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アイスクライマー - (2012/07/21 (土) 20:35:49) の編集履歴(バックアップ)
アイスクライマー
【あいすくらいまー】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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アーケード ファミリーコンピュータ(ディスクシステム版も有り) ゲームボーイアドバンス
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発売・開発元
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任天堂
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稼動開始日
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1985年
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発売日
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【FC】1985年1月30日 【FCD】1988年11月18日 【GBA】2004年2月14日
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定価
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【FC】4,500円 【FCD】500円 【GBA】2,000円(税別)
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配信
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バーチャルコンソール 【Wii】2007年11月6日/500Wiiポイント 【3DS】2012年7月4日/500円
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概要
エスキモー姿の主人公ポポ(1P側/青服)・ナナ(2P側/赤服)を操作して雪山をひたすら登ってゆくアクションゲーム。その目的は不明である。ファミコン用ゲームソフトとして販売されたと同時にゲーム性が人気を呼び、アーケード版が稼動。後にアーケード版がディスクシステムへと移植され書換でのみ販売された。
ルール
全32面のループゲームで、1周するとまた1面の山からはじまる。
1つの山は麓~中腹、中腹~頂上の2ステージ構成となっている。
麓~中腹
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8段の階層でできており、その間は氷のブロックで隔てられている。これを持っている木槌で砕きながら山を登っていく。持っている木槌は敵を倒すこともできるという万能仕様。
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1画面に4段しか表示されず、4階目からは登っていくごとにスクロールされる。画面外に下がった階層は奈落の底になり、これに落ちるとミスとなる。
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階層を隔てるブロックには壊せないものや滑るもの、コンベアのように強制移動させられるものなどさまざま。ブロックは一切ない代わりに乗ることができる雲が流れていることもある。
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ブロックがなくなったところには、トッピー(青いアザラシのような敵キャラクター)が持ってくる氷の塊で再び修復される。
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時間制限はないが、もたもたしているとホワイトベア(サングラスとパンツをはいた白熊)が出現し、地面をドスンと踏み鳴らして1段階フィールドを押し下げ、下方へスクロールさせてしまう。
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ひとつの山をクリアするごとに落ちてくる氷柱の数が増えていく。(最大2つ)
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ミス条件
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画面外に落ちる
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敵や落ちてくる氷柱に触れる
中腹~頂上
(ボーナスステージ)
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8階層目に突入するとステージが開始される。山自体はクリア扱いとなるため、ボーナスステージという位置づけである。ブロックや流れてゆく雲にのって頂上を目指し、飛び回るコンドルに上手くつかまることができればクリア、ボーナススコアとなる。
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40秒の時間制限がある
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画面外に落ちたり、時間がなくなるとミスとなるが、残機は減らない。そのまま次の山に挑戦することになる。
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なぜか様々な野菜が生育しており、これを採るとスコアが増える。
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野菜には表情がついているものが多くコミカル。
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ボーナスステージに置かれている野菜は数種類あるが、どのステージから始めても出現する順番は変わらず、必ずナスから始まる。
2人同時プレイ時
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目的などに大きな差はない。
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一人プレイ時との違い
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より上にいるプレイヤーを基準に画面がスクロールしていくため、下にいる方のプレイヤーがそのまま画面外にスクロールされてミスとなることがある。
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8階層目に1人で登った場合、下に残っていたプレイヤーはボーナスステージに挑戦することができない(ただしミス扱いにはならない)。
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2人でボーナスステージに挑んだ場合、プレイヤー1人でもコンドルにつかまればクリアとなり、ステージが終了となる。2人でつかまることは通常できない。
長所
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ルールがシンプルで遊びやすい。
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ひたすら頂上を目指すだけなので単純。
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しかし、ひとつの山ごとに仕掛けの組み合わせ方で特徴がつけられているので作業ゲーにならない。
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2人同時プレイが楽しい。
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頂上まで競争するもよし、協力しあって一緒に頂上を目指すもよし、いろいろな遊び方が楽しめる。
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普通にやっているつもりでもその人の性格がでるので、その人の性格を知ることができるかも?
短所
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ジャンプの制御がしにくい。
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ジャンプの感触が重い上に慣性が働いているため、横方向へジャンプしようとしても、高さが足りなくて足場に届かずそのまま穴に落下、というミスを起しやすい。
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ご丁寧にも、スマブラシリーズでもこの挙動がそっくりそのまま採用されている。
移植
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1988年にディスクシステムに移植された。ただしFC版ではなくAC版の移植。相違点は以下の通り。
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タイトル画面にポポとナナが登場する。
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特定ステージでフィールド内に風が吹く。
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トッピーのグラフィックが書き換えられている。
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FC版に登場しない新規の敵キャラが登場する。
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ステージセレクトはタイトル画面ではなく専用のセレクト画面に移行して行う。
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ステージBGMがロングバージョンになっている。
総評
黎明期の2人協力型アクションゲームの例に漏れず、いつの間にか協力のはずが対戦、そしてリアルバトルへ……なんて流れはありがちであった。子供のころ兄弟・友達で喧嘩に発展してしまった人も多いのではなかろうか。
何はともあれ、ファミコン黎明期を飾るアクションゲームの1つであることに変わりはなく、GBAの移植シリーズ『ファミコンミニ』でも第一弾タイトルに選ばれたり、スマブラシリーズでプレイヤーキャラとして復活を遂げているあたり、現在においても人気の高さを証明しているともいえよう。
余談
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N64で販売された『どうぶつの森』では、雑誌などの懸賞品であり、ある家具をあればアイスクライマーがプレイ出来るようになっている。
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GC『どうぶつの森+』では、N64『どうぶつの森』のお出かけデータが入ったコントローラパックとGCのメモリーカードを任天堂に送ることで引き継ぎサービスの特典のみで入手できた(現在はサービス終了している)。
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AC版、NES版、ディスクシステム版ではトッピーのグラフィックが変更されている。
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大乱闘スマッシュブラザーズDX、同Xにおいてプレイヤーとして登場。
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髪型などで2人の違いがさらに描きわけられるようになった。しかし「幼なじみ的な男女で、友達以上恋人未満」「ふたりはなかよしだ!! たぶん。」など、目的同様いまだ不明瞭な点は多い。
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今では沈静化してるが、過去にはソフト単品でも定価以上の取引がされるくらいプレミアがついていた。