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トマトアドベンチャー - (2013/04/27 (土) 21:10:32) の編集履歴(バックアップ)
トマトアドベンチャー
【とまとあどべんちゃー】
ジャンル
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アクションコマンド型ロールプレイングゲーム
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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発売元
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任天堂
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開発元
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アルファドリーム、グラフィックリサーチ、シャンダー
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発売日
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2002年1月25日
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定価
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4,800円
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需要
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今作の後に『マリオ&ルイージRPG』を作る事となる『アルファドリーム』制作のRPG作品
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元々はGBC用のソフトで『ギミックランド』という名称の作品であったがGBAが発表される直前だった為、インパクトがある名前にしようと『トマトアドベンチャー』に改名し、発売した
評価点
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ギミック毎にアクションコマンドが違い、マンネリ化させない
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種類は
『タイミング』
『れんだ』
『ドキドキ』
『スピード』
と分かれているが、全てのギミックのコマンドが違っている
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アクションコマンドが成功するとゲージが貯まり、
失敗すると全て減ってしまう
『すごいのシステム』
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これにより絶妙なバランスを引き立てており「失敗しては駄目だ」という意欲を掻き立てる。
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本当に名前通り『すごいの』と呼べる代物もある為、良いチョイスである。
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戦闘に回避の執念が無い
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よってギミックをどれだけ成功させるか、アイテムをどこで使うかによって勝敗が決まる
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ギミック事にレベルを上げ下げ出来る。これにより初心者にも上級者にも楽しめるように出来ている
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余裕がある人はレベルを上げて威力が高くハイリスキーに出来るし、子供や初心者などはレベルを下げて簡単に出来る
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キャラ事の個性が強い。
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ミーハーで本性はガサツな『アレサ』 年齢が最年長でオルガンを弾ける器用さを実は持っている『ソフビー』 最初に登場するがしばらく仲間にならないミステリアスな『レレク』など
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モブキャラで男の娘が居たりする
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隠しアイテムである『おしゃぶり』を集めるシステムが楽しいと好評
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『おしゃぶり』を集めると、ある人物から持っている数事に強いギミックを貰う事が出来る
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大人でも楽しめるようにストーリーのあちこちにブラックな要素が満載
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特に主人公の名言『まるで大人みたいじゃないか~!』は考えさせられる
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BGMも好評。
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特にラスボス戦では自分のターンになると
曲調が変わるという熱いチョイスが備わっている。
問題点
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ギミック事によるレベルでの難易度の差が激しい
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最高レベルで、
1/60秒しかタイミングを受け付けない
『はぐるまヨーヨー』 普通に連打すれば簡単に成功出来る『マグネハンド』など
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ゲーム内のカードゲーム『ギミカ』に色々な問題点がある
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最強のカードを持っていても勝てない事があり
、強いカードが出る事を祈らなければいけない
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公式ページに「セレモもギミカをやってるよ!」という文章が見られるが…
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今作最弱の『ギミカマスター』に数回勝負を挑んでランクをアップしないと対戦してくれないという非常に不親切な面が見られる。
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通信対戦もあるが、
本作の売り上げが災いし対戦相手が居ない
という状況が多く見られる
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トマトが関係を成していない
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トマト部分は総じて少ない、殆どがギミックやトマト以外の食い物関連などである。
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ラスボスが非常に強い
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高威力の攻撃を出す本体。状態異常(鈍足と防御力ダウンの効果)をしてくるオプションにより、なにも出来ないままやられてしまうケースが多い。
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最強レベルでも戦法を考えてないとやられてしまう。
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それに反してラスボスが奥の手として出す技は
全くと言って良い程強くない
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戦闘時は主人公と仲間一人しか参加出来ない
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その為 ラストは4人全員で戦うというシチュエーションが無い
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全ての場所に隠されている『おしゃぶり』を集めても最後のギミックが手に入れられない
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残りのおしゃぶりはある人物から上記の『すごいのポイント』と交換しなくてはならない
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そのめんどくささに先にラスボスを倒してエンディングを見る人が多い
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子供向けとしては
恐怖演出やグロテスクな要素があり、小さな子供にトラウマを植えつけた
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特に終盤マップ『バルサミドーム』がよく代表として取り上げられる ゲージュツゲージュツ
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ラスボスを倒した後、する事が無い。
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上記の『ギミカ』などがあるが、
それも全てやってしまうと本当にする事が無い。
総評
良い点も多いが悪い点も多い作品、バグも無に等しく非常に遊べる出来である。
余談
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今作の効果音が後に発売される『とっとこハム太郎4』に引き継がれている。
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かわいいキャラクターや斬新性が高いギミック、良BGMなどマイナーながらも隠れた名作として名を残しており、未だに続編希望の声が多い。