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ゼルダの伝説 神々のトライフォース - (2013/07/12 (金) 17:42:17) の編集履歴(バックアップ)
ゼルダの伝説 神々のトライフォース
【ぜるだのでんせつ かみがみのとらいふぉーす】
ジャンル
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アクションアドベンチャー
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高解像度で見る
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対応機種
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スーパーファミコン
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発売元
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任天堂
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開発元
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任天堂、エスアールディー
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発売日
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1991年11月21日
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定価
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7,700円
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配信
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バーチャルコンソール 2006年12月2日/900Wiiポイント
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分類
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良作
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ゼルダの伝説シリーズ関連リンク
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プロローグ
ある夜、あなたは女の子の声で目を覚まします。声は頭の中に話しかけてきました。
「助けてください・・・・・・ 私の名はゼルダ・・・・・・ お城の地下牢に捕らわれています」
夢なのか現実なのか、あなたは飛び起きます。
すると、いつもはもう寝ているはずのおじさんが出かける支度をしています。
「朝までに帰る、家から出るな」
そう言葉を残して大きな体を揺すり、おじさんは家を出ていきました。
薄明かりの中でおじさんの手に剣と盾が見えました。何かいつもの夜と違います。
声の主は、何を伝えようとしているのでしょうか。
そして、おじさんは、どこへ、何をしに行ったのでしょうか・・・・・・。
こうして、雨が降る不吉な夜に、ゼルダの伝説は始まろうとしています。
概要
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本作は見下ろし型アクションRPG風。レベルの概念は無く、ダンジョン攻略やサブイベントをこなし、新たなアイテム・装備を手に入れる事で主人公を強化していく。
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任天堂はRPGと言う名を使わず、ジャンルを“アクションアドベンチャー”としている。実際、経験値制による成長要素は無く、アイテム収集がメインとなる。
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広大なフィールドマップに点在するダンジョンを攻略し、キーアイテムの入手やボスの討伐を繰り返しながらゲームを進めていく。
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本シリーズのダンジョン探索やボス戦闘は謎解き要素を多く含む構成になっていて、その時点で可能な限りのアクションやアイテムをフル活用しなければクリアできない。
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最初のうちは行動範囲も限られているが、ダンジョンを攻略して手に入れたアイテムを使う事で次第に行動範囲が広がり、次の目的地にたどり着けるようになっている。通常のRPGのようにイベントフラグなどで制限されるのではなく、フィールドマップ自体も攻略対象の一部である。また、アイテム入手やダンジョン攻略順序は、初代と同じく自由度は高い。
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ストーリーは前作までのゼルダシリーズから一新されていて、直接的なつながりは無い。
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世界観のつながりに関しては公式に発表されてはいなかった。しかしながら本作において、マスターソードや魔王ガノンの正体が魔盗賊ガノンドロフとして既に語られているなど、後の時オカに繋がると思しき点もある他、後発の作品でいくつか世界観と物語のつながりがシナリオ上で仄めかされている(例:時のオカリナ・風のタクト・トワイライトプリンセス)ものもあるため、初代ゼルダも含めた全ての作品が同一の時系列上にあるものとファンからは見られていた。
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後に公式から発売された『ゼルダの伝説大全 ハイラル・ヒストリア』という本の解説によると、『時のオカリナ』のリンクがガノンドロフに敗北した後の時系列の世界の物語で、初代ゼルダの過去の物語であると公式から発表されている。
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海外版の副題は「A Link to the Past」である。この副題のLinkは、「リンク(主人公のデフォルト名)」と「つながり」の掛詞となっている。
特徴・長所
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初代に比べ、主人公のアクションが非常に多彩になった(物をかつぐ・投げる・引っ張る・泳ぐ・回転斬り・ダッシュなど)。これにより、仕掛けや謎解きの種類が前作よりも増えている。
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初代では矢を撃つ度にお金を消費していたが、お金とは別の消費アイテムとして管理されるようになった。
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リンクの冒険同様、魔法力のパラメータがある。魔法の数は減ったものの一部のアイテム使用時にも魔法力を消費するようになり、攻略における重要度は高くなっている。
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難しすぎず易しすぎない、適度にして手応えのある難易度。
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他のゼルダにも言える事だが、死んでもその場で復活させてくれる妖精や、体力と魔法力を全回復してくれるアイテムを用いる事で難易度を大幅に軽減する事ができる。
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初代に比べてお金や消費アイテムの所持上限が緩和され、補充も容易になったことからARPG初心者でも遊びやすくなっている。
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印象的かつ幻想的なBGM、グラフィックのレベルはSFC平均レベル以上。
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フィールドには様々な小ネタやギミックがちりばめられている。
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例えば、村の中にいるニワトリを攻撃し続けると、大量のニワトリに仕返しされる。
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自キャラの挙動が細かく、物をかつぐ時のふんばりや壁に激突した時の跳ね返りといった各リアクションが生き生きとしている。当時の基準だけでなく、SFCのARPG全般と比較しても作り込みが丁寧。
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占い屋や人との会話で次にどこへ行くのか、どうすれば良いかなどのヒントが大きく増えた。FCでは容量の都合などもあって説明書に頼らざるを得ず、ゲーム内での情報は限定的だった。
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4つ集めるとライフの最大値が1増えるアイテム「ハートのかけら」が初登場。フィールドをくまなく探索して主人公を強化する楽しみとゲームバランスの調整を両立させるシステムとして、シリーズ後発作品でも採用率が高い。
短所
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目立った点は特にないが、初代と比較して「フィールドがやや狭く箱庭感が強まったため解放感が薄れた」「グラフィックの色使いが全体的に明るいものになったため、ダンジョンの不気味さが薄れた」等の細かい部分は存在する。
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(前述の回復アイテムなども含め)一部のアイテムがやや強力すぎるため、FC時代から見ると難易度は低め。この点を不満とするプレイヤーもいる。(とはいえ万人向けであることが重要なタイトルでもあるため、この点は仕方ない部分でもある)
総評
取り立てて目立った短所が無く、現在プレイしても充分に楽しむことができる高水準なアクションゲームといえる。
雑誌『ファミ通』のクロスレビューにおいて当時の最高点であった39点を記録するなど、現在でもスーパーファミコンを代表するゲームの一つとされている。
バーチャルコンソールでも配信されているので、ゼルダファンはもちろん、それ以外の人も遊んでみてはどうだろうか。
余談
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発売当初のCMはスチャダラパーが歌うラップ(原曲はゲームボーイズ)に合わせてリンクやゼルダ、おじさんからモンスターまでが総出でダンスするという内容の実写映像。1991年当時、ダンスを主体にしたCMはあまり例に無くマイケル・ジャクソンの「スリラー」を彷彿とさせる様な演出がかなり斬新なものであった。
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ちなみにリンク役を演じたのはオーディションで決まった女子高生。そのオーディションには逸話があり、最終選考に残ったのはその女子高生と当時無名のTOKIO・長瀬智也の二人だったという。
+
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SFCゼルダの伝説CM【Full Ver】
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パッケージイラストでは金髪で描かれているリンクだが、ゲーム中では配色上の関係か、ピンク色で描かれている。
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発表当時の副題は「もうひとつのハイラル」だったが、急遽差し替えられて現在の副題になった。
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この作品以降の据置機でのゼルダの伝説シリーズの作品は基本的に3Dで描かれるようになるが、今尚この作品をシリーズ最高傑作とする意見も根強く存在する。
移植
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Wiiのバーチャルコンソールで配信されている。また、後述の『ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』にも収録されている。
ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣
【ぜるだのでんせつ かみがみのとらいふぉーすあんどよっつのつるぎ】
ジャンル
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アクションアドベンチャー
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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発売元
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任天堂
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開発元
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任天堂、エスアールディー
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発売日
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2003年3月14日
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定価
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5,040円
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分類
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良作
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神々のトライフォースをGBAに移植し、同時にマルチカートリッジ専用ゲームである「4つの剣」を収録した作品。
追加・変更点
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タイトル画面が英語文字に変わり、ハイラルの背景に剣がZの文字に突き刺さる演出が加えられた。
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リンクにボイスが付いた(音声は『時のオカリナ』の少年リンクと同様)
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ハードの違いにより操作方法やBGMの音源が異なる。
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GBAに移植されたSFCタイトルとしてはオリジナルの音色をかなり忠実に再現できている部類に入る。
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一部のテキストが変更されている。
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最序盤で通せんぼしているハイラル兵士達もその一つ。特にリンクの基本アクションを(プレイヤーに)教えてくれる者が多い為、話しかけても無駄にはならない。
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ダンジョンの仕掛けが一部変更。
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主に「氷の神殿」深層がそれに該当。ゼルダらしく頭を使う謎解きなので、オリジナル版に慣れ親しんだプレイヤーほどつまずきやすい。
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同時に収録された新作「4つの剣」との連動要素として、「神々のトライフォース」と「4つの剣」の双方のエンディングを見ると、隠しダンジョンである「4つの剣の神殿」が出現する。
数々の謎解きが詰め込まれており、非常に難易度が高いダンジョンとなっている。クリアすると隠しEDを見ることができる。
総評
一部変更点はあるが際立った変更要素は無いのでオリジナル版をプレイした人でも新規ユーザーでも問題なく楽しめる作品。
携帯機で快適にプレイしたいならVC版よりこちらを購入するといいだろう。
ただ4つの剣はマルチプレイ専用なのでこの点が良点になるかはプレイヤーの環境次第だろう。