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【いーす せるせたのじゅかい】
ジャンル | アクションRPG | |
対応機種 | プレイステーション・ヴィータ | |
発売・開発元 | 日本ファルコム | |
発売日 | 2012年9月27日 | |
定価 |
通常版:7,140円 イース生誕25周年記念パック:8,925円 |
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レーティング | CERO:B(12歳以上対象) | |
コンテンツアイコン | 暴力 | |
イースシリーズリンク |
『イースIV』のリメイクであるが、これまではライセンシーのみからの販売であったため、ファルコムとしては
完全新作
を謳って開発された。
イースSEVENのシステムを更に昇華させたもので、作品としてのクオリティはハード性能に比例して向上がはかられている。
またイース生誕25周年の特典として、歴代の名曲をアレンジした「イース古今曲集」、アドルが綴ったという「世界地図のクリーナー」
本作をベースとして収録されたおなじみのドラマCD、そして発売間近で急遽追加された「歴代ヒロインのオリジナル描きおろしイラストカレンダー」が付属する。
シリーズ伝統となったキャッチフレーズは「
冒険心を呼び覚ませ。
」
ゴールドラッシュに沸くロムン辺境の街キャスナン―――
赤毛の青年が、鉱員や人足が行き交う中を彷徨っていた。
その肩が荒くれ者の鉱員にぶつかり、
因縁をつけられて、したたかに殴りつけられる。
「ここはー体どこなんだ? ・・・・ ・・僕は ・・・・ 誰だ?」
青年がつぶやいた、その直後のことだった。
「おい、アドル、アドルじゃないか!」
不意に声をかけてきたのは銀髪で偉丈夫と言ってもいい体躯の持ち主だった。
もちろん青年には見覚えがない。
風貌のわりに馴れ馴れしく、妙に軽薄な男は情報屋のデュレンと名乗った。
デュレンによると、どうやら自分の名前はアドル・クリスティンというらしい。
数週間前にこの街でデュレンと出会ったアドルは
地元の人間も滅多に踏み込むことのない<<セルセタの樹海>>へ旅立ち、
その後消息不明になっていたというのだ。
魔の領域と呼ばれる<<セルセタの樹海>>で一体自分に何が起こったのか?
何故自分は一切の記憶を失くしてしまったのか?
真相を確かめるため、アドルはデュレンとともに
禁断の地<<セルセタの樹海>>に再び挑む決意をするのだった―――。
+ | 要展開 |
+ | OPおよび関連曲(後者はネタバレのため閲覧注意) |
いつも通りのイースで、評価の高かった前作を正当に進化させたため、新規も古参も楽しめるだろう。
ホコリの出ない作品はないので、ある程度の問題はあるものの、名作の保証は折り紙つきといえる。
値崩れも無く、売値は安定している。初週売上は4万2千本となった。ファミ通クロスレビューでは9点、9点、9点、8点でプラチナ殿堂入りを果たした。
さすがにハードのキラーソフトとは言えないものの、普及率を考えればまずまずの成果。PS Vitaでほどよいアクションがプレイしたい人には、うってつけの作品である。