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メテオス - (2011/08/06 (土) 23:28:07) の編集履歴(バックアップ)


メテオス

【めておす】

ジャンル 打ちあげパズル
対応機種 ニンテンドーDS
発売元 バンダイ
開発元 キューエンタテインメント
発売日 2005年3月10日
定価 4800円

概要

宇宙から降ってくる「メテオ」を打ち上げて、生存を目指すパズルゲーム。星のカービィシリーズを手がけた桜井政博氏がゲームデザインに関わった。
独自のストーリー背景があり、オープニングムービーはニンテンドーDS初期の作品ながら大変美麗で、一枚絵ではあるが複数のエンディングも用意されている。
勝利=生存、敗北=滅亡に置き換えるといったこだわりも。
ファミ通での評価は38点、日本ゲーム大賞(CESA GAME AWARDS 2004-2005)で優秀賞などの高い評価を受けている。

ルール

メテオは上下にのみ動かすことができ、同じメテオを横or縦に3つ以上揃えると点火して打ち上がる。打ち上げたメテオの量が多いほど、相手の惑星にたくさんのメテオを降らせることができる。多くの惑星ではただ揃えるだけでは高く飛ばないため、繰り返し点火する必要がある。
遊べるモードは以下の通り。

  • シンプル:COMの強さや惑星を設定して対戦する。チーム戦も可能。
  • スタートリップ:惑星メテオスの打倒が目的となる。いわゆるストーリーモード。
    • 更にストレート、マルチ、ブランチの3つの形式に分かれている。
  • タイムアタック:一定時間でどれだけのメテオを打ち上げられるかor一定数のメテオを打ち上げるまでの時間を計る。
  • チャレンジ:惑星を選んでハイスコアを目指す。スコアは惑星ごとに記録される。 時間経過とともに降ってくるメテオの量が多くなり、滅亡までの猶予も短くなるので、熟練者でもなければ3分程度で勝敗が決まるようになっている。このため短時間で決着がつくので、気軽に遊ぶことができる。
    最大4人での対人戦も可能だがワイヤレスのみでWi-Fiには対応しておらず、その点を惜しむプレイヤーは多い。

惑星と宇宙人くんとメテオ

惑星ごとに降ってくるメテオの種類や、横の列幅が異なる。また「タテ点火だと高く打ちあがる」「上昇と下降のスピードが同じ」といった特徴を持つほか、BGMや打ち上げ時のSEも惑星固有。更にメテオのグラフィックも数種類存在する。
「合成室」では打ち上げたメテオを消費して、使用できる惑星やサウンドテストで聴ける曲を増やせる。プレイし続けることがお楽しみ要素に繋がっているのだ。このように、プレイヤーを飽きさせない工夫が随所に散りばめられている。
メテオスを除く各惑星には「宇宙人くん」が住んでおり、ゲームプレイ中は上画面で様々な動きを見せる(メテオを打ち上げる・生存時は喜ぶなど)
公式サイトには惑星の直径と人口、宇宙人くんの大きさなどの細かな設定が載っている。テクニックも紹介されているので初めて遊ぶ人は参考にしよう。

問題点

  • 惑星ごとの性能差が大きい。
    • 惑星には個性として様々な能力差がある(メテオがゆっくり落ちる、連鎖するほど高く飛ぶようになるなど)。
    • だが、特にヘブンズドアーとメテオスがバランスブレイカー級に強い。
      • ヘブンズドアーはメテオを揃えると、 一瞬で画面外まで吹き飛ぶ 。その性質上連鎖できないため一度に送れるメテオは少なくなるが、ちまちまとメテオが送られるため相手にとっては苦しい戦いを強いられる。一応3分経つと大幅に打ち上げる力が弱くなるという弱点もあるが、そこまで勝負が続くことは滅多にない。
      • メテオスはラスボスだけあって、ステージが最も広い。そのため色々な面でアドバンテージを取りやすい。弱点として出現するメテオの種類が増えることと相手から送られるメテオが割り増しになるという特徴があるものの、そもそものステージが広いためさほど苦にはならない。使用可能になるまでの条件が全惑星で最も厳しいことが救いか。
    • そういった惑星がある反面、フリーザムなど性能面で不遇な扱いを受けている惑星もある。
      • フリーザムは惑星の幅が細い。そのため、一度詰まってしまうと反撃に移ることが難しい。
  • スタートリップの一部ステージの難易度が高い
    • スタートリップはいわゆるストーリーモードみたいなもので、相手惑星を撃破して進み、最終ボスの惑星メテオスを撃破することが目標。
    • 一本道のストレート、ルートを選べるブランチ、ミッションを満たすことで進むマルチの3種類ある。
    • ただ、 マルチのルナ=ルナが弱すぎる 、とは良く話題に上がる。ここのミッションは2分半以上戦うことなのだが、 相手が勝手に自滅する 。相手が死なないように戦わねばならんのである。
      • しかもこのゲームにおけるトゥルーエンドである「メシア」エンドを見るにはどうしてもここを通る必要がある。

知名度

先述のような高評価に反して、知名度はそれほど高くない。
CMは15秒版だけで放送される頻度も少ないなど、大々的な宣伝活動があまり行われていなかったのが原因のようだ。

その後の展開

2006年11月22日~2007年10月31日の間、PC版「メテオスオンライン」のサービスが実施された。
2007年4月26日、ニンテンドーDS用ソフト「メテオス ディズニー・マジック」が発売。宇宙人くんではなくディズニーキャラが登場し、メテオスでは未対応だったWi-Fi対戦が可能になった。
2008年12月10日、Xbox Live Arcadeにて「メテオスウォーズ」の配信が始まった。