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クォース - (2012/09/25 (火) 11:38:09) の編集履歴(バックアップ)


クォース

【くぉーす】

ジャンル パズル+シューティング
対応機種 アーケード
販売・開発元 コナミ
稼働開始日 1989年

ストーリー

 199X年、進路上の物体を破壊し進む謎の物質「クォース」が出現し、その軌道は地球へ向かっている事が解った。だが、クォースにも弱点があった。同様の物質をぶつけると融合し、四角形になると消滅する性質があったのだ。急遽ブロック射出機を宇宙へ飛ばしクォース殲滅を開始する。

概要

  • インターフェイスは『スペースインベーダー』に酷似しており、画面上から様々な形状のブロックが降りてくる。ブロックは自機が発射する弾が当るとそれと融合し、四角形を形成する事で消滅する。ブロックが画面下部の自機がいるラインに下りてくるとゲームオーバー。
    • ブロックは輪郭が四角形になれば良いので、例えば「一」字型のブロックで、真下にある「「」字型ブロックを包み込むように四角形を作ってもまとめて消滅する。
      • ブロックの四角形のサイズに応じて基本点数が上がり、四角形にブロックを組み込んだ数に応じて基本点数に倍率がかかる。
  • 25個毎に銀色のブロックが出現し、それを消すと画面上の全てのブロックが消滅する。
    • ある程度進むと金色のブロックが出現。それを消す事で次のステージへ移行する。

長所

  • 独特の雰囲気を放っており、ルネサンス的にまとめられたグラフィック、インターフェイス。BGMもそれにあわせて幻想的で、現在これに似たパズルゲームは存在しない。
  • 見ただけで解る単純明快なシステム。文字通り大人から子供まで誰でもすぐに楽しめるように作られている。
  • 簡単そうに見えるがブロックの重なり方や落ちるスピード、限界発射数4発制限などの要因により、難易度はステージを進むごとに徐々に増加していく。

短所

  • 割と単調。やめどきも解らず見た目の派手さも無いと、『テトリス』同様の難点を抱える。

海外版

  • 『BLOCK HOLE』というタイトルになっている。自機デザインとBGMがSFチックな物に変化している。

移植

  • 本作は様々な機種に移殖されているが、特筆すべき移殖はFCとGB。
    • FC版は2P交代プレイが可能。色違いのブロックを消す事で倍率アップやスクロール停止など様々な効果を発揮する。
    • GB版ではある程度の大きさの四角形を作ると連射速度を増加させたり画面上全てのブロックを消滅させるアイテムを自動習得。十字キーの下で選択し、Bボタンで任意のタイミングで使用できる。
      • またルールも変わっており、ゴール時にステージ毎に決められた個数のブロック(複数のブロックを巻き込んだ場合、そのブロックの間の隙間もブロックとして勘定する)を消せていないとやり直しになってしまう。
      • さらに海外版の自機とそれに伴い海外版のBGM、新たにルネサンス風2機SF風2機の合計6機から選ぶ事が出来る。性能差は無い。
    • GB版は3DSのバーチャルコンソールで6月15日配信開始。
  • アーケード忠実移植として『オレたちゲーセン族』がある。いわゆるハズレの部類だが。
  • DS『がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻』でもおまけゲームとしてプレイ可能。ルールは原作そのままで、自機がゴエモンインパクト(の頭部)になっている。