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Saints Raw 2 - (2013/09/05 (木) 22:18:49) の最新版との変更点

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*Saint Raw 2 【せいんつ ろう つー】 |ジャンル|ACT|&amazon(B003L215OY)|&amazon(B003EQ3H66)| |対応機種|Xbox360&br()プレイステーション3&br()Windows XP/Vista|~|~| |発売元|【360/PS3】THQジャパン&br()【Win】ズー|~|~| |開発元|Volition Inc.|~|~| |発売日|【360/PS3】2008年12月4日&br()【Win】2009年1月30日|~|~| |定価|【360/PS3】7,140円&br()【Win】8,190円|~|~| |プレイ人数|1人(マルチプレイ時:2~12人)|~|~| |備考|【360】プラチナコレクション:2010年6月10日/2,940円&br()【PS3】THQコレクション:上記と同時発売/3,880円|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| ※データ内では日本語版のみを記載しています。 ---- CENTER:''&size(35){WARNING!!!!!!!}''~ &size(20){本作の360/PS3版はCEROからZ指定を受けている18歳以上のみ対象のゲームです。}~ &size(20){Win原語版はESRBからM指定を受けている17歳以上(日本語版は18歳以上)のみ対象のゲームです。} ---- **概要 所謂GTAのクローンゲーム。本作は良くも悪くも特に露骨で、本国でも度々GTAと比較される(主人公のギャングカラーが紫、など)。~ ただし「GTAクローンの中では最高レベル」との評価を受けている。~ -オープンワールド、暴力的なクライムアクション、緊急車両を用いたミニゲーム等、基本的な要素はPS2時代の『GTA』三部作を踏襲、独自発展させたものである。~ 特に『GTA:SA』からインスパイアされた要素が色濃く、ギャング同士の抗争や縄張り争奪戦が主題となっている。 -主人公は前作の主人公と同一人物。前作ラストの爆発事故から数年後、主人公が昏睡状態から目覚めた所で物語が始まる。~ 今回は主人公がギャングチーム「サードストリートセインツ」のリーダーとなり、自分が眠っている間に弱体化したチームを再建し、新たに台頭してきたライバルギャング達と対決、奪われた縄張りを全て取り戻すことがゲームの目的である。 **評価点 -「アクティビティ」「デバージョン」と呼ばれるぶっ飛んだサブゲームの数々。 --GTAでも定番であった車集めや職業ミッションに加え、発狂したファンを血祭りにあげセレブを護衛する「群衆整理」、地価を下落させるためにバキュームカーで汚物を街中に撒き散らす「正義の汚水」、街中で破壊の限りを尽くす「メイヘム」、わざと車にぶつかり、轢かれ方の派手さでポイントを稼ぐ「保険金詐欺(=当たり屋)」、などなど多種多様。 --これらのサブゲームをクリアし、リスペクトを貯めることがストーリーミッションの発生条件にもなっている。 -自由度の高いキャラメイク --人種、性別はもちろん顔の細部、口の表情、年齢(体のシワの数)、体格(ガリガリもメタボも可能)、歩き方、声の種類まで設定可能。 ---前作の主人公(男)と同一人物だが、前作ラストの爆発事故で全身整形を強いられたという設定により性転換も可能。性別と声を不一致にすることもできる。 --衣服もスポーツウェアからビジネススーツ、着ぐるみから下着まで種類が豊富。更に色やマーキング、着こなし方(帽子を被る角度等)を自由に設定可能。 ---海外版では全裸になることも可能(股間にはモザイク)。この状態で外出するとストリーキングというデバージョンが発生する。((ストリーキング自体は日本語版でもプレイ可能。)) -車や自宅までもカスタマイズ可能。 --特に車は色や模様、ステッカーは勿論、タイヤやホイールの種類や大きさの変更、隠し武器(ニードル)の仕込みまでできる。 --全盛期には、有名なアニメ・ゲームのキャラや有名人に似せたキャラを作りネットで公開するプレイヤーが多く存在した。 -車両・船舶・ヘリ・飛行機をガレージに63台まで登録できる。大破・紛失してもすぐにガレージから回収できるので、お気に入りの車で気兼ねなくドライブできる。 -ライフは自動回復制、回復アイテムを持ち歩き可。これにより多少力押しなプレイも可能。 -ミッションの節目にチェックポイントが存在し、失敗してもチェックポイントからリトライが可能。 --GTAクローンに有りがちであった、失敗→武器や車を調達し直し→受け直しに行くという手間が無い。 -出入り可能な建物が多く、そのうえ内部も手の込んだ造りになっている。 -マルチプレイ、協力プレイ。 --幾つかのルールのマルチプレイモードの他、本編の協力プレイも可能。同じ車に2人で乗りこんで運転と攻撃を分担するなど、ゲーム性が変化する。 -ストーリーや登場人物は前作を上手に引き継いでおり、前作をプレイした人はさらに楽しめる。 --仲間のジョニー・ギャットは前作でもともに戦った戦友。この他前作に登場したキャラが数多く登場する。前作のアクティビティにのみ登場したキャラがストーリー本編に絡むなど、意外な役どころにニヤリとさせられる。 --前作から今作に至る謎も解き明かされる。しかし肝心な部分に日本語訳がついていない。 -イースターエッグと呼ばれるお遊び要素。ヘリでしか入れない場所にある人形だらけの謎の部屋、海から浮上する巨大なウサギ等、隠されたギミックがマップのあちこちに存在する。 -遊び心満載のパスコード(チートコマンド)。 --定番の暴動などに加え、巨大化、小人化、低重力化などゲームの楽しさを広げてくれるユニークなコマンドが多い。 ---ただしパスコードを使用したセーブデータは実績が凍結されるので注意が必要である。マルチプレイ時は他プレイヤーのデータまで巻き込んでしまう。 --海外版ではショップ予約特典であったUFOなどのユニークな乗りものもパスコードで入手可能。これらは実績凍結の対象にならない。 --幸か不幸か、PS3版はトロフィーに対応しておらず、パスコードを使用してもなんのデメリットもない。 **難点 -とにかくバグが多い。特に協力プレイではバグが多く、バグとの戦いになる。 --突然フリーズしたり、対象物が消えてクリア不能になったりと、ここぞというところで進行不能になってやり直しになる。 --所持アイテム、特に弾丸類が消滅してゼロになるのはしょっちゅう。 --壁や床にめり込んで脱出不可能になることがたまに起こる。 -メモリーの問題なのか、瓦礫や車がすぐ消える。少し距離を置いたり、カメラの視界から外れただけで消えてしまう。道端で欲しい車を発見して即座にUターンしたら消えていた、なんて事は日常茶飯事。 -グラフィックは当時の水準で並程度。 -一部のミッションが理不尽に難しい。 -キャラメイクでキャラの身長が変えられない。女キャラでもかなりでかいキャラになってしまう。 -車を奪う際、運転手が超反応し一目散に逃げる事がある。 --指定された車を奪い納品するアクティビティ「ヤミ改造工場」でほぼ確実に発生。ひどい時は、近づいただけでスピードを上げ逃げてしまう。 -PS3版のみ多くの要素が削除されている。 --Xbox360版でも血だまりが無い、火だるまにならないなど演出上の規制は存在するが、PS3版では更に下記のような規制が施されている。 ---長所にも書いたアクティビティ「メイヘム」や「ヒットマン(依頼殺人)」が削除、それらのクリアにより解禁されるボーナス要素も取得できなくなった。 ---人質を取るアクション「ヒューマンシールド」が敵味方ともに消滅、アクティビティ「群衆整理」専用アクションとして痕跡を残すだけとなっている。((余談だが、同アクティビティには「飛行機のジェットエンジンに放り込む」「駅のホームから突き落とし電車に轢かせる」といった残酷なギミックが存在する。))またこれに伴い、一部ミッションの進行手順が変更されている。 ---削除された要素が関連するマルチプレイのルールが削除。これに伴い日本語版マルチプレイは隔離サーバーに。 ---死体が即座に消える。 **総評 -本家GTAがリアリティ重視の道を選んだのに対し、本シリーズはPS2時代のGTAのような自由度・お馬鹿要素を究める道を選んだ。GTA4に馴染めなかった人はこちらに浮気してみるのも手であろう。 -ただし好き嫌いが分かれる点として、やはり残虐表現がある。本作は主人公からして過激で暴力的な性格であり、能動的に残虐な行為に出る場面もある。
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