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**ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ
【わんだーぷろじぇくとじぇい きかいのしょうねんぴーの】
|ジャンル|シミュレーション|&image(box front.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000068HWS/ksgmatome-22/ref=nosim,height=160)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=487&file=box+front.jpg]][[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=487&file=box+back.jpg]]|
|対応機種|スーパーファミコン|~|
|開発元|アルマニック|~|
|発売元|エニックス|~|
|発売日|1994年12月9日|~|
|定価|税別11,800円|~|
**概要
-人間と「ギジン」と呼ばれる機械人間が住む島「コルロ島」を舞台に、ギジンの少年ピーノを導いていくゲーム。
-主人公はピーノだが、プレイヤーが操るのはアドバイザーロボットのティンカー。~
ピーノの行動の正否を指示することで間接的に成長させていく。
**特長
-ピーノのアニメパターンが豊富。~
歩いたり走ったり、何かを掴んだり食べたり、喜んだり泣いたり叫んだり、ハンマーで殴られたり…等々、非常に滑らかに動く。
-ピーノ育成に対する自由度が極めて高い。
--普通にプレイするならば、アイテムの常識的な使い方を教えていくことになるが、滅茶苦茶な使い方(例えばボールを食べる物と教える)を教えることも出来る。
--イベントシーンでは、プレイヤーは一切手出しできず、ピーノの判断と行動に全てを任せることになる。~
プレイヤーのそれまでの育成結果が問われる、ある意味親の心境になって見守ることになる。
-個性的な登場人物と、感動的なシナリオ。
--ピーノにはどんな願いでも叶えるという「回路J」が搭載されており、それを発動させるのがゲームの主目的となる。~
そのため、ピーノは島内を駆け回り、様々な人物と出会い、色々な経験をしていくことになる。
--ゲーム終盤、ついに回路Jは発動するのだが、この際の演出に多くのプレイヤーは涙した。
-美しい世界観と感動的なBGM。~
宮崎映画を思わせる世界観に、故・森彰彦氏が作曲した壮大なBGMが流れる。
--サントラCDも出ているのだが、現在は大変なプレミアがついている。
**問題点
-育成に対する自由度は高いのだが、各イベントでは常識的な行動を取らなければクリア出来ないことが多い。~
そのため、結局は当たり障りの無い育て方をすることになってしまう。
-マルチエンド方式を取っているが、一周目は固定エンドであり、分岐するのは二周目から。~
続編である「2」へ続くトゥルーエンドを見るには、二周目で最上級の評価を取らねばならない。~
複数回プレイによる引継ぎ要素等は無いため、トゥルーエンドを見るには、システムに熟知した上で計画的なプレイが要求される。
**総評
-ゲームシステムの面白さもさることながら、シナリオの素晴らしさで人気を博し、後に64で続編となる「2」が発売された。
-移植・リメイク希望作の話になると必ず話題に上がるほど根強いファンの多い作品であり、2008年のたのみこむの「復活して欲しいレトロゲーム」で1位となった。~
しかし、開発元ギブロ(アルマニックより改名)の倒産により、移植は難しいと言われている。
--続編は携帯電話に移植されたが肝心の当作はいまだにされていない。
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