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ゼルダの伝説 - (2013/02/27 (水) 23:24:16) の編集履歴(バックアップ)
ゼルダの伝説
【ぜるだのでんせつ】
ジャンル
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アクションアドベンチャー
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対応機種
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ファミリーコンピュータ ファミリーコンピュータ ディスクシステム ゲームボーイアドバンス
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発売元
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任天堂
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開発元
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任天堂、エスアールディー
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発売日
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【FC/FCD】1986年2月21日 【GBA】2004年2月14日
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定価
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【FC】4,900円 【FCD】市販:2,600円 / 書き換え:500円 【GBA】2,000円
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配信
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バーチャルコンソール 【Wii】ディスク版:2006年12月2日/500Wiiポイント 【3DS】ROM版:2011年12月22日/500円
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ゼルダの伝説シリーズ関連リンク
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概要
ゼルダシリーズの初代作品であり、ディスクシステムのローンチタイトル。
「それまでのFCソフトより大容量」という、ディスクシステムの長所を活かしたゲームとして同ハードを牽引した。
プレイヤーは少年剣士リンクとなって、ゼルダ姫を救出することが目的となる。
そのためには、広大なマップ上に分散した「知恵のトライフォース」の欠片を集め、大魔王ガノンに対抗するための力を得なければならない。
ストーリー
舞台はハイラル地方にある小王国。
この地には「力」と「知恵」を司る三角形の石板「トライフォース」が祭られていた。
しかし、突如現れた大魔王ガノンが力のトライフォースを強奪、さらに知恵のトライフォースにまで魔の手を伸ばそうとしたが、
それを察知した王国の統治者ゼルダ姫の手により、知恵のトライフォースは8つの欠片に分かたれハイラル地方の各地に隠された。
怒り狂ったガノンはゼルダ姫を幽閉し、さらに自身が率いる魔物の軍勢に反乱分子の掃討を命令。王国は混乱の極みに達していた。
ガノンの追手の急襲を受けたインパは、そこに立ち会ったリンクの知恵によりからくも難を逃れる。
リンクの利発さに感銘を受けた彼女は、リンクにゼルダ姫の救出を懇願するのであった。
ゲーム内容
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主人公が移動可能なマップは「フィールド」と「ダンジョン」の2種類で構成されている。1つのエリアは1画面分で、画面端に達すると画面が切り替わりスクロールされていく。
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「フィールド」部分は128画面分で構成されていて、フィールドの所々に「ダンジョン」が9つ存在している。最初のうちは移動に制限がかかっているが、各地に眠るアイテムによって行動範囲が徐々に広がっていく。
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ダンジョンではゼルダシリーズの特徴である難易度の高い謎解きが随所にある。最深部にはボスが潜んでおり、トライフォースの欠片を守っている。
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ダンジョンはナンバリング(レベル1~9まで)されており、低いレベルのダンジョンから攻略するのが基本だが、必ずしも順番通りに攻略する必要はないため、攻略の自由度は比較的高い。ただしレベル9のみはレベル1~8までの全てのダンジョンを攻略し、知恵のトライフォースを完成させなければ入ることすらできない。
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一度クリアするかセーブデータ作成時にある名前を入力すると、格段に難度の上がった「裏ゼルダ」が遊べる。
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「裏ゼルダ」はマップ構成が「表」とガラリと変わっていたり、「表」にはなかった仕様や仕掛けが満載。
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「表」と「裏」を合わせれば、ダンジョンは実質18個存在するという事になる。実はシリーズ最多。
評価点
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絶妙なゲームバランス
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アイテムをゲットすることでリンクは少しづつ強くなるのだが、その過程が非常に楽しい。
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謎とき主体のアクションなのだが、各地にヒントが隠されており、その出し方も絶妙。理不尽な謎解きは無く、「表」に関しては自力で攻略できる難易度である。
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ただしアイテムのフルコンプなどを目指す場合は話が別で、何の目印もない所にある木を燃やしたり壁を破壊したりする必要がある。
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BGM
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曲数こそ少ないが名曲が揃っており、中でも「地上のテーマ」はシリーズを通して使われており、「ゼルダの伝説」を象徴する曲となった。
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「アイテムを入手した時」「隠し通路発見など、謎を解いた時」には専用のファンファーレが鳴る。これらもシリーズを通して使われている。CM等でも用いられており、プレイヤーはこのファンファーレを聞いたら「ああ、ゼルダだ…」と反応すること間違いなし。
総評
アイテムの使い分けによる高いアクション性、自由度の高さ、易しすぎず難しすぎない謎解き、それらをハイレベルにまとめ上げ、「ゼルダシリーズ」の礎を築きあげた名作中の名作。
その他
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前述したとおりゼルダシリーズの初代作品であり、このゲームの世界観や固有名詞、BGM等、様々な要素が後のシリーズに受け継がれている。
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任天堂を代表する名作のひとつであるためか、様々なハードに移植されている。
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1994年にはFCROM移植版『ゼルダの伝説1』が発売された。ROM移植版は読み込みが無い代わりに、音がしょぼくなっているという欠点がある。海外版も最初からROM版を使用している。
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ちなみに、ディスク版とROM版では「中断セーブする際には2コン側で特殊コマンドを入力する必要がある」ため、ニューファミコンで2コンがない場合はちょっと不便。ただしGBA以降の移植版では現在使用しているコントローラで、その特殊コマンドはハードによっては違うが、そのまま入力出来るようになっている。
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3DS用バーチャルコンソールのみ2コンで入力する方式のままである。この場合はL+R+Yで2コン操作に切り替えられる。
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2004年にはROM版ベースのGBA版(『ファミコンミニ』シリーズの1つ)が発売された。そして2006年からバーチャルコンソールで配信中(こちらはディスク版ベース)である。
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クラブニンテンドー会員特典限定のGC用ソフト『ゼルダコレクション』にもディスク版ベースで収録されており、VCで配信されているものはこれと同じである。
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実は『どうぶつの森+』にもディスク版がファミコン家具として入っており、公式サイトにて「あいことば」の形で配布予定だったが、諸事情によりお蔵入りとなってしまった。
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ROM版がニンテンドー3DSのアンバサダープログラムの配信タイトルにも選ばれている。また2011年12月22日に正式版が配信。3DSの正式なファミコンVCとしては初のタイトルとなる。
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GBC専用ソフト『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章/時空の章』は当初の企画では本作のリメイクとして開発される予定だったエピソードがある。
また『大地の章』のボスキャラ達の大半が本作に登場したボスキャラになっていたりマップが本作に似ているのはその名残である。
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コミック化、小説化もされている。
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宝島出版と徳間書店からコミックが、双葉社から小説が出版されていた。なお、当時の米国の任天堂情報誌で、かの有名な漫画家、石ノ森章太郎によるコミカライズが掲載されていたこともある。