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チョコボレーシング ~幻界へのロード~ - (2012/10/27 (土) 17:18:09) の編集履歴(バックアップ)
チョコボレーシング ~幻界へのロード~
【ちょこぼれーしんぐ げんかいへのろーど】
ジャンル
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レーシング
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対応機種
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プレイステーション
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発売・開発元
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スクウェア
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発売日
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1999年3月18日
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定価
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6,090円
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廉価版
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PS Books:2001年12月20日/2,500円
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配信
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ゲームアーカイブス:2009年2月20日/600円 (PSPでは1P専用)
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ファイナルファンタジーシリーズリンク
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概要
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『不思議なダンジョン2』以降、一定の人気を獲得している『ファイナルファンタジーシリーズ』のキャラクター、チョコボを主人公としたレーシングゲーム。
特徴
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基本的にはマリオカートとほぼ同じ感覚の操作が可能だが、以下のような違いがある。
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ドリフトが非常に簡単。
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ボタン一つで簡単に発動でき、初心者でもドリフトを駆使した走りが可能である。
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というか、一部のコースはドリフト習得前提の難易度である。
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アイテムに相当する「魔石」は同系統のものを連続獲得することでパワーアップする。
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例えば前方に炎を飛ばす「ファイア」系なら、「ファイア→ファイラ→ファイガ」というシリーズでお馴染みの名前である。
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これに伴い、魔石は基本的に拾う前になんの種類か確認できるようになっている(ランダムのものもあるが)。
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最高ランクまで上げるのは非常に大変だが、その分威力は申し分ない。
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また、魔石を持っている相手に後ろからぶつかると、その魔石を奪い取ることができる。地味に重要なテクニックである。
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キャラクターセレクト後、プレイヤーは「アビリティ」を選択することになる。
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アイテムに近い存在だが、時間経過で回復するゲージを消費して発動する。
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効果は「スピードアップ」「グリップ力アップ」などの基本的なものから「相手の魔石攻撃防御」「相手からくらった魔石を自分のものに」などの受身なものなど。
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基本的にCPUが使うアビリティは固定されている。
評価点
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熱いデッドヒートが楽しめるレーシング。
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魔石、アビリティ共に性能はかなり強力。うまく使えば最下位から一気に最上位まで逆転できるほど。
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ドリフトなしでは突破できないコースもあるが、操作は非常に簡単なので慣れれば初心者でも簡単にドリフトができるレーシングゲームとなる。
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キャラクターだけでなく、所持アビリティの組み合わせも考える必要がある。この時点ですでにレースは始まっているのである。
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レーシングゲームには珍しくストーリーモードがある。
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本家FFシリーズのような重厚さはないが、どこかほんわかしたファミリー向けのシナリオである。
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登場キャラクターがかなり多い。
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初期から使用できるのは『不思議なダンジョン』に登場したキャラクター、モンスターたちだが、隠しキャラのスコールを始めとして、FFシリーズの常連「サボテンダー」、『ファイナルファンタジーIII』の「インビジブル」、なぜかはわからないが、『パラサイト・イヴ』の「アヤ」など非常に多彩である。
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BGMは過去のFFシリーズの音楽をアレンジしたものが中心で、いずれも良曲。
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特に「シドのテストコース」のBGMはおなじみ「チョコボのテーマ」のアレンジで人気が高い。
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ストーリークリア後に、自分オリジナルの性能のキャラクターを作れる「エディットモード」が追加される。
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『チョコボスタリオン』のような本格派ではないが、各レースクリアで獲得できるポイントを消費して最速のキャラを目指すという、既存のレースゲームにありそうでなかったモード。
問題点
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キャラがやや小さく、スピード感に欠ける。
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「スコール」「バハムート」以降に追加される隠しキャラは顔グラがなく、優勝画面でも「?」と表示されてしまう。
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隠しコース「幻界」の難易度が非常に高い。
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ヘアピンカーブが連続するにも関わらず、柵が一切なく転落率が高い。初心者を交えてプレイすると地獄を見る。
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キャラクター数に比べてコースは「8コース+隠し2つ」とやや物足りない。
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一回のレースの参加者は最大6名。こちらも少なく感じてしまう。
総評
『マリオカート』の亜流、と言われれば確かにその通りであるのだが、独自の要素もきちんと組み込んでおりレースゲームとしての完成度は決して劣るものではない。
アビリティ、魔石は一発逆転的な趣が強い一方でドライビングテクニックも要求されるスリリングなレーシングを楽しめる。
スクエア製のレーシングゲームとしては最も成功した作品と言えるだろう(まぁ他のスクウェア製のレースゲームはこんなのぐらいしかないわけだが。)。
その後
ゲームアーカイブスで配信されている。PS3でプレイするならば問題ないが、PSPの場合2人プレイができないことに注意が必要(他のアーカイブスゲームも同じだが)。
ニンテンドー3DSの発表に合わせて新作『チョコボレーシング3D(仮)』の発売が発表されたが、2年経った現在でも続報がなくファンをやきもきさせている。