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ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女
【ふぁみこんたんていくらぶ ぱーとつー うしろにたつしょうじょ】
ジャンル
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アドベンチャー
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対応機種
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ファミリーコンピュータ ディスクシステム
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発売元
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任天堂
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開発元
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任天堂、トーセ
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発売日
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前編:1989年5月23日、後編:1989年6月30日
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レーティング
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CERO:C(15歳以上対象) ※ファミコンミニ版にて付与された物を記載。
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備考
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ファミコンミニ:2004年8月10日/2,000円 バーチャルコンソール版:2009年12月22日/600Wiiポイント
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ファミコン探偵倶楽部シリーズ
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概要
『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』の3年前を舞台とし、空木探偵の助手となった主人公が、丑美津高校で発生した殺人事件と、学校に伝わる怪談「後ろの少女」の背後に隠された謎を解き明かすために奔走していくことになる。
ストーリー
主人公である少年(=プレイヤー)は、生き別れた両親を探す旅の道中、ひょんなことから私立探偵・空木俊介と知り合い、両親の行方を捜すための手立てになると考え彼の助手となる。そして3ヶ月後。丑美津高校1年生の少女・小島洋子が河原で死体となって発見されるという事件が発生する。彼女の死因を調べていく内、少年は丑美津高校に伝わる怪談話『うしろの少女』と、15年前にこの街で起きたある殺人事件との接点を見出すことになる。果たして、謎めいた怪談話に秘められた真実とは……?!
特徴
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今作は誰にでも身近な学校を舞台に据え、馴染みやすい「学校にまつわる会談話」が醸し出す恐怖感に重きを置いた内容となっている。
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特に最終局面などはドット絵の怖さと相成って当時の子供にトラウマを与え、今もなお語り草となっている程である。
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2つの事件を同時並行的に解き明かしていく中で見え隠れする接点を軸に事件を解き明かしていくシナリオや音楽も相変わらず秀逸。
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前作の劇画調のイメージデザインから、80年代のセルアニメタッチの親しみやすいデザインに変わった。ゲーム中のキャラクターの表情も前作より豊かになっている。
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前作にはシリアスかつ恐怖シーンの連続で終始緊張しっぱなしであったが、今作ではコミカルなシーン(「ひとみちゃん」のくだり)が取り入れられており、一定の安堵感をもたらすとともに、ストーリーにも起伏を与えている。
改善点
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繰り返し聞く必要の無い台詞の選択肢を選んだ時には台詞が表示されなくなる。(キャラクターが「・・・・・・」と沈黙したり「もう必要なことは話した」と言うなど)
欠点
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相変わらずメッセージスピードの調整が不可能な点
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前作よりも被害者の数は少なく、ゲーム序盤での事件から終盤の事件に至るまでは事件という事件は起きず、ひたすら調査を続けていくようになっているので、少々間延びを感じることもあるかもしれない(人を死なせりゃいいちゅうもんじゃないが)
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ストーリー後編序盤の3D迷路の探索シーンが複雑で詰まりやすい。説明書にはマッピング用の方眼紙がついているのだが、そもそも3D迷路に慣れていないユーザーにとっては辛い。(SFC版のリメイクでは削除され、テキストによる描写になっている)
その後の展開
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後にニンテンドウパワーでの書き換え専用ソフト(SFC)としてリメイクされた。
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GBAのファミコンミニでディスクシステム版が移植された。
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ちなみに、喫煙シーンと終盤の殺人シーンが原因で任天堂初のCEROレーティングによる対象年齢付きソフトとなった。
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現在はWiiのバーチャルコンソールでスーパーファミコン版、ディスクシステム版ともに配信されている。
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本作の登場人物の一人である橘あゆみはBSサテラビューにて配信された番外編「BS探偵倶楽部-雪に消えた過去-」で初主演を勤め、その後「大乱闘スマッシュブラザーズDX」でフィギュアとして登場している。
余談
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一応ネタバレ注意
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ゲーム冒頭では「今から3年前…」と語られるが、エンディングでは「そして2年後…」と表記されている。
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恐らく誤植ではなく、発売当時の1989年から3年前の1986年が「うしろに立つ少女」の舞台であり、2年後の1988年は「消えた後継者」が舞台であるため、意図的なものと思われる。ややこしい…。
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