「デススマイルズ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
デススマイルズ - (2010/02/08 (月) 01:04:56) の最新版との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
**デススマイルズ
【ですすまいるず】
|ジャンル|シューティング|&amazon(B001EYTO2Q)|
|対応機種|アーケード|~|
|発売・開発元|ケイブ|~|
|稼働日|2007年10月19日|~|
*概要
-通称デススマ。横STG。スクロールは基本横だが、一部ステージでは下にスクロールする。ライフ制だが同社の「ぐわんげ」同様1ゲージ分ライフを失うと無敵時間付与+ボム補填があるので、実質その場復活残機制。
-4種類の自機を選択でき、それぞれショットの性能が違う。更に、全種攻撃補佐用の子機を標準装備しており、子機の移動も自機によって異なる。
*ストーリー
-少々気弱で泣き虫なところを除ければ極平凡な少女「ウインディア」。両親の愛情に恵まれ普通の毎日を送っていた。~
しかし彼女は突如神隠しに遭い異世界に送り込まれ、同時に魔法が使えるようになっていた。
--同じ境遇のキャスパー・フォレット・ローザといった仲間たちや、彼女らの保護者に当たる心優しい老紳士・ディオールと共に新たな生活を送っていた。~
しかし両親と離れ離れにあったことと、他と違い魔法が上手く使えないことにやるせない毎日を送っていた。
-異世界に入ってから半年後、未曾有の事件が発生。魔界から大量の異形のモンスターが現れ、人々を襲うのであった。~
咄嗟の魔法で人々に感謝されたウインディアは世界を救うと共に、~
異世界での自分を受け入れ異世界で生きることを決心した。~
…果たして少女の決意は『奇跡』を起こすのだろうか?
*特徴
-自機は全員女の子キャラクターで、最年少11歳最年長17歳。
--シューティングゲーム自機に女の子キャラクターを持ってくるのはそれほど珍しい事ではなかったが、選択制で全員女の子と言うのは商業作品では割合珍しい。
---一応、ケイブはこの作品の以前にも「ピンクスゥイーツ ~鋳薔薇それから~」「むちむちポーク!」といった自機が全員女性の作品を出しているが、そちらのメインプログラマーは矢川忍であり普段のケイブ作品と作風が大きく異なる。
-本作独特のシステムとして敵を倒した時に出てくるアイテムを回収する事で画面下部にあるカウンタが上昇、これを消費して特殊攻撃を行なったりパワーアップする事ができる。
--特殊攻撃は通常攻撃よりも威力が高く、ロックオンするので殲滅力が格段に上昇する。
--パワーアップはカウンタが最大値まで貯まったら任意に発動できるが、特殊攻撃と同じキー入力が必要なので特殊攻撃が使用できず、一定時間後元に戻ってしまう。
*長所
-難易度選択システム。同年代のシューティングのほぼ全てが弾幕系縦STGであったため初心者にはとっつき難かったが、本作のこのシステムにより気軽にプレイできるようになった。
--ライフを失うとボムが最大まで装填されるのも難易度低下に拍車をかけている。ボム数3に初期ライフ3で9回ボムが撃てるのは耐久性に長けている。
--更に高難易度(レベル3)を選びつづける事で敵が撃ち返しをするようになるので、コアユーザーにも対応。
-キャラクター性能はそれぞれ一長一短なので全く違う操作が要求される。
-直前にオトメディウスがあったものの、アーケードでは久しぶりの横STGで、かつ導入数も多かったのでプレイしやすかった。
-BGMやキャラクター人気もそこそこで本作を地味支えている。
*短所
-難易度選択でレベル1を維持する事が出来ない。
--レベル1でプレイし続けると途中でレベル1が選べなくなり、強制的にレベル3を選ばなければならなくなる。
--更にレベル2以上でないと回復アイテムが出現しないので矛盾を抱えている。
-ローザだけが強すぎる。
--攻撃力・攻撃範囲ともに全キャラ最強でかつ、移動速度も低くないという完全無欠すぎる性能には批判があった。後述のバージョンアップ版では、他の全キャラがローザ級に長所を引き上げられる形で改善されている。
-最終面中ボス・ジルバが2UPアイテムを残す条件がハッキリ言って理不尽。
--「ジルバをノーボムで撃破(ダメージとミスは許される)」という条件。ジルバも、直後に連戦するラスボス・ティラノサタンも強いボスなので、ジルバをノーボムで倒せる実力があるなら2UPなんか無くてもクリアできるだろうと思われる。そうでないような人にこそ回復アイテムが必要なはずなのに、うまくないと回復アイテムが出ないとはまさに矛盾している。
-キャラクターが全員少女なのでヲタク向けという印象が拭えない。かつ、それ周りでの問題点もある。
--最年長キャラであるローザが17歳とは思えないほど老けて見える。そして色気を出そうとしすぎて表情も姿勢もセリフもくどいという、ケイブ離れした濃いキャラに仕上がっている。
--フォレットのあるエンディングで始まる4人全員の入浴シーン。CEROがガツンと上がるような一枚絵がゲーセンという公衆の面前で展開される。
*続編
-稼働からしばらくした後、バージョンアップ版の「デススマイルズ メガブラックレーベル」が登場。~
敵役として登場した沼の魔女「サキュラ」使用可、新ステージ追加、レベル999追加、ローザ以外の旧キャラクター全員の性能大幅アップ、非常に出現条件が厳しいが真ボス追加(エンディングは一切変化しない)と、初心者から上級者にまで親切なバージョンアップを施されている。
--ただサキュラは全方面に恵まれた性能や、旧キャラより圧倒的にシリアスなエンディングのお陰でやたらと存在感を食っていたのだが。
-続編にデススマイルズII 魔界のメリークリスマスと言うのが出ているが……
--ウリであり最大の長所であった難易度選択廃止・グラフィックが3D色が強くなりバタ臭くなった・キャラクター入れ替えと言う変更の上、当初エンディングまで到達できない状態で稼働と言う問題行動まで。
---使えなくなったキャラクターはそれほど人気のあるキャラクターではなかったのだが。
---ついでに新キャラに女装少年が出る前衛的なことになっているのだが…。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3170.html]]に移転しました。''