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フライングパワーディスク - (2010/07/10 (土) 23:47:07) の編集履歴(バックアップ)


フライングパワーディスク

【ふらいんぐぱわーでぃすく】

ジャンル ニューバトルスポーツゲーム
高解像度で見る
対応機種 アーケード(MVS)
販売・開発元 データイースト
稼働開始日 1994年

概要

  • 斜め見下ろし型スポーツゲーム。フリスビーを画面端にあるゴールに投げ入れる事で点を入手……と言いはする物の、そのシステムはPongやハイパーホッケーに近い。
    • フリスビーは壁や障害物にぶつかる事で法則に従った跳ね返り方をする。フリスビーに接触する事で「入手」する事が出来る。
      • 弾き返すわけではない。
    • ゴールは場所によって入る点数が違い、ステージごとに点数が変化する場所が違う。
      • ステージは狭い場所・障害物がある場所と構造もやや違う。
    • 操作キーはシュートボタン・とロブボタン。ディスクを持っていない状態でキー入力したままシュートボタンでダッシュが出来る。
    • 受け止める瞬間にシュートボタンでレシーブ、ディスクを空高く舞わす事が出来る。
  • 自機は様々な国出身のキャラクターから選べ、それぞれスピード・パワー・必殺技が違う。
    • フリスビー落下地点でパワーを貯める事で、物理法則を無視した投げ方をする必殺技が発動。必殺技は受け止める事で阻止できる上、必殺技をそのまま返す事もできる。
    • パワーの低いキャラクターがパワーの強いキャラクターの投げを受け止めると後方に滑る。その際ゴールに衝突すると点になってしまう。
      • フリスビーを受け止め損ねると1秒程度気絶(眩暈を起す)し、フリスビーは空中を舞う。そのため、パワーで押すかスピードで着実に取るかで戦略差が生まれる。
  • 1セット30秒、先に2セット制した方の勝ち。全6ヶ国、同キャラ対戦ありで6ヶ国全てに勝利すればクリアとなる。
    • 2ヶ国クリア毎(2・3ヶ国間と4・5ヶ国間)にボーナスステージが挿入される。

長所

  • システムは見ただけで解り、とっつきやすさは相当な物。
    • タイトル通りパワー溢れるゲーム展開と速さで、普段スポーツゲームをやらない人でも楽しめる。
  • キャラクター達は必殺技のたびに叫び、ゴール時にも「3Point」と軽い声が流れる。観客の喚声もあって非常に軽快。
    • BGMもスポーツらしさが感じられる。ゲーム展開と効果音で印象には残り難いが。
  • 非常に展開が早く、中だるみが無い。
  • 単純ながら駆け引きは豊富で、おそらくスポーツゲームジャンル範囲でもっとも対戦が熱い。

短所

  • 終盤のNPC反応速度がまさにCPUと言うほどで、プレイヤーの集中力を猛烈な勢いで削っていく。
    • 理不尽かつクリアできない程ではないが、難易度が異様に高い。
  • テンポが良くスピード感に優れているが、1試合30秒なので極端に下手・上手い場合は即終わってしまいプレイ時間が短い。
    • とは言え全セットを取っても6分+ボーナスステージで最速でも8分はかかる。

その他

  • 海外タイトルはWindjammers
  • データイーストらしくない、極めて硬派かつ堅実なゲームと言われる。
  • 対戦格闘ブーム時だったので商業的には失敗、見かける事は稀。
  • ネオジオでSNKからコンシューマー移殖販売されている。
  • 良く似たシステムの同人ゲーム「クレイジーパワーディスク」と言う物が出ており、本ゲーム愛好家にはやや有名。
  • Wiiのバーチャルコンにて、900ポイントで配信中。