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悪魔城ドラキュラ - (2012/10/19 (金) 12:25:11) の編集履歴(バックアップ)
悪魔城ドラキュラ
【あくまじょうどらきゅら】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ファミリーコンピュータ ディスクシステム
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発売・開発元
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コナミ
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発売日
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1986年9月26日
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定価
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3900円
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備考
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バーチャルコンソール 【Wii】2007年7月17日/500Wiiポイント 【3DS】2012年10月17日/500円
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悪魔城ドラキュラシリーズリンク
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概要
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コナミの悪魔城シリーズ記念すべき第一作。オーソドックスなライフ制横視点任意スクロール2Dアクションだが、主人公の武器が鞭というのが斬新であった。
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以降、「主人公が鞭を使う作品」と言えば悪魔城かインディージョーンズ(映画)と言うほどになった。
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舞台は中世ヨーロッパ。タイトル通り洋風の城に巣食うゾンビやミイラ、死神と言った様々なユニバーサルモンスターと戦う。
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操作方法はキー入力と攻撃とジャンプ。上を押したまま攻撃で要所で手に入れた消耗品「サブウェポン」を用いる事ができる。サブウェポンは道中の蝋燭等を破壊する事で入手できるハートを消費して使う事ができる。
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空中制御が効かず、攻撃はボタンを押してから実際に攻撃するまで少し時間がかかり、攻撃中は移動もできず、高所から着地すると硬直し、攻撃されダメージを喰らうと後ろに吹っ飛び、階段では上りながら攻撃しようとするとサブウェポンを使う……と、操作にはかなりの癖がある。
また初代である本作は「何を食らってもダメージは同じで、面が進むごとにダメージが増えていく」という方式になっており、これもまた地味に難易度を上げている。
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そのため難易度は高め。この独特の操作を使いこなす事が要求される。
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ひたすら純粋にアクションセンスの問われる作品であり、探索要素が盛り込まれがちな当時のコナミゲーとしてはやや珍しいものであった。
長所
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当時としては珍しいゴシックホラーな本格アクション。
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操作性に制限が多い故に、それが現実の人間の動きを彷彿とさせるリアリティと緊張を生み、作品の雰囲気を「敵がダークなファンタジー」から「ゴシックホラー」に上手く押し上げている。
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難しいが上達していく事で着実に先へ進めるようになっているゲームバランス。
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隠しアイテム等のギミックも多く、慣れてしまえばプレイ時間を大幅に短縮できるようにもなる。
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演出も工夫されており、女神の胸像に化けたメデューサ、中盤ステージの背景に遠くそびえ立つ天守閣(最終ステージ)、雲に隠れる月をバックに登る大階段など、限られた容量の中で上手く雰囲気を盛り上げている。
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ドラキュラサウンドと称されるロック調のBGMが非常に好評。
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シリーズの象徴とも言われ後に多くのアレンジを生み出した「Vampire Killer」、ハイテンポな激しい曲調で曲名通りにテンションを上げてくれる「Heart of the Fire」などは特に評価が高い。
短所
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当時主流だった「死んで覚える」を地で行く難易度の高さ。その硬派な体勢と雰囲気からとっつきやすさはあるが、難易度の高さは同時に諦めやすさを生んでいる。
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おおよそ城とは思えないいかれた構造には疑問を抱く。
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後に「混沌の象徴なので理屈や知識は通用しない」と説明される。
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普通のゲームでハートは回復アイテムだが、本シリーズでは消耗品であり「回復以外の何か」。
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体力回復方法はステージクリアか壁等に隠されている肉を取る事。今となっては常識だが当時は混乱を招いた。
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サブウェポンの「聖水」がバランスブレイカー級の強さ。
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床や壁に数秒間燃え続ける炎を発生させる設置技であるが、威力が飛びぬけている上に、燃えている間は敵を硬直させることができるため、適当に足元にばらまき続けるだけでラスボスを含むほぼ全てのモンスター・ボスキャラを何もさせずに倒すことが可能。
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あまりに強すぎたのか後の作品では威力が大幅に下方修正され、ボス戦での硬直固め戦法も不可能になっている。
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凶悪な難易度に対する救済措置として肯定的にとらえる意見も。
移植
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タイトルを同一とする作品にはMSX2版(1986年10月30日)、アーケード版(1988年2月)、SFC版(1991年10月31日)、X68k版?(1993年07月23日)があるが、MSX2版は(やや遅れた)同発マルチであり、その他の機種も移植というよりは完全新作と呼ぶべき作品となっている。つまり厳密な意味での移植は存在しないと言っていいだろう。
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完全移殖版としてはROM版が1993年2月5日に、ファミコンミニ版が2004年8月10日に発売されている。また、携帯アプリにも移植されている。
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なおディスク版はWiiのバーチャルコンソールで配信中(ROM版はi-revoで配信されていたが、i-revoのサービス終了に伴い配信終了)
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この他にもXbox360の『悪魔城ドラキュラハーモニー・オブ・ディスペアー』にてFC版そのままのステージが配信されている。
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ちなみにこのステージは、後に発売した『オトメディウスX(エクセレント)』の宣伝目的のステージなのだが、肝心の本編の出来がアレなので、涙を誘う。
続編