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バトルトード - (2012/01/14 (土) 18:18:30) の編集履歴(バックアップ)
バトルトード
【ばとるとーど】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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発売元
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メサイヤ(日本コンピュータシステム)
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開発元
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レア
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発売日
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1991年12月20日
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定価
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6,500円
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概要
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二足歩行のカエルが主人公の横スクロールアクションゲーム。
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カエルは「ラッシュ」「ジッツ」「ピンプル」の三匹。
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ちなみに訳すと「向こう見ず」居眠り」「ニキビ」である。
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開発は『スーパードンキーコング』や『ゴールデンアイ007』等の名作などを作ったレア社。
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仲間を助けるために、闇の女王に挑むというストーリー。
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元々海外で発売された。つまり洋ゲーである。
特徴
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レア社らしく非常にステージのバリエーションがある。
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基本的には、ベルトスクロールゲームで敵を倒しながら進んでいけばいい。
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他にもエアバイクや一輪車等を使ったステージや巨大な蛇を乗り換えながら進むステージなと殴り合い等は少ないステージもある。
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カエルは3匹いるが全員使えるわけでは無く、プンフルは連れ去られてしまう。
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敵が倒すと破片が残り、武器に使うこともできる。
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その他の特徴
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目玉が飛び出たり顎が外れたりアメコミ風な演出が多い。
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蠅を食べると体力が回復する。しかし量は限られている。
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コンティニューは回数制限がある。
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2Pによる協力プレイも可能である。しかし問題点が多い。
評価点
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敵を倒す爽快感を重点に置いたアクション
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敵にとどめをさす際に腕や足などが巨大化して敵を吹き飛ばす演出がされる。
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また敵を多く巻き込んで吹き飛ぶ事もあり非常に気持ちいい。
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また非常に多彩な展開も魅力である。
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毎回違った展開があり様々なゲームやってる気分になりお得感がある。
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美麗なグラフィック
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ドット絵や背景がかなり作り込んでありファミコンの中でもトップレベルである。
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他にもFCなのに多重スクロールしたり巨大な蛇が出たり、最終面では塔がグルグル回ったりする。
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凝った演出
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例えば一面の巨大ボスは画面外に居て、岩をぶつけて攻撃すると画面にヒビが入る演出がされる。
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他にも各ステージの合間に挿入されるデモシーンや全体マップなど丁寧に作られている。
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出来の良いBGM
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さすがレア社だけあって良BGM揃いであり、特に10面の曲は人気がある。
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全体の傾向はテクノ調の曲が多く、耳に残りやすい。
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2Pによる協力プレイ
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問題こそ多いもののやはり協力プレイは楽しいものである。
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当時のゲームは2Pプレイができないゲームは少なくなかった。
問題点
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高すぎる難易度
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一撃死やパターン覚え等初見殺しの罠が多く面の数も多い。
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その癖にコンティニューは回数制限があるから何度も最初からやり直さないといけない。つまり覚えゲーである。
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今作の山場の一つであるバイク面は終盤になるとスピードが異常に速い。
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しかしこれでも難易度は調整されており、海外版は難易度はもっと高い。
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キャラクターデザイン
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アメコミ的なデザインは賛否がありその為敬遠されがちである。
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協力プレイのバランスの悪さ
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1P、2Pに関わらずゲームオーバーしたら最後に死んだステージの最初からになる仕様。
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ちなみにゲームオーバーにならなかった方の残機はそのままである。
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味方攻撃の有無の設定が出来ない為自分の攻撃が他のプレーヤーに当たる仕様
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敵を吹き飛ばした時、味方も巻き込んでしまうことが頻繁に起きる。
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これらの仕様からこのゲームは「友情崩壊ゲー」として悪名高い。
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協力プレイで全ステージクリアしたらそれだけでこのゲームをやり込んだと言っていい。
海外版との差異
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難易度が日本版と比べて大幅に上昇している
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敵の配置や強さ、残機などよりマゾな事になっている。
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ポーズボタンを押すと、ドラム音のノリが良いBGMが流れる
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2Pプレイの選択がゲーセン仕様
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日本版だと普通の選択式になっている。こっちの方がわかりやすいからだろうか。
総評
本作はファミコン後期に発売され、キャラクターデザインの賛否の事もあり、残念ながら名前すら知らない人も多いだろう。
しかしながらプレイヤーを飽きさせないようにゲーム全般に盛り込まれたアイデアの多さやFCの限界を超えたギミック、丁寧に作られたゲーム性など、文句無しに傑作と言っていい作品である。
高い難易度も決してクリア不可能な程ではないので、プレイする機会があったら是非クリアするまで遊んでほしい。
余談
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メガドライブやゲームボーイ、SFCなどでリメイク・移植された。
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画質やステージ構成など色々変わった点はあるが基本的には良作揃いである。
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海外でのみアーケード版も存在(国内向けの販売なし)。洋ゲーらしい暴力演出が強化されており、見た目はかなり強烈。
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他にも「バトルトード&ダブルドラゴン」というダブルドラゴンとのコラボ作品もある。
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基本的にベルトスクロールアクションとしての部分が中心のゲームである。
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またカエルを三匹とも使えることができる作品である。
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「ゲームセンターCX」にて有野課長が挑戦した際、攻略に2日間計23時間を要し大苦戦した。
にもかかわらず、「2011年(に挑んだ中で)一番オモロイソフト」「あんま言うようなもんじゃないなと思うんですけど…このソフト買いですね!」と大絶賛していた。