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対戦ホットギミック - (2012/08/21 (火) 23:21:05) の編集履歴(バックアップ)
対戦ホットギミックシリーズ
【たいせんほっとぎみっくしりーず】
ジャンル
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脱衣麻雀
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高解像度で見る
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高解像度で見る
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対応機種
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アーケード
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販売・開発元
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彩京
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稼働開始日 (彩京製ナンバリング タイトルのみ)
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対戦ホットギミック
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1997年
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対戦ホットギミック 快楽天
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1998年
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対戦ホットギミック3 デジタルサーフィン
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1999年
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対戦ホットギミック フォーエバー(4EVER)
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2000年
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※ AmazonリンクのPS2版はCERO:18才以上対象(旧レーティング)だが、裸体描写は水着やコスプレに差し替えられているため注意
WARNING!!!!!!!
本シリーズは18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。
1人プレイは、熱く連打に燃えろ!
生意気な女は、ボタン連打でおしおきだ!
連打するボタンはA~Nのどれでもいいが、
俺はいつも
Hボタン
だ!
2人プレイは、
漢(オトコ)
の戦いだ!
高い役をあがって、プロレス技を炸裂させろ!
概要
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二人打ちのオーソドックスな脱衣麻雀。相手の点を0以下にするか3回上がると勝利となり、「おしおき」と称してボタン連打であんなことやこんなことができる。
対局が進むとともに少しずつ溜まっていく「ジャンパワー」を消費して様々なイカサマが可能。
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豊富な女の子キャラによる華やかな演出が魅力。人気成人向け漫画雑誌『COMIC快楽天』とのコラボレーションなど企画面でも話題を呼び、定番の脱衣麻雀タイトルとしてゲームセンターを彩った。
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彩京から4作、版権を獲得したクロスノーツから1作がリリースされているが、麻雀ゲームの性質上作品ごとの変更点はマイナーチェンジの範疇となっているため、本項ではまとめて紹介する。
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一見脱衣麻雀として無難にまとまっているようだが、本作が語り継がれるタイトルとなった真の要因は2人対戦プレイの破壊力によるところが大きい。
システム
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ルールは基本的にアリアリだが、タイトルの通り対戦を意識した作りになっており、3人麻雀の「ツモ損」のようなルール(ツモ減り2人分)が取り入れられている。
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これによってツモで上がるよりも振り込み(捨て牌でロンすること)の方がダメージが大きくなる(親のハネ満ツモ18000÷3=6000より親の満貫直撃12000の方が痛い)。
極力振り込むリスクを避けて直撃による大ダメージを狙う戦法がやや重要になっている。
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また、面前ツモとピンフの複合が認められないなど、関西に拠点を置いていた彩京らしさを感じさせる部分が多少見られる。
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ゲームモード
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1Pモード
すべての問題は麻雀で解決できるってゆうか、麻雀で解決しろ。当たって砕けろ、そんな感じの物語だ。
(公式より)
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ステージごとに表示される相手キャラから一人を選び、順番にCPUと対局を行っていく通常の1人プレイモード。ストーリーは基本的に適当である。
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少しずつ溜まっていく「ジャンパワー」を消費してイカサマアイテムを購入することができ、対局開始時に使用できる。
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対局に勝利するとおしおき(いわゆる脱衣シーン)に移行し、ひたすらボタンを連打して女性キャラにエッチなことをできる。
相手キャラごとに数種類のおしおきの中から1つを選択する形式だが、「おしおきしない」選択肢もあり、隠しキャラの出現条件になっていることがある。
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通信対戦モード
永遠に闘い続ける運命にある、2人の漢の血と汗と涙の物語。とりあえず「お前ら誰?」って感じ。以上。
(公式より)
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ネット対戦はまだ普及していなかった時代なので、要するに2台の筐体を連結させて行う普通の2P対戦である。
ゲーム開始時に対戦モードを選んでおくと乱入待ち状態となり、相手も対戦モードを選ぶと対局が開始。
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イカサマアイテムの使用は不可だが、追い込まれた側は牌塗り替えが可能になる救済措置あり。
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おしおきの代わりに実写の「ジャンファイター」たちによる狂気の必殺技演出(後述)が搭載されている。
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ジャンファイターズモード
全国一般公募より厳選されたジャンファイター達が大暴れ!
(中略)
謎の要素も満載!もうやるしかない!
(公式より)
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対戦モードの好評を受けて3作目『デジタルサーフィン』から追加された1人プレイモード。
基本は対戦モードと同じノリだが、一般公募の謎キャラやゲーメストネタを絡めたフリーダムなストーリー仕立てで内容はカオスを極める。
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4作目では「探偵物語」のパロディである「雀偵物語」になった。キャラが変わってもフリーダムなストーリー仕立ては相変わらずである。
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お助けキャラ
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プレイヤーをサポートするミニキャラ。対局中はコミカルな動きで様々な画面表示を行う。
初代から「雀犬」と名付けられた犬が務めていたが、『デジタルサーフィン』からはジャンファイターのミニキャラも追加された。
評価点
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多彩な女の子たちによる華やかな演出
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本シリーズではそれまでの脱衣麻雀によく見られたあからさまなアニメ絵やコテコテの実写のどちらでもないライトな雰囲気を前面に出している。
普段は脱衣麻雀をやらないようなプレイヤーにもとっつきやすいビジュアルをアピールすることで、新たな客層の獲得に成功している(多くの18歳未満の健全な男子をその道に踏み外させてしまった余罪もあるが…)。
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特に初代と4作目『フォーエバー』でメインイラスト・キャラクターデザインを手掛けた司淳氏の評価が高い。アニメと写実の中間的な画風に加え、陰影の強い独特の塗りで当時非常に人気が高かった司氏の起用は本シリーズのイメージ・方向性を決定付けたと言っても良い。
氏はこれ以前にも同社の『戦国ブレード』で彩京の作品に携わっており、ゲーセンでは既におなじみのイラストレーターになっていたこともプレイヤーのとっつきやすさに繋がったと言える。
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2作目『快楽天』では成人向けジャンルで発行部数1位を誇る人気コミック誌『COMIC快楽天』とのコラボレーションを敢行。
同誌で連載中だった漫画のキャラクターが多数登場する豪華な内容となり、「これを見て涙しない漢はいない!」との売り文句通り画期的な作品として話題をさらった。
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3作目『デジタルサーフィン』では当時急速に普及し始めていたインターネットを題材に取り入れ、ホームページを開設して活躍していたイラストレーター陣を起用。吉崎観音氏や安森然氏、ありかわかときち氏、モグダン氏といったその界隈では有名な絵師らが名を連ねた。
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イラストに負けず劣らず、キャラクターボイスも豪華である。
マスコットのお助けキャラ「雀犬」(及び女の子の一人)を『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけでお馴染みの矢島昌子氏が演じているのをはじめ、こおろぎさとみ氏、松井菜桜子氏、くじら氏といった人気声優陣が惜しげもなく起用されている。
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ゲームの性質上セリフの量はさほど多くなく、ただでさえゲームセンターは雑多に置かれたゲームのサウンドや周囲の喧騒でキャラボイスがかき消えがちな環境なのだが、細部に手を抜いていない姿勢が見て取れる。
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マニアックなシチュエーションの豊富さ
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モロに性的なシーンはほとんど無いが、服に水をかけて胸の部分だけを透けさせたり、体に巻きついているリボンを引っ張って脱がせるなど、フェティシズムをくすぐるマニアックなシチュエーションが多い。
18禁タイトルとはいえ業務用という制限されたプラットフォームの中でできるだけのエロを、という開発陣の工夫であろう。
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おしおきシーンはボタン連打に連動してアニメーションする要素が加えられている。連打するだけの単純な作業だが、ただ眺めるだけではなく少しでもプレイヤーをゲームに参加させようというアイデアは評価に値する。
また、胸がこぼれる際の揺れが秀逸で、並ではないこだわりが込められている。
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おしおきが完了する寸前で止めてキャラの様子を楽しむことなどもでき、好みのシチュエーションをチョイス可能なことと相俟って大変よろしい。
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デモ画面に顔が出ているのでバレバレだが、隠しキャラクターによるファンサービスも恒例となっている。
ムサ苦しい野郎が紛れ込んでいる(ちゃんとおしおきもできる)のはご愛嬌。
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笑撃の実写対戦モード
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本シリーズの真の恐ろしさが詰まっているのが2P対戦(及び、対戦と同じテイストで進行する「ジャンファイターズモード」)。
通常、脱衣麻雀の対戦と言えば「勝った側が女の子の脱衣シーンを見られる」というのが普通だが、このゲームの対戦にはそんな軟派さは微塵も無い。漢と漢の闘いである。
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具体的にはジャンファイターと呼ばれる全身タイツを着た野郎二人(実写)が、上がった役に応じた様々なプロレス技(?)をかけ合う。
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低い役こそラリアットや水平チョップといった普通の技が繰り出されるが、役が高くなるにつれてヒザかっくんやちゃぶ台返しといった妙なものが増え始め、満貫以上にもなるとバズーカやチクビームなどもうやりたい放題である。
初代では1P側と2P側の必殺技は基本的に同じものだったが、『快楽天』以降はキャラ付けが進んで技に違いが出るようになり、技の内容もどんどん狂ったものにエスカレートしていった。
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北●百烈拳やアシュ●バスターなどのパロディ技も満載されており、『フォーエバー』のジャンデビルの頃になると「永井●に申し訳が立たないような技を平気で繰り出す」と公式でコメントされている。
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表向きは女の子にあれやこれをするゲームなのに、この変わりようはいったいどういうことか。本当に同じゲームなのか。
シューティング界から脱衣麻雀に殴り込みをかけた彩京が一瞬にしてゲーセン野郎の目を引き付けた荒業である。
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そんなジャンファイターたちの必殺技の花形が、跳萬以上の役で高確率で発動する「辱め固め」シリーズ。背後から相手の両足を掴んでおっぴろげさせつつ、局部を露出させて辱めるという恐ろしい技である。
続編が出るたびに新たな辱め固めのバリエーションが追加されていき、最終的には膨大な数の辱め固めシリーズを生み出すに至った。
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なお、ジャンファイターは京都大学プロレス研究会の学生らが演じている(彩京の旧社名は「彩アート京都」である)。異様にチープな画面構成との相乗効果でシュールなことこの上ない。
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1枚の基板で2台の筐体を稼動可能なオペレーターに優しい仕様など、地味な部分でも頑張っている(ただしリミックス作『インテグラル』『ミックスパーティー』では対戦は不可)。
問題点
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脱衣麻雀という既に完成され尽くしたジャンルかつ基本部分はごくオーソドックスな作りなので、特に問題点らしい問題点は見当たらない。
強いて言えばツモ上がりが弱いルールになっているため、イカサマアイテム選択や戦法に若干のセオリーと予備知識が必要な程度。
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使用キャラの概念やそれに伴う戦略性の違いなどが無いことは物足りないと言えなくもないが、ゲームのコンセプトとして最初から切られている要素なので、そういうゲームと言えばそれまでである。
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些細な問題ではあるが、初代のシステムが続編でもほぼ変わらずに延々と使い回されゲーム性はマンネリ化。さらには本作と同じく彩京がリリースした「G-taste麻雀」でも使い回されている。
その他
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ボタン連打による脱衣システムにはユウガ(カプコンの別名義)の『麻雀学園』の影響が見え隠れする。
ゲーメストでのカプコン・彩京開発者インタビューでは彩京スタッフがユウガの『スーパー麻雀マル禁版』について語っており、その中でのイタズラから本作のヒントを得たとのこと。
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『デジタルサーフィン』を除き、隠しキャラはいずれも同社が主力としていたシューティングゲームからのカメオ出演によるファンサービスとなっている。
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初代と快楽天では『戦国エース』シリーズの富樫こより、『ガンバード』シリーズのマリオン、いろんな作品に顔を出す"風雲はだか侍"アインの3人。フォーエバーでは『戦国ブレード』のユーニス、『ガンバード』のヤンニャン、『ソルディバイド』のカシュオンの3人
…のそっくりさんと言い張っている(本シリーズ登場時の名前が全員微妙に違うのはそのせい)。
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新声社爆破事件
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このシリーズを語る上で外すことができない笑いと涙の事件。
3作目『デジタルサーフィン』にはゲーメスト誌とのコラボレーションという裏コンセプトがあり、愛読者なら必笑もののネタが散々詰め込まれていたのだが、その中でも大技として「新声社爆破」(新声社はゲーメスト誌の発刊元。当時新しい自社ビルを建てたばかりだった)という必殺技が仕込まれていた。
しかし本作の発売からわずか1ヶ月後、新声社はリアルに爆死(経営破綻)し、彩京渾身のネタとともに伝説と化した。
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なお、彩京自身も3年後に爆死(クロスノーツに吸収合併された挙句、翌年ゲーム開発部門が消滅)した。悲しい事件だったね…。
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『快楽天』のジャンファイター(ジャンジャパン&ジャンアメリカ)が着用していた全身タイツは、ゲーメスト誌上で読者プレゼントに提供された。
総評
バカゲー要素をこれでもかと満載しながら、気軽に遊べてしっかりエロい内容で不動の人気を勝ち取った稀有な作品。
彩京の創業当初から垣間見えていたマトモなゲームに変なものをぶち込むという特有の奇妙なノリ(『ストライカーズ1945』などにも見られる)の極致にあたるのが本シリーズである。
1Pプレイではこっそりとエロを堪能し、対戦ではバカバカしい必殺技で盛り上がる二度おいしい作りで好評を博し、90年代後半のゲームセンターの18禁コーナーには必ずと言っていいほど設置されていた人気タイトルとなった。
イラストは今となっては多少古臭さを感じるものもあるが、司淳氏の画風などは時代の流行に左右されにくい味があり、当時プレイしていた人もそうでない人も楽しめる脱衣麻雀の名作である。
でも脱衣麻雀は18歳になってから!ジャンファイターとの約束だ!
移植・続編など
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『麻雀ホットギミック インテグラル』(2001年)
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4作目までの脱衣モードを詰め込んだ総集編。ただし脱衣に特化した作品のため、ストーリーがところどころ削られており、対戦モードとジャンファイターズモードが収録されていない。
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本作ではどういうわけか相手をハコ点にしないとおしおきが見れないようになっている。
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『対戦ホットギミック ミックスパーティー』(2005年)
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彩京を吸収合併して版権を引き継いだクロスノーツより発売。
インテグラルと同じく4作目のまでの脱衣モードを全て収録した総集編だが、前作とは違い各作品を個別に遊ぶことができる。
また、ストーリーの完全移植、TAITO Type X基板の採用に伴うグラフィックの高解像度化修正が行われた。ただし今回も対戦モードとジャンファイターズモードは収録されていない。
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『対戦ホットギミック 未来永劫(未来へゴー)』(2006年)
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6年ぶりとなった完全新作のナンバリングタイトル。
シリーズで人気の高かったイラストレーター(司淳・獅子猿・宗我部としのり・みづきたけひと・白亜右月)をキャラクターデザインに起用した。
悪名高いクロスノーツだが、本作の場合は他のジャンルほど複雑な開発ノウハウを必要としなかったためか、比較的マトモと言って良い出来に落ち着いている。
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Windows版
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稼動当時には積極的な移植は行われなかったが、2003年より委託を受けたハーベストからグラフィックの高解像度化とCG・おしおき鑑賞モード追加を行ったWindows版が各種発売されている。
ただし、やはり対戦モードとジャンファイターズモードは収録されていない。
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プレイステーション2版
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CERO18推奨となっているが、当然アダルトな表現は極力抑えられており、いわゆる「着エロ」路線への転換が図られている。
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『対戦ホットギミック コスプレ雀』(2004年4月29日)
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初代ホットギミックのアレンジ移植。司淳氏デザインによる新キャラクターが追加されたほか、イラストブック付きの限定版が同時発売。
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『対戦ホットギミック アクセス雀』(2005年4月28日)
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3作目『デジタルサーフィン』のアレンジ移植。吉崎観音氏デザインによる新キャラクターが追加されたほか、スペシャルパッケージと特製ブックレット付きの限定版が同時発売。
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『対戦ネットギミック カプコン&彩京オールスターズ』(カプコン・彩京、2001年6月28日)
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ドリームキャストで発売された、カプコンと彩京の共同開発プロジェクト作品。両社の人気キャラクターたちが二人打ち麻雀を繰り広げる(脱衣要素はなく、1PモードではCG収集がメイン)。
オンライン対戦モードが収録されており、対戦で得たポイントを使用してカスタマイズしたジャンファイターによる3Dグラフィックの必殺技の応酬が楽しめた(現在はサービス終了)。
しかし1Pモードでは登場キャラ数が非常に多い分、1人あたりのボリュームが全体的に不足しており、CG収集も作業感と手抜き感を強く覚えさせるものであったため、評判は芳しくなかった。
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ちなみにこの他の共同開発プロジェクトとして、ドリームキャスト版『ガンバード2』と、アクションシューティング『ガンスパイク』が製作された。
ガンバード2には『ヴァンパイア』シリーズの人気キャラクター・モリガンがゲスト参戦。
ガンスパイクには『ストリートファイター』シリーズのキャミィとナッシュ、『魔界村』シリーズのキング・アーサー、『ワンダー3』に登場するシバ・シンタロウ、『ヴァンパイア』シリーズのバレッタ、『ロックマン』シリーズのロックマンなど、様々なカプコンキャラが出演している。