に戻す為にエドへ行く事でーす。でも行き方なんて知りませぇん」
**概要
-2Dアクション。任意スクロール式ではあるが展開は一方向ではなく全方位スクロール。
--自機及び敵にはライフと精神力が設定されており、ライフが無くなればミス、精神力が減少すると攻撃力(単純な威力や攻撃パターン、攻撃範囲)が減少する。
--自機にはパラサイトという生物を最大三つまで装備する事ができ、敵を倒すか殴るかして手に入れた資金でそれらを購入・装着できる。パラサイトは自機の精神力が0になると消滅して、自機の精神力を完全回復する特性がある。
---そのため、質の悪いパラサイトをあえて入れておき、精神力がダウンした際パラサイトを消費して回復する方法もある。
-敵及び攻撃には3種類の属性があり、シルエットとミラージュの場合は同属性だと攻撃力ダウン、異属性だとダメージ、無属性の場合は同属性以外を無効化(押し出す事は可能)し同属性でダメージを受ける。
--主人公は左右で異なる属性を持ち、これによりシルエットとミラージュに同族性攻撃と異属性攻撃が、無属性は攻撃を反射して倒す事が可能。
**長所
-コミカルで魅力溢れる様々なキャラクター群と、裏に広がる世界崩壊・救済・救済阻止と言う嫌に重いバックストーリー。
--本作のキャラクター達は聖書の登場人物から名前を引用されており、それを考慮するとキャラクターが軽いノリで会話をしていくも妙に薄暗い展開に突入していくのも納得が行く。
-ショット・ジャンプ・ダッシュ以外にも投げ・同属性攻撃を反射するリフレクター(バリア)・属性チェンジ・ボム・突進等多彩なアクション。
--これらが非常に単純な操作ででき、更に一つ一つの動作が非常に早いので展開そのものの速さに繋がっている。
--距離を取ることで攻撃を容易に回避できる相手に対しては異属性攻撃で速攻をかける・回避が難しい遠距離攻撃を行う敵に対しては同属性を維持し、リフレクターによる反射と同属性ショットで精神力にダメージを与え、厄介な攻撃手段を削ったところで異属性攻撃で倒す・敵を掴んで投げ飛ばすことで位置取りを優位にする(本作での自機の属性は、自機が画面の左右のどちらを向いているかで決定されるため位置取りは非常に重要)等、攻略には属性の要素を意識した独自の戦略が求められる。
--また、リフレクターは同属性攻撃しか反射できないという弱点があるが、反射することで変換されるノーマル属性は体力と精神力の両方にダメージを与えるという特性を持つため、場面によっては通常ショットよりも強力な攻撃手段になり得る。敵の攻撃を読み切り、大ダメージ攻撃を行う瞬間に目の前まで接近してリフレクターを展開することですべての威力を敵に反射し瞬殺するといったことも可能。
---ただし、一部の敵もリフレクターを使用してくるため油断は禁物。カツアゲのために漫然と同属性ショットを撃っていると、たまに反射されて予想外のダメージを食らったりする。
-サウンド・グラフィックは話題には上らないがレベルが高い。
--エフェクトも一つ一つが派手なので非常に爽快感がある。
--ボス曲はシルエット・ミラージュ・機械等で別けられており、9種類とバリエーションも豊富。同一曲のアレンジではないので多くの艶色を見る事ができる。
--エンディング曲の「泣けるうちは元気」は本作の知名度を考慮すると異様な評価を得ている。
**短所
-難易度が低い。
-短い。
-セーブ方法がゲームオーバー時のみと不親切。
-全体的にロード時間が長め。
-ボムの価値が薄い。
--ボムは使用すると精神力を3分の1消費する。自機の性能が良いので、ボムを使うくらいなら体当たりで間合いを取って射撃していた方が安全かつ効率がいい。
--同じように左右での属性チェンジも精神力の3分の1を消費するので使い勝手が悪く存在価値が無い。
---一応チェンジしておいたほうが有利な場面があるにはあるが。
-お金を得る最大の手段である「掴んで殴りつける」という行為がテンポを乱す。この行動ではダメージを与えられず、これを行わなければ殆どお金が手に入らない。&br()射撃で撃てば数秒でカタがつく雑魚たちを1匹1匹掴んで殴りつけていくのは作業感が強い。
--一部で「カツアゲゲー」と言われたり。
--ただ、資金の使いどころはパラサイト購入と体力、精神力の回復と限られており、クリアには必ず一定以上の金額が必要というわけではない。上達してくると回復アイテムはもちろん、パラサイトの購入費も絞れるのでカツアゲの必要性は薄くなる。
--ちなみにボスからもカツアゲが可能。当然そこらの雑魚より金を持っているので、資金が必要なら精神力をカラにして思う存分しゃぶりつくそう。
**移殖
-PSにボスが2体追加され、各ステージクリア時にセーブができるようになって移殖されている。
--一方でロード時間が増加・少しドットが荒い・生産数が非常に少なく発売当時から入手困難・セーブの機会が増えたのはいいがステージ間のデモだけならまだしもちょっとしたイベントの合間にも頻繁にセーブの有無を聞いてくるためテンポが悪くなったなど難点がある。
**その他
-本作はSS末期作である。文字通り滑り込みで廉価版が発売されたため、SS版は原価より少し下がっているが、PS版は追加要素があるものの廉価版は無く、品薄なのでプレミアがついている。
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