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スーパーダライアス - (2012/03/24 (土) 02:54:47) の最新版との変更点

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*スーパーダライアス 【すーぱーだらいあす】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B0000ZPS3O)| |対応機種|PCエンジン CD-ROM2|~| |発売元|NECアベニュー|~| |開発元|NECアベニュー、ビッツラボラトリー|~| |発売日|1990年3月16日|~| |定価|6,800円(税別)|~| |廉価版|バーチャルコンソール&br()2008年10月7日配信開始/800Wiiポイント|~| |>|>|CENTER:''[[ダライアスシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/225.html]]''| **概要 タイトーを代表する不朽の名作の一つで、世界初の3画面STG『[[ダライアス>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/139.html]]』の移植作品である。~ 人気作ではあったがそのあまりの特異な仕様により家庭用ゲーム機への移植は不可能と思われていたが……。 **特徴 -ACの原案段階で用意されていた「26ゾーンそれぞれに個別のボスを配置」を完全再現した。 --11種類に加え、ロケテスト後に諸般の事情で割愛されたボスも含め新たに14種類が追加された豪勢な仕様となった。更には裏技でボス戦オンリーモード「26体戦えますか?」モードも遊べる。 -CD-DAでAC版のBGMをそのまま収録。サントラCDを持っていないユーザーにも重宝された。 --本ソフトはサントラよりも音質が良いと言われている。 --しかし、洞窟面の曲は音のバランスがアーケードと比べておかしくなっている。 -戻り復活からその場復活への変更。 --これは一見して、復活パターンの構築という楽しみを切り捨てる措置のように見える。だが本作は『グラディウス』等と違って「復活」が事実上不可能なゲームデザインになっているため、この変更措置によりゲーム性そのものの変更と言える。 --最終ボス以外の場所で死んだ場合は、いくら残機があっても復活はまず不可能。アーケードの時点で既にそういうゲームなのである。~ 最終ボスの猛攻に力尽きた場合、アーケード版『ダライアス』では「自機はパワーダウン、ボスは耐久値が減った状態で仕切り直し再戦」という非常にアツい状況となった。それに対して本作では「パワーダウンした自機たちが、無茶を承知でボスに挑んでは次々と散っていき、最後にはゴリ押しで撃沈する」という、これはこれでアツい状況となる。どちらにも異なる味わいはあるが・・・。 -完全移植を謳っていたがストロングシェル(Vゾーンの海ガメ)等、ACの攻略パターンが通用せずプレイヤーを苛立たせた。しかし追加ボスによりPCE版の攻略パターンを作る楽しさがある。 **評価点 --グラフィックは、表示される画面範囲が小さいという点を除き、オリジナルとほとんど遜色の無い再現度である。 -BGMはアーケード版をそのままCD-DAとして収録している。しかもドルビーサラウンドに対応した豪華仕様となっている。 --本ソフトがそのまま、アーケード版のサウンドトラックとして成立する。ただしデータトラックを再生してオーディオ機器に損害を与えることは避けなくてはならない。 --ちなみに本作と同時発売というわけにはいかなかったが、バーチャルクッションというボディソニックを体感出来るハードまで発売されている(92年)。 **難点 -PCEの移植STGにありがちな難点として、上下スクロールやちらつきを例外なく本作も備えてしまっている。 --本作をHuカードに移植した『ダライアスプラス』はPCエンジンスーパーグラフィックス対応ソフトとなっており、PCESGで遊ぶとスプライトのちらつきは大幅に緩和されるとされていた。しかし実際にSGで稼働検証してみると余程細かく見ない限りはわからない程度の軽減効果であり、SGを売るためのプロモーションに過ぎなかったと思われる。 --エミュの仕様なのかちらつきはVCでは軽減された。 -開発初期段階に予定されていた2人同時プレイが無くなった。 -グレートシング(Zゾーンのマッコウクジラ)のドリル弾を破壊した際の点数が減った。これにより「最強ボスを相手とした究極の稼ぎプレイ」の興奮度が低下。 -ウェーブショットで倒した敵の点数が入らないバグがある。 -アーケード版は三画面連結であるが、当然家庭用ゲーム機で再現することは不可能である。本作品は一画面に収まるようにダウンサイジングされ、ゲーム性そのものが崩壊してしまっている。「画面サイズ以外はまさに原作そのまま」をと言うのが売りではあったが実際は全く異なるゲームと言って良いだろう。 --何度プレイしてみても、謳い文句の「原作そのまま」ではない。細部にわたるまで徹底的なバランス修正が施されてはいるものの異なるゲーム性に気づく。特にボスの攻撃パターンは大幅に変更されており、更に画面が狭いことによりショットの弾切れと言う最も重要な要素がオミットされてしまっている。原作をやり込んだプレイヤーからは厳しい評価となった。 **総評 AC版は現在でも都市部の極少数のゲームセンターで稼動しているが、基板の寿命等の事情により容易にプレイ出来ない状況である。貴重な初代ダライアスの移植としては評価できるが、AC版の雰囲気を楽しむ程度としてプレイするのがオススメである。せめてMD版ダライアスIIのように擬似ワイド画面としていれば評価も変わっただろう。見た目にこだわりすぎゲーム性を無視してしまった結果残念な事になってしまっている。AC版をやる機会があればその違いに驚くに違いない。VCで手軽に遊ぶ事はできるので、一度触れてみる程度の価値はある。 ---- *ダライアスプラス 【だらいあすぷらす】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B0000ZPRHQ)| |対応機種|PCエンジン HuCARD|~| |発売元|NECアベニュー|~| |開発元|NECアベニュー&br()ビッツラボラトリー|~| |発売日|1990年9月21日|~| |定価|9,800円(税別)|~| |廉価版|バーチャルコンソール&br()2008年7月15日配信開始/600Wiiポイント|~| |>|>|CENTER:''[[ダライアスシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/225.html]]''| **概要 スーパーダライアスをHuCARDに移植した作品。主な違いは以下のとおり。 -BGMが、PCエンジン本体の内蔵PSG音源で演奏したものに置き換わっている。アーケードの音楽をそのままCD-DA収録したスーパーにはかなわないが、音源の性能を考えると頑張っている方だとも言える。 -ボスキャラが、スーパーから10体削減されて16体になっている。削減された中には、グレートシングなどアーケードからの名物ボスも含まれる。 -後発だけあってゲームバランスはさらに練られている。ステージ4までならコンティニューが可能になった。一部の敵の配点が原作通りに戻されている。 ---- *ダライアスアルファ 【だらいあすあるふぁ】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|PCエンジン HuCARD|~| |発売元|NECアベニュー|~| |開発元|NECアベニュー&br()ビッツラボラトリー|~| |発売日|不明(1990年)|~| |定価|非売品|~| |>|>|CENTER:''[[ダライアスシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/225.html]]''| **概要 スーパーダライアスの裏技である「全ボスとの連戦モード」をHuCARDに移植した作品。ダライアスプラスに登場する16体のボスと連戦する「16体戦えますか」モードと、制限時間内でスコアを競う「4分間タイムトライアルモード」をプレイできる。BGMのクオリティなどはダライアスプラスと同等で、SGにも対応している。~ ダライアスプラスの発売記念として、抽選でプレゼントされた非売品ソフト。生産数は1000本未満と言われており、VC配信なども行われていないレアゲーである。
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