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ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 - (2012/05/30 (水) 20:37:48) の編集履歴(バックアップ)


ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2

【どらごんくえすともんすたーず じょーかーつー】

ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 スクウェア・エニックス
開発元 トーセ
発売日 2010年4月28日
価格 5,490円
ドラゴンクエストシリーズ関連作品リンク


概要

ポケモンのフォロワーとして人気を博した、ドラクエモンスターズ(DQM)シリーズの第5作。

特徴・改善点

  • 荒削りだった前作に比べ、グラフィック・音楽・操作性などの質が向上。
    • グラフィックの質が大幅に向上した。
    • BGMは前作と比べ格段に良くなっている。
    • 操作性は主人公の移動速度が速くなり、ルーラの性能も強化された。
    • これまでのDQMシリーズでは特定の場所でしかセーブできなかったが、どこでもセーブが可能になった。
  • メタル系のモンスターが序盤から登場。これまでよりも比較的楽に倒せるようになっており、多少経験値を稼ぎやすくなった。
  • モンスターの数が300種類以上に増加。
    • 一部のモンスターのランクや系統が入れ替わったり、配合の仕方が前作と明らかに異なるものもいる。
    • 手持ちの2体分、3体分を占めてしまう巨大モンスターが登場。
    • 前作の神獣系の代わりに???系が再登場。前作に登場した神獣といくつかの大魔王が該当する。
  • すれ違いではIXDS版VIともすれ違うことができ、その作品にちなんだモンスターが出現する。
  • シリーズで初めて能力値の上限が1000以上のモンスターが登場。HPに至っては2000以上になる事も。

問題点・賛否点

  • 前作と同様にモンスターの能力値に限界値が設定されており、好きなモンスターを強くすることが出来ないという問題が改善されていない。
    • 明らかに前作より弱体化したモンスターも存在する。
  • 期間限定でしか入手できないモンスターがいる。
  • 一部バランスを壊すスキル・特性の組合せがある(しっぷう・ゼロ、メタルボディみがわり等)

総評

改善点を前面に押し出し、魅力的なモンスター、やり応えのアップなど、ドラクエファンなら納得の出来、一方でチュートリアルもしっかりしているため、ドラクエシリーズ新規プレイヤーも手を出しやすい作品である。次回作にも期待が持てる出来と言えるだろう。

その後

ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナルが発売。ドラクエ初の完全版である。

ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2プロフェッショナル

【どらごんくえすともんすたーず じょーかーつーぷろふぇっしょなる】

ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 スクウェア・エニックス
開発元 トーセ
発売日 2011年3月31日
価格 4,440円

前作からの改善点

  • 前作よりシナリオや新規モンスターが多数追加された。
  • 前作では一部のモンスターにしか存在していなかった強モンスター、最強モンスターがAランク以下モンスター全てに登場した。これにより前作までに指摘されていた好きなモンスターを強くすることができないといった問題がある程度解消された。
  • モンスターごとのバランス調整も行われ、前作でwi-fi対戦等で猛威を振るってたスキルやモンスターはマイナススキルが付くなどして弱体化した。
  • 前作はすれ違い通信ですれ違う度に通信を中断しなければならなかったが3人まで保存して後から挑戦することができるようになった。
  • wi-fi対戦の切断対策もされており、切断された場合、相手がAIになり対戦続行できるようになった。

問題点・賛否点

  • すれ違い対戦では前作と違い、Aランクまでしかスカウトすることができなくなった。
    • おそらく前作は楽に高ランクモンスターが入手しやすかった為だからか入手条件に制限をかけたものだと思われる。発売からあまり時間が経ってない頃はあまり問題にはならなかったが発売から時間が経った頃にはSランク以上のパーティにしか遭遇しないことも・・。期間限定だけならともかく特定の、地域のみしか配信されなかったモンスターも存在した。また、前作からの引継もAランクまでのモンスターしか転送できない。
  • Aランク以下のモンスターに全て強モンスター、最強モンスターが付いたことの弊害からかモンスターのコンプリートのハードルが一気に上昇した。
    • Cランク以下のモンスターを最強化するには同じモンスターを最低でも4体用意しなければならない。特に最強サイコロンはサイコロン1体の配合につき、おおめだま4体の4体配合を使用することから、作成するにはおおめだま16体も必要になる。

総評

前作の問題点も解消され、対戦の駆け引きもさらに向上し、完全版としては相応しい出来であるといえる。2012年5月に発売されるテリーのワンダーランド3Dはこの作品をベースにしたシステムなようだ。