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*グラディウス リバース 【ぐらでぃうす りばーす】 |ジャンル|横スクロールシューティング| |対応機種|Wii(Wiiウェア)| |発売元|コナミデジタルエンタテインメント| |開発元|コナミデジタルエンタテインメント、M2| |発売日|2008年9月2日| |定価|1,000Wiiポイント| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)| |備考|更新版:2009年10月13日| |>|CENTER:''[[グラディウスシリーズ関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/420.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -Wiiで発売されたグラディウスシリーズの作品。MSXで発売されたシリーズに連なる作品となっている。 --時間軸は『[[グラディウス2]]』の2年前に位置する。この作品で語られるのは『2』のオープニングにて語られるとある事件である。 -基本的なシステムは普段のグラディウスシリーズに則っている。MSXシリーズの定番要素であったパワーアップゲージの拡張については今回搭載されておらず、多くの装備に2段階パワーアップが採用されたのみに留まっている。 --全体的にMSXシリーズではなく、『[[グラディウス外伝]]』のシステムに近い。 ---- **ストーリー 宇宙歴6664年。 「[[サイレント・ナイトメア事件>グラディウス2]]」の2年前。&br() グラディウス帝国の保護国である惑星アンティクトンが突然沈黙するという事件が発生した。&br() 宇宙科学技術庁長官ヴェノム博士の報告で、同惑星のマザー・コンピューターがバクテリアンによって密かに侵食されていたことが明らかになった。&br() 事態を重く見た政府は同惑星に宇宙軍を派遣することを決定。&br() その中には、かつてバクテリアンを退けた超時空戦闘機ビックバイパーと、そのパイロットである特別大佐ジェイムス・バートンの姿があった。&br() ([[公式ホームページ>http://www.konami.jp/products/dl_wii_gradius_re_ww/]]より) ---- **特徴 #region(【自機の装備】) -共通:スピードアップは5段階目の時は「スピードダウン」になり、取得すると初速に戻る。オプションはタイプDを除き4つまで装備可能。今作の「?」は各装備タイプごとに固定。ダブル連射判定は各方向で独立。 -タイプA 万能型 --スピードアップ - ミサイル - ダブル - レーザー - オプション - シールド --シリーズ伝統の装備。攻撃範囲の広いダブルと火力の高いレーザーでどんな状況にも対応できる。 -タイプB 広範囲攻撃 --スピードアップ - 2-WAYミサイル - テイルガン - リップルレーザー - オプション - フォースフィールド --グラディウスIIの4番装備に由来する装備。2WAYとテイルガンやリップルで死角のない攻撃が可能だが、やや火力に劣る。 -タイプC 攻撃力重視 --スピードアップ - スプレッドボム - バーティカル - ツインレーザー - オプション - シールド --スプレッドボムや連射性能に優れるツインレーザーによって高い火力を得た機体。ただしスプレッドで敵弾が見えなくなりがちなのが弱点。 -タイプD 試作型(隠し装備) --スピードアップ - ナパームミサイル - ダブル - アップレーザー - オプション - シールド --グラディウス2に登場する機体「メタリオン」の試作型。ナパームミサイルとアップレーザーにより高い火力と広い攻撃範囲を両立した機体。しかしオプションを2つまでしか装備できないという弱点がある。 -タイプE 初心者向け(隠し装備) --スピードアップ - 2-WAYミサイル - V-ショット - ベクトルレーザー - オプション - フォースフィールド --この装備もメタリオンの別バージョンという設定。2-WAYミサイルはタイプBのものと違い地面を滑走するようになっている。V-ショットは真上と真下にショットを撃つ。使えないことはないがいかんせん前方ががら空きになるのでオプションを上手く使わないと辛い。ベクトルレーザーは『2』のそれとは違って地形・敵を貫通する『ダライアス』のウェーブのような装備になっており、一見優秀だが地形を一切破壊できないため2面やエキストラでは苦戦を強いられる。 #endregion -BGMはすべてアーケード版グラディウスII/IIIの音源を使って過去作(家庭用作品の曲が中心)のBGMのアレンジとなっている。コンポーザーは並木学。 -グラフィックはドット絵である。 -全5面で3周エンド。 --余談だが、2周目、3周目突入時には何だか不真面目な会話のデモが挿入される。 ---- **長所 -「リバース」の名のとおり、BGM、グラフィック、ゲーム性など徹底的に80年代のアーケード作品のようなレトロな雰囲気が再現されており、そのいずれも非常に高い完成度でまとまっている。 --ちなみに「5000点ボーナス」「エキストラステージ」などの過去作からのネタも存分に取り入れられている。 -ゲームバランスは良好。3周エンドという設定もありそれほど難易度は高くないが、パターン性が強く初見ではやられがちな部分も。 -全5面とボリュームは少なめに見えるが、3周エンドで地形も1,2,3周目全て別のものとなっているためにそんなにボリュームが少ないということでもない。 --ちなみにスコアアタックモードでは4周目以降にも挑戦可能。4周目以降は地形は1,2,3,1,2,3…とループしていく。 -BGMは全曲過去作のアレンジとなっているが、そのどれも評価は高い。特に1面のBGM『Heavy Blow』(原曲:FC版グラディウスII3面前半)のアレンジは非常に高い評価をうけている。 ---- **短所 -レトロといえば聞こえは良いのだが、やはり全体的にチープな雰囲気と言わざるをえない(特にグラフィック)。決して作り込みが浅いわけではないのだが。 --拡大、縮小処理を行った時にピクセルサイズの不整合が起こり、違和感を覚える。(例として耐久力の減ったシールド)縮小処理を施した部分のドットが細かく表示されてしまう。 -撃ち返し弾の仕様が「(周回数-1)個」となっており、高次周ではとんでもない量の撃ち返しが飛んで来る。例えば100周目なら&bold(){敵1体につき99個の撃ち返し弾が飛んで来る}。弾を増やすだけとはずいぶんシンプルかつアバウトである。 ---- **総評 -とことんまで「おっさんホイホイ」を貫き、その結果非常に高い評価を得るに至った本作。1,000円という安価な価格にもかかわらずここまでのゲームを作り上げたKONAMIとM2にはただ感服するばかりである。 --[[サウンドトラック>http://www.konamistyle.jp/item/54150/GRADIUS-ReBirth-%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF]]においてもそのサービス精神は衰えることはなく、本編の全曲はもちろん、&bold(){原曲まで全て収録}、更に&bold(){未使用曲や、ACなどの曲のSCCへの逆アレンジ}まで収録されている。 ---- **余談 -2009年10月13日に更新版が配信。上記サントラの未使用曲を一部追加し、その他細かい部分が修正されている。 --まさかの更新にプレイヤーを驚かせた。ちなみにこの更新版の受信は&bold(){無料}である。 -開発者によると今作はGBで発売された『ネメシス』のリメイクであるようである。 -2011年3月時点、移植を除くと今世代機で唯一『グラディウス』の名を冠している作品である。
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