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記事の書き方 - (2012/08/19 (日) 06:57:51) の編集履歴(バックアップ)


初めてでも分かる記事の書き方

ここでは記事の書き方について説明しているが、特に初めて記事を書く方向けとなっている。
なお、ここを読んでも分からないことがあれば意見箱にて聞いてみるといい。優しい先輩方がきっと丁寧に教えてくれるはずだ。




その1 前知識 -プラグインの概念-

プラグインとは簡単にいえば「文字の見た目や文章構成を変えるための記号」。
記事を書く際はこのプラグインを文中に埋め込んで見出しや表を加えてゆく。具体的にはこちらを参照して欲しい。
特に記事執筆前には「表」「見出し」「水平罫線」の3種類のプラグインを把握しておいてほしいが、逆にいえばこの3種類だけでとりあえず記事は書ける。


その2 書きたい記事が決まったら

  • 書きたい記事が決まったら、まずはゲームタイトルでwiki内検索をしてすでに記事が作られていないか確認しよう。
    • 名作・良作まとめ@ウィキだけでなく、ゲームカタログ(仮)クソゲーまとめ内も検索してしっかり確認すること。
    • 片仮名表記では検索に引っかからない場合があるので、英語表記でも検索してみること。
  • 記事が作られていないことが確認できたら、名作・良作まとめ@ウィキに作成してもよいか精査しよう。
    • 具体的には「発売から3ヶ月経っているか」「他wikiの執筆依頼に上がってないか」「名作としての一般的な認知はあるか」など。
    • 手っ取り早い確認方法は意見箱で聞いてみること。特に名作と言えるか微妙な作品は必ず他者の意見を聞いた方がいいだろう。
  • 名作・良作まとめ@ウィキに作成できるようであれば、さっそく下書きを書いてみよう。
    • 下書きはもちろんローカルのテキストエディタ(メモ帳など)で。不時のバックアップとしても重要。
    • ページだけ先に作成して逐次書き加えてゆく方法も禁止されてはいないが、未完成記事のまま放置される原因になるので推奨できない。

その2 基本情報表を書いてみよう

基本情報表とはその名の通りゲームの基本的な情報を記載した表で、ゲームタイトルと共に記事の先頭に置く。
これに関してはテンプレートが用意されているので、こちらを参考にして書いてもらいたい。
ただしこの部分は執筆者以外からの追記が比較的容易に望めるので、調べてもどうしても不明な箇所は最悪書かなくても構わない。


その3 具体的な内容を書いてみよう

基本情報表が書けたらいよいよ具体的な内容を書いていく。記事を書く際に最も大切なのは「このゲームを伝えたい」という気持ち
ただ、作品に対する愛がどれだけあっても、基礎的な文章表現及び文章構成能力が無ければ公表に足る記事執筆は難しい。
また、作品に対する愛と文章能力の両方があったとしても、他者の閲覧環境や感性を尊重できなければ編集合戦を招くこととなる。
特に初めて執筆される方は、こういった問題を避けるためにも下の内容に必ず一度目を通しておいてほしい。



記事の構成

以下に基本的な記事構成とそこに書く内容を紹介する。
ただしこの記事構成及び説明文は「ある種のパターン」では有るが、全ての作品に当てはめられるわけではない。余程ひどくない限り、基本的には自由に書いてかまわない。
特に一番参考にすべきものは、既に出来上がっている『既存のページ』。慣れてきたら自分が見て「この記事の出来はスゲェ!」と思った記事の構成を真似るといい。

#contents()
  • 各項目に飛べるよう、目次を作るプラグイン。括弧内にfromhereを入れるとその箇所からの目次を形成。
    • 文章量が少ないようなら書かなくても構わないが、記事を作る場合は最低限これが必要な程度の文章量を確保した方がいいだろう。
    • 同じページ内に続編や移植作品についても記載する場合、同じ項目名にしてしまうとリンクが正常に機能しなくなってしまう。
      • 例えば、元作品の「概要」とその下に同じく移植等の作品の「概要」を作った場合、後者へのリンクが生成されず、どちらも元作品の概要へのリンクとなってしまう。
      • これを回避するためには、後者を一例として「概要(○○版)」「概要(2)」等とするのが良いだろう。
    • また、プラグインは一度ページ保存をしないと変更が反映されない。
      • そのため、項目名や構成を変更した後でプレビューで確認をしても、そこで表示されるのは編集前のものとなっている(初版である場合はそもそも表示されない)。
      • 正式にページ保存すればしっかり変更内容が反映されるので、心配なきよう。
**概要
  • その作品が客観的に見て「どんなゲームなのか」を簡単に記述する。
    • どういった作風なのか、なにが売りなのか、どういったバックグラウンドで制作・発売されたか、世間の反応はどうだったかなど。
    • あくまで概要(概ねの要旨)なので、具体的な評価内容の記述は後項に任せ、ポイントは「押さえつつ文章量は抑えて書くことが重要。
    • できるだけ客観的事実(バックグラウンド、売上、余所のレビュー、受賞歴など)に終始すると、後項の具体的な評価内容とのメリハリがついて良いだろう。
**ストーリー
  • その作品の導入部を記述する。
    • 記事への興味をより引き付けるために概要以前に書く場合もあるが、具体性を持つ項目なので基本的には概要の後に書く。
    • 説明書や公式サイトの文章を転載するもよし(転載時はその旨を明記すること)、自分で分かりやすく書くもよし。
    • ただし概要と同様にシナリオの細部や設定などはここでは書かず、後項で必要に応じて補足した方がいいだろう。
**特徴 or **基本的なゲームシステム
  • その作品の特徴や基本的なゲームシステムについて記述する。
    • 特にシリーズ作品の続編である場合は、基本的なゲームシステムの項は前作を参照するように述べたうえで、前作からの追加・変更点を書いてもいい。
    • 特徴やゲームシステムが評価点に直結しているようなら評価点とまとめて書いてもいいが、2つに分けて段階的な解説をした方がより分かりやすいだろう。
**評価点
  • その作品が名作・良作足る理由を記述する。 最も大事な部分
    • 以降の賛否両論点、問題点ともどもインデントを用いて箇条書きにするのが分かりやすく一般的。
    • どこが名作たる所以で、そしてそこが何故面白いと言えるのか。全くそのゲームを知らない人が読んでも、それが伝わるような書き方を心掛けよう。
**賛否両論点
  • 人によって評価が分かれる点を記述する。
    • 単なる曖昧な判断でこの項目を載せるのは避けて、賛成派の考えと反対派の考えを具体的に示すと説得力があって良いだろう。
    • 意見箱での意見が衝突した場合や編集合戦になりそうな場合にもこの項目に落ち着けるのが安定。
    • 載せることが少ない場合は問題点とまとめて書いてもいい。
**問題点 or **不評点 or **難点
  • その作品の問題のある点、評価が宜しくない点を記述する。
    • どんな名作でも多少の落ち度はあるもの。大抵はこの項目も記述することになる。不満が有っても面白いという事は良作の目安にもなる。
    • ただし問題点とするからには、できるだけそのゲームの本質的な部分を挙げるように。制作者や企業問題を過度に絡めると、ゲーム自体には関係のない「叩き」になりがち。
    • 文章量と評価内容は必ずしも一致しないとはいえ、あまりに問題点が多いと名作としての説得力に欠ける。その場合はカタログ行きを打診するなり記述を見直すなりしよう。
**総評
  • 他の項目を下地に結論を記述する。
    • 「総評」という性質上、単なる箇条書きではなく文章でまとめるのが理想的。
    • 内容を細かく読まなくても、ここだけ読めばそのゲームの名作としての評価が分かるように書くことがポイント。
    • ダラダラとした文章は避け、なおかつ1行程度のあっさりした文章も避ける。ある意味 執筆者の文才と作品に対する愛 が最も影響する部分。
**余談
  • ゲームの評価と直接関係無い情報を記述する。
    • ゲームに関する豆知識、他メディアでの動き、他作品への影響など。肥大化しやすい部分でもあるので、追記する際は慎重に。



記事内容の注意点

記事を書く際は以下の決まりをしっかり守って書いてほしい。文章表現については人によって限界もあるが、最低限自分がチェックして気付いた部分は直そう。
また、ある程度下書きが書けたらサンドボックスに投下して記事の正式作成前に他者に編集してもらうこともできる。その際は意見箱にてその旨を伝えよう。

書いてはいけない内容・表現

  1. 隠されていないネタバレ
    • ネタバレ自体は禁止ではないが、必ずregionのプラグインを使って隠すこと。
    • そのゲームをやったことの無い人の興味を削いでしまうような内容なら、プラグインの使用にかかわらず避けた方がいいだろう。
  2. 機種依存の文字
    • ローマ数字はアルファベットの大文字、I・V・X等で代用する。
  3. 一方的な視点からの表現
    • ありがちなのはシリーズ作品で前作をやった人からのみの評価を書いたり、限られた環境にいる人からのみの評価を全ての人の評価のように書いてしまうこと。
    • 客観的なソースの無い情報もこれに当たり、ともすると根拠の無い誹謗になる。特にネガティブな内容を書く場合は良く良く注意して欲しい。

避けるべき文章表現 基本編

  1. ら抜き言葉、れ足す言葉が文章に含まれていないか
    • 「食べれる」「来れる」、「行けれる」「勝てれる」など。
  2. 話し言葉で構成された文章は含まれていないか
    • 「そうゆう風にして~」「~な感じで」「でも」「~がいい。」
  3. 読点が少なすぎる、または多すぎる文章は含まれていないか
    • 基本的には自分で音読した際に息継ぎをする箇所に読点を付ける。
  4. だらだらとした冗長な文章は含まれていないか
    • 特に文末に注意。「~してしまっているようにも多少見受けられる」「~されているような印象も無い訳ではない」など、言い回しによって冗長になりやすい。
    • 正確な表現はもちろん大切だが、それによって読みにくくなるのであればオミットすることも大切。
  5. 要点のみのあっさりしすぎた文章は含まれていないか
    • 「長所:○○であることを生かした演出」とあるだけでどう生かされているのか理解できない文など。
    • 特にこういった文章の中には、箇条書きに徹し過ぎて文意がとぎれとぎれになり、読みにくいものも多い。

避けるべき文章表現 応用編

  1. 陳腐な表現やネット用語が多用されていないか
    • 「かっこいい」「きれい」「中毒性がある」「○○な雰囲気がいい」「某○○」「神曲」「ゲーム性」など。
  2. 話し言葉を盛り込んだ状況表現が多用されていないか
    • 「ユーザーからは「どこにいるんだ」「どうすればいいんだ」という声が挙がった」「「これは凄い」という意見もあった」など。
    • ユーザーのリアルな感想を記事に反映する手段でもあるが表現の陳腐さも孕んでいるため、多用しないほうが良いだろう。
  3. 太字・色文字などの強調プラグインを多用されていないか
    • 強調したい部分を絞って使用しなければ、逆に強調したい部分が目立たない上に読みにくくなる。
  4. 脚注が多用されていないか
    • 脚注の多用は記事の読みにくさを増加させる要因でしか無い。1つの記事内の脚注は多くても5つほどに抑え、1つの脚注の文章量も少なくするのが理想的。
    • 脚注はただ思いついた事柄を書きとめる部分ではない。脚注に書くなら書くだけの理由が必要。それが無いなら余計な情報だということ。
    • それでも載せたいのなら、余談の項に書くなりregionで括るなりすること。
  5. 改行が多用されていないか
    • 文章の見栄えを良くするために改行プラグインを用いると、閲覧環境(文字の大きさやデスクトップとラップトップの違いなど)によっては逆に見にくくなることがある。
    • 自分ではよかれと思ってやっていても、過度な改行は避けた方がいいだろう。特にインデント内の改行は慎重に。
  6. 平仮名の過度な漢字変換はないか
    • 「兎に角」「尤も」「悉く」「殆ど」「所謂」など。人によって賛否が分かれるものの、一般的に漢字に直さない表現は平仮名のままにしておくのが無難。
  7. 作品名を『』で囲っているか
    • ゲームタイトルは『』で囲うと、そのゲームをやったことの無い人でもゲームタイトルと分かりやすい。
  8. 女性の敬称「女史」を正しく使っているか
    • 基本的に制作スタッフなどの技術的地位にある女性の敬称は「氏」ではなく「女史」。ただし現代では「氏」も使われるので、最低限記事内で統一したい。



記事内容に関するFAQ

Q.文章量はどれくらいにするべき?

  • 明確な基準は無い。ただ、文章量とその記事の充実具合・分かりやすさは必ずしも一致しないとはいえ、少な過ぎるよりは多過ぎる方がまだ名作としての説得力がある。
  • とはいっても、非常に単純なゲームの多いレトロ作品や、前作とほとんど違いが見られない作品はどうしても文章量が伸び悩む。
    • その場合は自分が名作と思った「決め手」をより強調して書くか、他作品に与えた影響などを加味させて説得力のある記事にするテクニックが必要。
    • それでも不足する場合は、関連作品との記事統合提案、余所のレビューを見漁る、意見箱で意見聴取するなどをするしかない。

Q.Wikipediaや公式サイトの文章を転載してもいい?

  • 転載してもいいが、その場合はその旨を必ず明記すること。ただしストーリーなど一部にとどめ、解説文の丸パクリは避ける。

Q.分かりやすい記事を書くコツは?

  • どんな記事が「分かりやすい」かは人によって異なる。そのため、特に初心者はテクニックを求めず、誤字脱字をなくしたり句読点をしっかりつけると言った基本が大事。
  • 慣れてきたら、論理的な階層構造を意識した記事作りを心掛けよう。段階を踏んで順序良く見出しとインデントを組んでいけば、自然と記事全体が見やすくなる。
  • ある程度美しく分かりやすい記事が書けるようになって初めて、個性的なアレンジや特徴的なプラグインを盛り込むことが許される。

Q.参考になる記事ない?

  • 前述の通り、自分が見て「この記事の出来はスゲェ!」と思った記事の構成を真似るのが一番。その方がいい意味で個性のある記事も仕上がるだろう。
  • あくまで参考としてごく一例を挙げるなら、以下の記事に目を通してみるといい。
    • BLACK - 初心者向け。シンプルながら基本的な構成に則って美しくまとまっている。脚注を1つも用いていないのもポイント。
    • 源平討魔伝 - 記事作成に慣れた人向け。個性的ながら分かりやすく、なおかつ作品への愛着も感じられる。

その4 記事をアップしよう

記事が書けたら、実際にページを作成して記事をネット上にアップする。上部「@メニュー」の「新規ページ作成」から進めばOK。
ただし、いくつか決まりがあって作成ミスも多いため、以下の内容をしっかり守ってほしい。
万が一以下の決まりを破ってページを作成してしまった場合、管理者以外は訂正できない。自分で依頼所にて訂正願いを出そう。

  • ページタイトルは正式なゲームタイトルにすること
    • 具体的には公式サイトの表記に従うのが望ましい。ただ、シリーズ作品では本Wikiにおける表記の決まりを持つ場合もあるため、不安な場合は意見箱で聞く。
  • ページタイトルに機種依存文字を用いないこと
    • 記事内容と一緒。ローマ数字はアルファベットの大文字、I・V・X等で代用する。
  • ページタイトルは 空白を含め 半角英数字を用いること
    • 比較的多い作成ミスの1つ。副題があるために途中で空白を開けるゲームタイトルでは特に注意。
  • 編集モードは必ずpukiwikiライクモードで
    • こちらも比較的多い作成ミスの1つ。デフォルトでpukiwikiライクモードが選ばれているのでいじらなければOK。

その5 記事作成後


記事作成後の作業

記事をアップしたら終わりではなく、いくつかリンクを作成する必要がある。
例え忘れていても気付いた人がやってくれることも多いが、初稿作成者としての責任をしっかり果たすという意味で以下の作業をきっちりこなして欲しい。

  1. 名作・良作一覧に作成した記事を追加する。
    • 該当する機種の位置にリンクとその作品に関する一言を追加する。記述方式は他作品のものを参考にして欲しい。
  2. ゲームカタログ(仮)のゲーム一覧に作成した記事を追加する。ただし年代順の項目のみでよい。
    • ゲームカタログ(仮)では名作・良作まとめ@ウィキとクソゲーまとめを含む全作品をリスト化しているために、こちらにも追加する必要がある。
    • 作成記事がシリーズ作品なら、該当するシリーズリンクにも追加すること。
  3. 意見箱を確認しておく。
    • 作成記事に対する他者の意見があった場合、意見箱に書き込まれることが多い。記事の重大な不備に関する内容もありえるので、記事作成後は何回か覗いておこう。

記事作成後の姿勢

記事作成後は自分以外にも多くの人が記事を見て編集を加えてゆく。時には記事内容が丸々逆の内容にされることもあるかもしれない。
初稿を手掛けた身としてはそれに対する反発もあるかもしれないが、少なくともそういった感情を動機に編集し直すことは避けること。編集合戦になりやすい。
他者の編集をできるかぎり尊重して、自分の意見を貫くことではなくその記事の更なる正確性と充実を目標としよう。
とはいえ、中には悪質な輩も存在する。そういった場合はまず意見箱で相談しよう。こちらに正統性があるのならば、必ず味方となるユーザーがいるはずだ。