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フロントミッションシリーズ ガンハザード - (2011/08/05 (金) 13:03:21) の編集履歴(バックアップ)
FRONT MISSION SERIES GUN HAZARD
【ふろんとみっしょんしりーず がんはざーど】
ジャンル
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アクションRPG
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対応機種
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スーパーファミコン
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発売元
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スクウェア
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開発元
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大宮ソフト
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発売日
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1996年2月23日
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価格
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11,400円(税抜)
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フロントミッションシリーズリンク
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ストーリー
西暦2064年、ベルゲン共和国でクーデターが勃発。その際、主人公は大統領を国外脱出のために同僚のレロスと軍港で護衛の任務にあたっていた。出港直前にクーデターの指導者であるアーク大佐と彼の率いる部隊が軍港を襲撃する。主人公はレロスの死を目の当たりにするが、軍人としての任務を果たすために大統領とともにアークを退け、まだアークの手に落ちていない基地を目指す。
しかし彼の奮戦むなしく罠にかけられ、主人公は大統領ともども捕えられ投獄される。獄中で一度は敵として戦ったヴァンツァーキャリアークルーと出会い、ともに脱獄して共和国を脱出した後、レロスの敵を討つため、そして大統領誘拐の汚名をすすぎ祖国を取り戻すために傭兵として戦うことを決意する。それから紛争や内戦、テロなどが多発する世界各地を転戦する中で多くの仲間と出会う。しかし、それは同時に、ある隠された秘密を知ることでもあった……。
概要
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これまでのフロントミッションシリーズ(FM)がシミュレーションRPGだったのに対し、本作は重装機兵ヴァルケンのようなアクションRPG。迫り来る無数の敵を一人で次々と撃破していく。
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主人公のアルベルトとその仲間達にはレベルが設定されており、レベルが上がると新たな機体や武器を購入できる。
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一度クリアしたステージにも資金・経験値稼ぎのために何度でも入ることができる。さらに一部の基地ステージではクリア後特定のタイミングで入るとちょっとした後日談が聞けたりする。
他シリーズとの相違点
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シリーズでは唯一正史とは異なる歴史を辿った未来を描いている。共通点は歩行兵器「ヴァンツァー」などくらい。
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1STの人物とは別人だが物語に大きな役割を果たす「サカタ」が登場していたりする。
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搭乗機の変更はパーツごとではなく、機体ごと。換装できるのは武器や追加パーツであるダッシュユニットやバーニアユニットくらいで、つけ替えても外見に変更は無く、シリーズの醍醐味の一つである「機体を自由にカスタマイズする」楽しみが薄れてしまっている。
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さらにステージによってはヴァンツァーを降りて生身で戦うことも可能。生身での攻撃手段は少ないが、しゃがんでいるとほぼ全ての攻撃を無効化できる。
他にも武器や機体を使うほど上がる熟練度、タイプがまるで違う味方機と共に戦うといった要素もある。
評価点
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ハードでシリアスなFMとはややかけ離れた世界観・人物。
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国を救う為なら自分の命すら厭わぬ熱血漢のオーウェン大統領、台詞が色々とヤバイビショップ、敵として出現した後隠しショップの店員として登場するシヴァルツなど。出てくるキャラは個性的な面子ばかり。
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主人公のアルベルトは生身でヴァンツァーと渡り合えたり、ヴァンツァーを含めた作中のあらゆる兵器を使いこなしていることから、シリーズ最強の主人公と言われることも多い。
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ヴァンツァーから降りて戦うという要素はFM3で再登場することになる。
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味方キャラであるカゲミツは「一緒に連れて行くと心が和む」という言葉通り、小さいながら非常に可愛らしい動きなどでプレイヤーを和ませてくれる。
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しかしだからといってシリアスでハードな面が全く無いわけではなく、自機よりはるかに巨大な敵との戦闘、世界滅亡の危機に立ち向かう主人公チームなど、FMらしさもちゃんと持ち合わせている。
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強化した主人公機なら、多くの敵をまとめて粉砕する爽快感を得ることができる。
総評
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フロントミッションシリーズの異色作である本作だが、そのアクション性の高さやストーリーからファンも多い。現在ではVCで配信しているので、今からでも気軽にプレイできるのが良い点。