「ギミック!」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ギミック! - (2013/05/03 (金) 09:23:43) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*ギミック! 【ぎみっく】 |ジャンル|アクション|#image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/81X8BFrfT%2BL.png,width=125,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0031M1JEA/ksgmatome-22/ref=nosim,center)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売・開発元|サン電子|~| |発売日|1992年1月31日|~| |定価|6200円|~| **概要 -スーパーファミコンが登場し、世間が沸き立つ中で登場したサン電子(サンソフト)のアクションゲーム。同社作品へべれけを発展したようなシステムを持つ。 -ファミリーコンピューター末期作品なので知名度は低い。 --必然的に入手方法も限られてくる。 **システム -主人公は緑色の怪獣のようなぬいぐるみのような生物『ゆめたろー』。 --基本システムは一般的な横視点2Dアクション。ジャンプに攻撃に移動の基本動作にアイテム使用。スクロールはプレイヤーの動きに合わせて移動するが、一定のポイントでエリアチェンジもする。 --攻撃ボタンを長押しする事で頭の上に星を作る事が出来る。ある程度長押しして離すと星を投擲する事が出来る。 ---星は重力に従い落下し、地面や壁にぶつかるとボールのようにバウンドする。そのため、真横の敵に当てるにはかなりの慣れが必要。アクションゲームの攻撃方法としてはかなり癖が強い。 ---星は一部敵弾を消す効果がある。適当にぶん投げて上部バリアとしても活用可能。 ---かなり高速で移動するが、地形を利用すれば星の上に乗って高速移動でき、長距離ジャンプも出来る。 ---星は画面内に一つしか存在できない。減速して完全に停止したり、一部の仕掛けや体力のある敵に命中したり、落とし穴や画面外に移動するなどで消滅し、次の星が打てるようになる。 --アイテムは道中に落ちていたり敵が落としたりする。3つまでストックできる。 ---3つストックした状態だと、アイテムがブロックのようになり横から押せるようになる。アイテムを二つ重ねると1UPアイテムが完成する。 ---固定配置されたアイテムは死ぬと復活するため、ある場所では死に戻りで無限1UPできる。 -ライフ制で、あるアイテムを取るとそのステージでだけライフの上限が伸びる。 -無限コンテニュー可能。 -通常ではステージ6まででゲームクリアとなるが、条件を満たせばステージ7が出現する。 --ステージ6で終わるとバッドエンディングになってしまう。 **長所 -かなり癖の強い攻撃方法が特異なゲーム性を生んでおり、かつそれを生かしたステージ構成になっている。 --敵配置やステージ構成、敵の行動など、何度も遊べば自然と対策が付くようになっている。 -かなりスピーディーに進めるゲームで爽快感がある。 --画面切り替えやスクロールが素早くテンポがいい(ただしこれを利用したトラップもあり気が抜けない)。 --ただし、自機や星の扱いが悪いと非常に時間を食ってしまう。 -美しいグラフィック。パステル調の可愛らしい世界観ながらもその書き込みは細密で優秀。 --主人公や敵キャラクターは例外があるものの基本的にぬいぐるみが元なので愛らしい。 --救出対象となる女の子も非常に可愛らしい(別の意味で)。 --それと対比するかのように、背景や仕掛けはかなり細かい。特に機械仕掛けの動きっぷりはタイトルである「ギミック」を象徴する。 ---苦労した先にあるステージ7は仕掛けがほとんど無く難易度も低いが、美しく彩られており達成感を感じさせる。一見の価値あり。 -拡張音源搭載。6和音同時演奏で曲自体の出来も良く、ファンタジックな世界観を彩っている。 --タイトル画面でセレクトを押しながらスタートを押すとサウンドテストになる。隠しコマンドなので分かり辛いが名曲揃いなのでとても有難い。 **短所 -難易度が凄まじい。 --嫌らしい敵の配置とアルゴリズム、数多く存在する初見殺し、主人公の制御の難しさ、ボスの異様な強さが相まって、その難易度は壮絶である。 ---しかし何度もプレイしていくと次第にクリアできるようになるため、一概に短所とは言えない。 --キャッチコピーで「見かけほど、甘くないゼ。」「ハンパなヤツは腕を磨いて出直しな!」などと謳われている。 -地形によっては星が中々消えてくれず、その間次の星を打てないためテンポが悪い。 --できるだけ星の誤射を少なくするのもプレイの課題である。 -ステージ7に進むためには特定の条件を満たさなければならないが・・・ --「''6つのステージにある隠しアイテムを全て獲得した状態でステージ6をクリアする''」これがステージ7の出現条件である。 --隠しアイテムは場所こそ分かりやすいが、後半ステージの隠しアイテムの入手にはかなり精密な動作を要求される。 --揚句に''コンティニューで隠しアイテムが全て失われてしまう''為、グッドエンディングを見る為にはノーコンティニューで進まなければならない。スコアによるエクステンドがそこそこ多い(特に隠しアイテムの得点がべらぼうに高いので結構増える)が、それでも難しい。 --先述の無限1UPが出来る場所はステージ5の後半。遅すぎる。 --ステージ7まで進んでしまえばいくらコンティニューしても問題ない(ハッキリ言ってステージ1より簡単なのでコンティニューする必要はないかもしれないが)。 **その他 -ステージ7の世界観は、それまでと一線を画している。 --純粋なアクションゲームである分、文章的な情報が存在しないため、謎が多い。 --特にラスボスはぬいぐるみが支配する世界で唯一の特異点であるが、彼についての情報は全く無い。 **総評  癖の強い攻撃による高い難易度とマイナー作品と言う高いハードルを持っている、ある意味シンプルな2Dアクション。しかし、高クオリティのBGMとグラフィック・繰り返しプレイによる上達・単純ながらも美しいエンディングで達成感もひとしおである。 **余談 -本作は欧州でも『Mr.Gimmick!』と改題、発売された。 --日本版との違いは、残機は7機スタート、拡張おんげ -BGMに高い評価を持つ作品だがサウンドトラックは発売されておらず、同社の「へべれけ」シリーズのサウンドトラックである「たくさんへべれけ」に未使用BGMと共に”一部”収録されている。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3387.html]]に移転しました。''

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: