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マリオカート64 - (2011/06/03 (金) 12:27:58) の最新版との変更点

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**マリオカート64 【まりおかーとろくじゅうよん(ろくよん)】 |ジャンル|レースゲーム|&amazon(B00005QHNK)| |対応機種|ニンテンドウ64|~| |発売元|任天堂|~| |発売日|1996年12月14日|~| |定価|【通常版】5,040円&br() 【コントローラー同梱版】10,290円|~| |>|>|CENTER:''[[マリオシリーズ・関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/342.html]]''| #contents(fromhere) ---- *概要 マリオカートシリーズの二作目。ハードがN64になったことで3Dポリゴン化し、より立体的な画面構成になった。~ また、最大四人同時対戦プレイが可能であり、N64で四人プレイに対応した初めてのゲームでもある。~ その他の細かい前作との違いは[[こちら>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8864]]を参照されたし。~ Wiiのバーチャルコンソールでも配信されている(価格は1000Wiiポイント)。 *評価 本作の大きな魅力の一つは4人同時対戦にあるといわれる。インターネットが一般家庭に未発達だった当時、多人数が同時に遊べる家庭用TVゲーム環境は限られていた。~ このため、当時の次世代機によるシェア争奪戦の中でN64がウリにしていた最大四人同時プレイは、後のネット社会時代よりも価値が高かった。そんな中で登場した本作だが、 -''パーティーゲームとしての完成度が高い''。単純なやりこみや技量差が勝敗に直結しやすいリアル重視のレーシングゲームとは一線を画す作りになっており、それらにアイテムによる運要素や駆け引きが絶妙に絡み合うため、操作性を理解さえすれば''初心者から上級者まで同時に楽しむことができる''。 --例えば、如何に上級者が上手にプレイしてトップをキープしていようと、下位プレイヤーがアイテムboxからサンダーやトゲ甲羅を引けば逆転の可能性が生まれる。このため、一方的な展開になりづらい。 --前作から引き続き登場した風船割りバトルも大幅に遊戯性が向上している。マップの数は4種類と前作から増えていないものの、コースが立体的になったことやプレイヤーが最大4人に増えたことで、前作以上の楽しみ方が可能である。 ---サバイバルバトルしか選べないものの、早々に風船を全て失ったプレイヤーは自機が爆弾になるため一度だけ誰かに特攻できる。自分を集中狙いした憎いあんちくしょうに一矢報いる、といったプレイも可能であり、3人以上の対戦で負け抜けプレイヤーが決着を眺めて待つだけにならないような配慮が施されているといえる。 以上の点からN64の可能性をユーザーに示したソフトであり、同時にその幅広い遊戯性が高く評価されている。 それらの他にも3Dスティックによる操作性の向上・多彩なコースデザインやギミック・キャラボイスの挿入などが、前作に比べ向上した点とされる。 反面、3人以上の対戦になるとBGMが強制的にOFFになる仕様や、どのキャラも最高速が同じである仕様などは惜しまれている。~ また、グランプリモードにおける一部CPUのスピードが異常な点も指摘されている(CPUは強力な妨害アイテムを使わない故の調整?)。~ 因みに、一部のコースでゲームスピードが極端に早くなる現象がおこる(クッパキャッスル、まてんろう等)。 *バグ・裏技 タイムアタックや対戦レースの研究が進むにつれ、コースの性質を利用した様々なショートカットやバグ技が発見されていった。~ いずれも任意であり、狙って行動しなければ基本的に発生しないため遊戯性を著しく損なうものではない。 -これらを作りこみの甘さであると指摘する声もある。一方で、当時のN64周りの環境を踏まえると、開発発展途上ゆえやむなしとする見方も存在する。 -タイムアタックの公式記録はショートカットあり(バグ込み)とショートカットなしの2種類が存在する。 --有名なのはワリオスタジアムのコースレコードで、バグ・ショートカットポイントが多数存在しているため、それらを駆使した世界記録は''12.57秒''をマークしている。尚、バグ・ショートカットなしは''3分38.87秒''でクリアである。 --因みに、上記の高速周回のためにジュゲムを利用するバグ技は前作から継承されたものだったりする。 *総評 N64初の4人同時対戦という試みもあって実験的な側面があったものの、N64の多人数同時対戦ゲームの先方を担い、かつ高い評価を得たことから、国内の売り上げはN64ゲーム最大の約224万本、全世界では約987万本の売り上げを記録した。 *余談 本作のバグは『こちら亀有公園前派出所』でTVゲームのバグを題材にした話で「有名メーカーのレースゲーム」として取り上げられていた。なお当然ながらキャラクターやクルマの形は変えてある。
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