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川のぬし釣り2 - (2012/04/24 (火) 16:15:04) の編集履歴(バックアップ)


川のぬし釣り2

【かわのぬしづりつー】

ジャンル 釣りRPG
対応機種 スーパーファミコン
発売元 パック・イン・ビデオ
開発元 パック・イン・ビデオ
発売日 1995年4月28日
定価 10,290円(税抜)
ぬし釣りシリーズリンク

概要

ファミコンで発売された第1作目がファニーゲーム賞を受賞した事で有名なぬし釣りシリーズの続編。

システムやMAPなどを一新しぬし釣りシリーズの基礎を作り上げた。

評価点

  • ファミコンの前作から魚種が大幅に追加され66種類となる大ボリュームに イワナ、ブラックバス、アユといった釣りで馴染み深い川魚からマイナーなツチフキやワタカなどの外道、更に河口ステージではクロダイやスズキなどの海の魚、果ては現在絶滅危惧種になってるヤマノカミやハリヨと広い範囲でカバーしている
  • そして魚以外のイモリやカエルなど経験値のみで釣りノートには記録されないが釣り上げるのが一層手ごわい外道も6種類存在する
  • 魚のグラフィックは日本の淡水魚(山渓カラー名鑑)からそのままドットで綿密に模写しており今でも非常に美しい
    • 今作から鮎の友釣りが追加された
  • ステージは6ッ箇所存在し主人公は4人の中から選びそれぞれの「ぬし」も異なるため家族や友達で楽しめる
  • 魚の大きさが小さいのは若魚と表示されこれを調子に乗ってバンバン釣り上げて売ってしまうと冬になり魚がいなくなる(宿屋に留まり続ければ戻せる)
  • 逆に魚を逃がしてから宿屋に泊まると魚が大きくなってゆくため大会などで勝ちたいなら何度も釣って逃がして宿屋に繰り返しが基本となる
  • 動物との戦闘で経験値が溜まると体力が増えてゆき、ヒグマやオオスズメバチやマムシなどは各ステージの動物の中でも特に強敵に設定されているなど実際の自然の怖さを学べる
  • 動物を一切殴らず仲良くすることで感謝状の手紙が届く
  • BGMはステージごとに違いどれもほのぼのとした良曲揃い
  • ステージ間を繋ぐ洞窟で体力回復に使えるきのこと動物を一発で倒せる毒きのこが拾える
  • 後のシリーズで削除された魚屋で特価で売れる魚がステージからランダムで選ばれ200円の時に大量に売ると簡単にお金を稼げる

問題点

  • セーブデータが壊れやすい、ドラクエⅢほどではないが中古で買う際などは注意
  • 水深が深いとこで魚がかかると背景が真っ黒で引くタイミングが判断しづらく目にも悪い
    • 上記の深い場所にしかいないアメマスは仕掛けの設定プログラムミスも合わさって非常にバレやすい
  • 図鑑からそのまま模写なのでブラウントラウトやソウギョなど一部若魚グラフィックのまま1mを超える大物になってしまう
  • ソウギョはゲーム中で1匹しかおらず周りにいる同じアイコンのコイやヘラブナやワタカなど大量にいるため育てるのが非常に困難

小技

  • 主人公兄で始める際名前を「つり太郎」にするとスタートから所持金1000円竿や仕掛けや食べ物などが揃っており純粋に釣りだけを楽しみたい場合役に立つ
  • タイトル画面のまま放置すると今まで釣った魚を操作できるモードになる

総評

攻略本と共にシリーズの知名度を一気に上げた今作は 今でもシリーズ最高と評される魚のグラフィックや後のシリーズでなくなってしまった動物とのサバイバルRPGでもあり 日本の古きよき田舎を感じさせるステージ構成やのんびりしたBGMは「牧場物語」に代表されるスローライフ癒しゲーとして またこの後に発売された「海のぬし釣り」も近年でも見られない豊富な魚種や仕掛けなど 釣りゲームというジャンルの中でも非常に評価が高い。