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伝説のスタフィー - (2012/03/26 (月) 15:31:13) の編集履歴(バックアップ)


伝説のスタフィー

【でんせつのすたふぃー】

ジャンル マリンアクション ASINを正しく入力してください。
対応機種 ゲームボーイアドバンス
発売元 任天堂
開発元 トーセ
発売日 2002年9月6日
定価 4,800円

物語

  • スタフィーは空に浮かぶ王国「テンカイ」の王子。ある日、宝物を運んでいる途中に海に落としてしまった。すると、大嵐が起こってスタフィーは海に落ちてしまった。海に落ちた時、ロブじいがスタフィーを助けた。スタフィーはテンカイに帰るため、冒険に出る。 (Wikipediaより)

概要

  • 可愛らしいキャラクターが売りのマリンアクションシリーズ第一作。元々はゲームボーイカラーで開発されており、画面写真が公開されるまで開発が進んでいたが後継機のゲームボーイアドバンスにハードが変更された経緯を持つ。
    • このため本作にはステージ中R、Lボタンを使用する操作は一切存在しない。
  • なお、ゲーム開発の下請けを専門とし、なおかつかかわったゲーム作品を一切明かさないトーセが関わっていることが公表されている唯一のシリーズである。

特徴、システム

  • ジャンルは他に類のない「マリンアクション」だが実際のところ水中面が多いぐらいでシステム自体は一般的なアクションゲームである。
    • マリオのようなジャンプアクション系ではなく、メトロイドシリーズのような探索アクションに近い。
  • 主人公のスタフィーにできることは非常に少ない。移動、ダッシュ、高速泳ぎの一般的なアクションを除くと唯一の攻撃手段である「スピンアタック」とゆっくり落下できる「ムササビジャンプ」だけである。
    • だからといってゲーム自体もシンプルかと言えばそうでもない(後述)。
      • 特定のポイントでは「のりもの」に乗って先に進むことになる。通常時とはまた違った操作を要求されるためなかなか新鮮である。
  • 2週エンド。以降のシリーズも同様である。
    • 2週目は地上に散らばってしまったテンカイのお宝を探すため再び地上を巡ることになる。
      • 1週目は入れなかった場所にも入れるようになる。
    • 1週目はストーリーの展開上一度クリアしたステージに引き返すことはできない。自由にステージ選択ができるようになるのは2週目からである。

評価点

  • キャラクターの可愛らしさ。
    • 海の生き物をモデルにしたキャラクターのデザインはかなり秀逸。スタフィーもアクションをする度に可愛らしいリアクションをする。
  • 美麗なグラフィック。
    • ゲームボーイアドバンス発売からさほど間の空かない内に発売されたが、グラフィックレベルはゲームボーイアドバンスでも上の方。アドバンスのスペックを見せつけた。
  • 歯ごたえのある難易度。
    • 任天堂製アクションゲームの例に漏れず本作に難易度調整は存在しない。プレイヤーの目指す位置で難易度は変わってくる。
      • 1周クリアだけならアクションゲームに不慣れなライト層でもトライ&エラーを繰り返せばたどり着けるレベル。
      • しかし2週目クリアを目指すとまた話は変わってくる。特に強化された2週目ラスボスはシリーズ最強とも。
    • とはいえ高難易度を売りにしているわけではないので無理ゲーというほど鬼畜なわけではない。
    • 救済策として「ゲームオーバーになりにくくなってもリスクがほとんどない」ということが挙げられる。
      • スタフィーのライフは5個。「しんじゅ」(マリオでいうコイン)を5個集めればそれだけでライフが一つ回復する上、穴に落ちたりしてもライフ1つを失って特定の場所まで戻されるだけである。
      • セーブポイント兼回復ポイントである人魚も随所におり仮にゲームオーバーになってもそこからやり直しになるだけである。
    • ボスはいずれも一筋縄ではいかない。
      • 基本的に普段はスピンアタックが通用しないのでなんとかして隙を作る必要がある。
      • ボス戦はスタフィーもボスもライフが5個に固定される。先に5回攻撃を当てた方が勝ちというシンプルな方式であると同時にダメージを与えれば与えるほどボスの攻撃は激しくなるため緊張感も増す。
  • 豊富なやりこみ要素。
    • いきもの図鑑
      • 倒した敵と出会った人物が乗っておりそれらに対するキョロスケのコメントも聞ける。
      • 中には特定の場所に行かないと倒せない敵がいたり後述のミニゲームをクリアしないと登録できない敵もいるためコンプリートはなかなか大変。
      • 特筆すべきことに本作に登場する敵キャラはステージ間の使い回しが一切存在せず全てステージ固有のものになっている。
    • ミニゲーム
      • ステージ内で特定の人物に出会うとプレイできる。1週目は「かんたん」しか遊べないが2週目以降「ふつう」と「むずかしい」が解禁される。
      • 「むずかしい」をクリアするとそこでしか出会えない特別な敵がいる場所に行ける。
      • どのミニゲームもシンプルながら地味にハマる良作。
    • お宝
      • 2週目はこれを集めるのが目標になる。グラフィック的にはなかなか面白い(なんでこれがテンカイのお宝なんだ?と思うもの多数)のだが解説などはついていないのが残念。
    • 写真
      • ステージ内で集めたしんじゅの総計で写真に写っているキャラクターが増えていく。
      • 最初はスタフィー一人の寂しい写真だがだんだん増えていくのが楽しい。
      • ちなみに最終的に9999個のしんじゅを集める必要があるのでおそらくやりこみ要素では一番手間がかかる。

一時保存。今日中の完成を目指します。