「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【でんのうせんきばーちゃろん おらとりお・たんぐらむ】
ジャンル | アクション | 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | アーケード(Ver5.2&5.4:MODEL3、Ver5.66:NAOMI) | |
販売・開発元 | セガ・エンタープライゼス | |
稼働開始日 | 1998年 | |
電脳戦機バーチャロンシリーズリンク |
※この項目では、MSBS5.2から最新版の360版5.66まで全てを扱う。
1996年の発表以降、セガ上層部の思惑とは裏腹に『電脳戦機バーチャロン』は大ヒットを巻き起こし、多くのロボットファンを虜にした。
そしてその大ヒットから約2年。様々なゲームが現れては消えていくゲームセンターに、再びバーチャロンは現れる。
2年の歳月を経てチャロナー(バーチャロンを好む人々)の前に帰ってきたそれは、当時最高峰のグラフィックと圧倒的なスピード感を得て、チャロナーたちに新たな熱気を起こさせる。
新たな限定戦争、舞台は地球圏全域。その名はオラトリオ・タングラム。
通称は「OT」「オラタン」。
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3Dアクションシューティングの、1つの頂点に達した作品と言ってもよい。
その暴力的なスピード、ステージや武器を生かした駆け引き、一瞬のチャンスを巡っての攻防……。 オラタンは一種の3Dアクションシューティングの到達点を一部のゲーマーに提示していたと言っても過言ではないだろう。その快感は素晴らしいものであり、他のアクションシューティングではそう味わう事は出来ない。
しかしその一方でゲームは過度に複雑化し、新規客を受け入れる土壌は無くなり、前作のファン離れを起こしたことも事実である。そういう意味ではこのゲームは「失敗だった」ともいえる。
後に発売されたシリーズ第三作、フォースはゲームスピードを大幅に落とし、操作形態も簡略化が行われた。チームバトルという環境を考慮しての調整もあろうが、オラタンは、やはりある意味では「行き過ぎてしまった」のだろう。
とはいえ、その行き過ぎた部分に惚れ込んだ人間もまた、決して少なくない。あなたもあの戦場を駆けるバーチャロイドに魅せられたのなら、ぜひコントローラーを握って欲しい。今は昔に比べてハードルも低くなった。無論、このゲームを楽しめるようになるまでの道のりは決してやさしくない。だが……。
貴方がバーチャロイドをモノにした時、タングラムは間違いなく新しい世界への道を開いてくれるはずだ。