「ゴジラ爆闘烈伝」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ゴジラ爆闘烈伝 - (2012/10/25 (木) 23:41:40) の編集履歴(バックアップ)
ゴジラ爆闘烈伝
【ごじらばくとうれつでん】
ジャンル
|
対戦格闘
|
対応機種
|
PCエンジン スーパーCD-ROM2
|
発売元
|
東宝
|
開発元
|
アルファシステム
|
発売日
|
1994年2月26日
|
概要
-
PCエンジン末期の名作。CDなので容量が豊富で、音楽・グラフィック共に同時代のものと比べると抜きん出ている。
-
ゴジラゲームは数多く作られていたが、シンプルかつ単純に怪獣対怪獣で殴り合いができる家庭用は本作が初である。
-
ストーリーは特に無い。が、ステージ毎に戦える相手が決まっており、二種類から選んで挑戦する。
-
道中で稼いだ点数により挑戦できるラストボスが変化。ラストボスは6種類。
-
コンテニューする事で点数が大幅に減少する。
-
対戦モードは竜虎の拳同様気力システム。必殺技を使う事で気力が減少して行くが、何もしない事で回復する。
-
移動やガード中も回復するが、立っている時と比べると回復速度は遅い。
-
2P対戦時は倒した事のある相手が選択可能。最初はゴジラ・アンギラス・ラドンが選択可能。
長所
-
登場怪獣がファン垂涎のラインナップ。
-
ゴジラ・アンギラス・ラドン・メガロ・ヘドラ・ガイガン・キングギドラ・メカゴジラ・バトラ(幼成虫)・ビオランテ(花獣植獣形態)・スーパーXII。
-
キングギドラは昭和版と平成版双方にメカを収録。メカゴジラも1・2・スーパー(平成版)と三種類。
-
対戦相手に応じてゴジラのスーツが代わり、顔・鳴き声・熱線等の色やギミックが10種類に変化する。
-
それに伴い、画面下部に書かれているゴジラの肩書きや顔グラフィックも変化する。
-
CD容量なので怪獣の鳴き声再現が高く、参戦怪獣全種が映画さながらの鳴き声を発する。
-
ビオランテを倒すと金色の粉になって消えていく・体力が減ると首が吹っ飛ぶ昭和版メカゴジラ等、原作再現演出は非常に細かい。
-
BGMは怪獣ごとにテーマが存在するが映画から持ってきたものではない。しかし作曲者はゴジラ映画の担当者と同じである。
短所
-
対戦格闘のバランスとしては、一人シューティングゲームしているスーパーX2が異様に強く、
怪獣とは思えない動きをする平成メカゴジラ、主だった必殺技が体当たりしかなく泣けるほど弱いアンギラスと崩壊気味。
-
この3体を除くと、長短はあるもののそれなりにバランスは取れている。
-
そもそもアンギラスの弱さは原作再現と言えなくも無い。
-
ちなみにアンギラスはスーパーX2に対してやたら強い。
-
対戦ではビオランテは使えない。
-
対CPU戦ではゴジラしか使えない。
-
裏技であらゆる種類のゴジラ+ビオランテ以外の怪獣で1戦だけ戦うモードはあるが。
-
人気怪獣であるモスラが幼虫成虫双方背景にしか登場しない。
-
これはプロデューサー曰意図的に収録していないとの事。
-
途中、誰が得するのかわからないゴジラクイズが挿入される。
-
手早く正解することでスコアが上昇。概要にあるラストボス選択に重要ではあるが。
-
スコア表示効果音がゴジラの声。かなりうるさい。
-
スコア表示のみならず、冒頭の一人で遊ぶか対戦するかの選択の際もゴジラの声がする。
移植
-
タイトルを『ゴジラ怪獣大決戦』と変更してSFCに移植されている。
-
登場怪獣が大幅に減った代わりに対戦でも植獣形態ビオランテが使用可能になり、新たにモスラと轟天号が追加。
BGMは若干癖があるのだが概ね好評。特に「モスラの歌」の大胆すぎるアレンジは必聴。
-
一概に劣化移植と言う訳ではなく、間口の面で言えばこちらの方がはるかに優れている。
その他
-
システムカードのバージョンが古い物で起動するとミニラが登場。17大怪獣復活しませんと表示される。
-
ミニラは完全書き下ろし。メッセージはOPデモのパロディになっている。