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スパルタンX - (2013/04/02 (火) 19:17:10) の編集履歴(バックアップ)
スパルタンX
【すぱるたんえっくす】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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発売・開発元
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任天堂
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発売日
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1985年6月21日
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概要
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ジャッキー・チェン主演のカンフー映画「スパルタンX」を題材とした任天堂の版権ゲーム。
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元はアイレムが1984年にリリースしたアーケードゲームであったが、諸般の事情により本作は任天堂が開発・発売している。
特徴
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主人公のトーマスが恋人のシルビアを謎の男Mr.Xの手から取り戻すというストーリー。
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5階建ての摩天楼をひたすら進み、ザコ敵をなぎ倒しつつ各階のボスを倒す全5面のアクションで、格闘ゲームの要素もある。
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それぞれの階層がステージとなっており、どのステージも基本的には「ザコ敵を倒しながら階層の端まで歩いて行きステージ毎のボスと格闘」すればいいだけである。
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操作は格闘ゲーム風になっており、AとBはそれぞれパンチとキックが出る他、十字キー上でジャンプ。
評価点
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本作を遊んだ人間が最もよく語るのが「ザコ敵をなぎ倒すのが気持ちいい」。
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ザコ敵の多くはたった一発の攻撃で死ぬうえ効果音も軽快そのもので、敵を倒すたびに「サクッ」と鳴ったりする。また、主人公の攻撃の効果音も「ヨッ」「アチョー」といった具合に違和感なくよく喋べるのでどこかコミカルな雰囲気もある。
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シンプルな内容ながら飽きにくい。
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発売時期は85年6月とファミコンゲームにしては早い部類だが、パンチのみでクリア、ノーダメージチャレンジなどのいわゆるやり込み要素も少しある。
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『スーパーマリオブラザーズ』の各種BGMで知られる近藤浩治氏がBGMを担当。曲数は少ないがカンフーらしい雰囲気がある。
問題点
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最初は簡単だが、二面以降からかなり難しくなる。
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というのも主人公の性能はずっと変わらないが、敵は段々と早くトリッキーな動きをするようになるため。しかも時間制限もあり、時間内に制覇するのは困難である。
総評
任天堂発売という事もあってとても売れたシンプルな良作。版権作品のためVC化は絶望的だが、当時リアルタイムで触れた人間には本作に特別な感情を抱いている者も多い。
余談
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本作はファミコン後期に『KUNG-FU』と改題されたが、改題版はファミコン屈指のプレミアソフトとなっている。