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重装機兵ヴァルケン - (2010/08/23 (月) 00:19:49) の編集履歴(バックアップ)


重装機兵ヴァルケン

【じゅうそうきへいう゛ぁるけん】

ジャンル アクションシューティング
高解像度で見る 裏を見る
対応機種 スーパーファミコン
発売元 メサイヤ(日本コンピュータシステム)
発売日 1992年12月18日
価格 9,240円
プレイ人数 1人

概要

  • リアルロボットアニメを意識した演出、世界観と書き込まれたグラフィックが魅力の傑作ロボットアクション。
  • Wiiのバーチャルコンソールでも本作を遊ぶことができる。リメイク版は残念ながら 劣化移植以前の超級クソゲー になってしまった。

長所

  • ロボットアクション全般及び演出
    • 本作を傑作たらしめる最大の要素。高所からの着地時に体躯を沈めるアクション、空中での挙動を「ほんの少し」しか補助しないブースト、ローラーダッシュの制動など、機体のアクションにそれらしい重量感がある。そしてその愚鈍さがプレイを妨げるようなストレスにならないレベルで調整されているのもポイント。
    • 壁、床近辺でブーストを使用すると煙が巻き上がったり、整地された壁や床に弾を当てると凹んだり、排出される薬莢のが地上と無重力帯で異なったりといった芸の細かい演出もアクションに華を添えている。
  • 小惑星型宇宙要塞の地球降下作戦及び降下阻止、赤いライバル機、大気圏突入を巡る攻防など、ロボアニメ好きの心を大いにくすぐるストーリー展開。
    • 特殊な機体に乗った特殊な人物ではなく、量産機に乗った一般兵が主人公という設定も何気に熱い。

短所

  • 前作「重装騎兵レイノス」に比べ大幅に低下した難易度。前作からのファンにはよくこの点を指摘される。
    • 隠し武器「ナパーム」の存在も難易度低下に拍車をかけている。ただ、ナパームの獲得自体は非常に容易だが、レベルアップさせようとするのは非常に難しい(させなくても十二分の火力はあるが)。
    • ただしSFCがMDよりライト層が多い事を考慮した結果なのかもしれない。
  • 武器性能がアンバランス。特に後半で獲得できるレーザーの性能が突出している。ミサイルとアームパンチは威力こそあるものの癖の強さから必要とされる局面が殆どないに等しい上、レーザーのせいで更に霞む。
    • とんでもなく難しいが、パンチのみで全面クリアに挑むのも面白い
  • 途中で永久に敵を倒し続けることが出来る場所があるためハイスコアはほぼ無意味になっている。
  • パッケージ裏に全11ステージと記載されているが、実際は7ステージしかなくボリュームが不足気味。
    • 一応EDは2パターン用意されているが、シナリオ分岐はなく一本道。
    • 実は色々用意されていたのだが容量不足により削られてしまった。
      • 海上ステージ、もう一度宇宙へ、自機が大破し試作レイノスに乗り換える等。
  • スーファミの6ボタン全てを使う操作性には癖があり慣れが必要。
  • 6面の洞窟でウサギの大きさが人間から見ておかしい(巨大ウサギか?)

総評

  • マイナーでこそあるが、SFC時代のロボットアクションでは指折りの出来と言って間違いない
+ プレイ動画