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HUNTER×HUNTER 禁断の秘宝 - (2013/06/22 (土) 00:14:47) の編集履歴(バックアップ)


ゲーム名

【HUNTER×HUNTER 禁断の秘宝】

ジャンル アクション
対応機種 ゲームボーイカラー(専用)
発売元 コナミ
開発元 KCEJ(EAST)
発売日 2001年4月12日
定価 4,800円
ポイント 前作のクソゲーっぷりを覆す隠れた名作。
実は探索型の悪魔城ドラキュラ?
頼りになるレオリオ。


概要

ゲームボーイ専用のハンターハンターのゲームの2作目。
前作の謎ジャンルゲーから一転し、アクションゲームになった。
近年の悪魔城ドラキュラやメトロイドの様な探索型アクションゲームとなっている。


ストーリー

原作でいう天空競技場編の直後の話で、くじら島に向かう船で遭難し、秘宝島という謎の島に漂着する。
その道筋でゴンとキルアは離れ離れになってしまう。
二人は協力して秘宝島を探索するのだが・・・。


特徴

探索型アクションゲーム

  • 探索型の悪魔城ドラキュラに似ている。ていうか出てくる敵もステージ構成も悪魔城そのもの。
    • その悪魔城もコナミのものなのでお家芸の印象。今後GBAで出る悪魔城のプロトタイプみたいなものだったのだろうか?

使用できるキャラクターは4人

  • ゴン、キルア、クラピカ、レオリオの4人が使用できる。それぞれ高い場所にいけたり、遠距離攻撃ができるといった特徴がある。
  • 各キャラクターにはレベルが設定されており、敵を倒して成長することにより強くなる。
  • それ以外にも原作で出てきたキャラクターが探索の手助けをしてくれる。
    • また、ゲームオリジナルのキャラクター、カードハンターのオーギュも登場する。

  • 魔法の位置づけ。敵を攻撃したり、自分の体力を回復する。
  • それ以外にもイベントなどで使用されるシーンがある。

問題点

序盤はかなり難易度が高い

  • ゲームボーイの画面の都合上、キャラクター表示の大きさも相まって難易度が高い。
    • 特に体力と防御力の低い序盤がかなりきつい。キルアを操作するシーンでは苦戦を強いられるだろう。
    • その代わりアイテムやレベルの概念で救済措置を取られている。

ナイフ投げのレオリオ

  • 中盤以降で仲間になるレオリオの攻撃方法がナイフを投げる。
    • 念やアイテムを消費せずに遠距離で攻撃できるため彼が扱いやすくなってしまう。
    • ただ、仲間になるのも彼が最後で初期レベルも22とあとの方なのである意味バランスは取れている。

移動が面倒

  • 道中を行ったり来たりするのでストレスを感じやすい。
    • 序盤はゴンとキルアを交互に操作するだけなので多少は楽なのだが・・・。

念の扱い方

  • 原作のような扱われ方をしないものばかりで違和感はある。
    • 最も当時も原作で念が出たばかりなのでそれ程バリエーションも無かったが・・・。

総評

操作性と快適さがもう少し欲しかったが、前作と比べると非常にボリュームがあるゲーム。
隠しボスなども存在し、やり込み要素もあるので、キャラゲーらしからぬ完成度と難易度とも言える。
それだけに大不評の前作の影に潜めてしまった事が残念である。
悪魔城好きの人はやっておいても損はないかも。