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黄金の太陽 - (2011/07/04 (月) 17:42:42) の編集履歴(バックアップ)
黄金の太陽 開かれし封印
【おうごんのたいよう ひらかれしふういん】
ジャンル
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RPG
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※)ぼったくり出品者に注意!
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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発売元
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任天堂
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開発元
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キャメロット
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発売日
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2001年8月1日
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定価
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5,040円
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概要
GBAでは数少ない長編RPG。エナジー(いわゆる魔法にあたるもの。使える者はエナジストと呼ばれる)を利用した謎解きや、エレメンタルの精霊ジンを利用しての攻撃・クラスチェンジなどが特徴。
ただシナリオに関してはとても評価できる内容ではないが…(詳しくは後記)
世界観・ストーリー
舞台となる世界「ウェイアード」には、かつて錬金術という学問が存在した。錬金術は強大な力を持つために封印され、復活の鍵となるエレメンタルスターはアルファ山に収められ、ふもとのハイディア村に住むエナジスト達によって守られていた。
しかし、錬金術を復活させようとする者達によってエレメンタルスターが奪われてしまう。
「開かれし封印」は、錬金術の復活を止めようとするロビン一行の視点でストーリーが展開される。
システム
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エナジー
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地火風水の4つの属性があり、エナジストはいずれかの属性を持っている。
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エナジーは戦闘時に使用するだけではなく、大きな柱を動かしたり、人や動物の心を読んでヒントを得るといった謎解き要素にも深く関わる重要な要素となっている。
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ジン
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エレメンタルの精霊。ジンによって固有の能力を持つ。
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所持するジンの属性と数によってキャラのクラスが変わり、ステータスや使用できるエナジーが変化する。
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複数のジンを使用することで「召喚」という強力な攻撃が行える。
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召喚に使われたジンはリカバリ状態になり、一定時間使えない&所持数にカウントされなくなる。
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クラスが変化→ステータスダウンといったデメリットも存在するため、プレイヤーは召喚を使うタイミングを考える必要が出てくる。
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敵の弱点の属性のジンで攻撃して倒すと、アイテムを落とす確率が上がる。レア装備の入手にはジンは欠かせなかった(特に続編)
シナリオ自体は未完結で、次回作の「黄金の太陽 失われし時代」に続いている。
黄金の太陽 失われし時代
【おうごんのたいよう うしなわれしとき】
ジャンル
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RPG
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※)ぼったくり出品者に注意!
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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発売元
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任天堂
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開発元
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キャメロット
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発売日
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2002年6月28日
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定価
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5,040円
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概要
今作は錬金術を復活させようとするガルシア一行の視点となっている。
前作のデータを引き継ぐことができ、データの引継ぎによって発生するイベントも存在する。
前作からの変更点
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マップの大幅な拡大
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船の登場によって、新たな大陸へ行けるようになった。移動可能範囲は世界全体、前作のほぼ2倍以上。
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ジン・エナジーの増加
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ジンの数が大幅増加。これに伴い、クラスの種類やエナジーも増え、キャラクターカスタマイズ・戦略性の幅が広がった。
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召喚のバリエーション増加
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前作では同じ属性のジン4匹までの組み合わせしか無かったが、異なる属性のジンを組み合わせての召喚が新たに登場。中には10匹ものジンを使用するものもある。
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また、単純にダメージを与えるだけでなく様々な効果を持つ召喚も登場した。
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例:相手の防御を下げる、パーティの体力を回復する、一定ターン後に追加ダメージなど。
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加工品の登場
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とある場所で、特定のアイテムを装備品に加工してもらうことが出来る。
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一部のアイテムから出来る加工品は強力な武器が多く、ストーリー攻略に重宝する。
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隠しダンジョン、隠しボス等寄り道要素も追加された。
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特にある隠しボスの凶悪ぶりはプレイヤーの間で話題となった。
BGM・グラフィック
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BGMは桜庭統氏が手がけており、いずれも評価が高い。
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「本当にこれGBA?」と疑いたくなるような凄まじいクオリティのBGMは聞く価値大有り。特に戦闘曲はすべて文句なしで、通常戦闘の曲を聴いて震え上がったプレイヤーは数知れず。
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GBAとは思えないほどに派手な演出。召喚や特定の武器で発動する必殺技は必見。
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召喚されるキャラクターはカッコイイもの、可愛いもの、よくわからないものとバリエーション豊富でデザインも好評。
批判点
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GBA2作品はオートターゲットが無く、後半では(一部を除いて)攻撃魔法が直接攻撃や召還と比べると明らかに弱い。
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また、折角の「ジンをつける事でクラスチェンジ」と言うシステムも、各クラス間のバランスが悪いため自由度は低い。
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「失われし時代」をクリアしても未消化な点が残る。
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ラストで1作目から暗躍し続けていたとあるキャラが最終的に生死不明。
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主要キャラに出生不明な人物がおり、本人もその謎を解くために一行に加わったと話すのだが、結局明かされないまま。
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行った事のある街へ移動する「テレポート」が手に入るのがラストダンジョン。
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世界が非常に広く、また行った街に戻りたい事も多いのに、あまりに移動が不便。特に、新システムの加工品はある街でしか加工出来ないのだが、遠くから(特に後半エリアから)戻るのは非常に苦労する。
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全体的にテキストが不出来。
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台詞まわしが全体的にまわりくどく、例えなどもいちいちわかりにくい。低年齢層を意識しているからという擁護意見もあるが、小学生でも不自然に感じるテキストが多い。
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主要キャラクターの性格が変わる。
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特に『開かれし封印』の主人公ロビン。無口キャラだったのに『失われし時代』ではよく喋る。
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というかロビンの一人称は「僕」だろうと大概のプレイヤーの予想に反して、まさかの「俺」。このギャップはかなりのものだったと思われる。
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一方『失われし時代』の主人公ガルシアは、前作ではしゃべっていたのに主人公になった途端無口になるので結構不自然(ちなみにEDでは再びしゃべり始める)。
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主人公がしゃべらないというのはRPGではよくあることなのだが、その作りの作品で主人公交代を行った結果このような不自然な現象が発生してしまった。
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途中から口調が変わるキャラクター(タメ口だったキャラクターが仲間になった途端敬語キャラになる)が主要人物だけでも結構多い。
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代表的な例では心優しく淑やかな性格のキャラクターが病人に「いまらくにしてさしあげますわ」と言ったりRPGによく出てくるような小悪党に向かって「こころのそこまでくさっていますわ」と発言する。前者についてはちゃんと治療してあげてるので正確には性格というより言葉遣いの問題。ただ後者だけでも心優しい性格と言えるかどうかは意見が分かれるところである。
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キャラクターの出番にバラつきが多い。
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一方仲間になるキャラクターは一部を除きほとんどが10代後半のキャラクターなのだが全体的に言動や行動が幼稚なのでキャラクターに魅力を感じないと感じるプレイヤーも多数いる。
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引継ぎの手順
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前作からの引継ぎ方法は、パスワードとケーブル通信の二つなのだが…。
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パスワードが長い。レベル・装備・ジンといったすべてのデータを引き継ぐゴールドのパスワードは非常に長い(250文字)。
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一文字でも違うとエラーになるため、アドバンスを1台しか持たないプレイヤーは苦労したことだろう。
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謎解きはともかくとして戦闘面は基本やることが一緒。結局作業ゲーになってしまう。
小ネタ
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いくつかの地名は実在のものをもじっている。
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2作ともジンについての解説をしてくれるキャラがいるのだが、特定のコマンドを入力すると京都弁で喋る。任天堂本社が京都府にあることから派生したネタと思われる。
その後の展開
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ロビンが『大乱闘スマッシュブラザーズX』でアシストフィギュアというアイテムから登場するアシストキャラとして登場。ただし、対戦を積み重ねないと登場しない隠しキャラである。
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2010年10月に新作「黄金の太陽 漆黒なる夜明け」が発売。こちらも第一作と同様未完結となっているが、評判は良くない。
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更に「黄金の太陽 漆黒なる夜明け」は国内はおろか、前作は2作品とも50万本以上売れ国内以上にシリーズファンが多い海外ですら売上が10万本を割ったため今後の続編は絶望的だと思われる。
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ただし、海外でのゲームそのものの評価は良いようだ。(ソース)
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それでも、DS版の出来や評判は良いとは言えずファン離れが深刻。新規には受けが悪いという散々な結果に終わってしまった。