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悪魔城すぺしゃるぼくドラキュラくん - (2012/07/26 (木) 23:40:42) の編集履歴(バックアップ)


悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん

【あくまじょうすぺしゃる ぼくどらきゅらくん】

ジャンル アクション
対応機種 ファミリーコンピュータ
発売・開発元 コナミ
発売日 1990年10月14日
定価 5800円
悪魔城ドラキュラシリーズリンク

概要

  • 悪魔城ドラキュラシリーズのスピンアウト的作品。残機+ライフ制の横視点2Dアクション。全てがコミカルに描写されており、ドラキュラの息子「ドラキュラくん」が魔王ガラモス打倒を目指す。コナミはグラディウスとパロディウス、スナッチャーとSDスナッチャーなど、シリアスな作品に度々このようなコミカルパロディー風の番外的作品を作っていた。
    • 主人公は白髪・黒マント姿の子供吸血鬼であり、おつきが死神さん。ドラキュラの息子で火弾がメイン攻撃だったりするので悪魔城伝説などに仲間キャラとして登場したアルカードではないかとも思われがちだが、ゲームストーリー自体はあくまでもシリーズ番外編であり、本作のオリジナルキャラである。
  • ドラキュラくんの攻撃方法は妖気弾(火の弾)。長押しする事で拡散や冷凍等の様々な必殺技を使い分ける事ができる。
    • 悪魔城本編シリーズと違い空中制御が効くので、シリーズとしては性能の良い部類に入る自機。
  • 敵を倒すとコインが出現。コインはステージクリア後のミニゲームで用いる事が出来、残機を増やす事ができる。
  • 舞台は悪魔城から始まりジェットコースターや水中、ニューヨークや宇宙にまで広がる。

長所

  • 必殺技はステージをクリアする毎に増えていくので、多彩なアクションや様々な攻略方法が楽しめる。
    • 重力を逆転して天井に立つ必殺技を使い、攻撃が届き難い場所を攻める等。
  • パスワード機能搭載。パスワードは3文字の食べ物で大変覚えやすい。
  • 悪魔城らしいシリアスさでは無いが、コミカルながら作り込まれたBGMのクオリティは続編のGB版含めいずれの曲も高い。
  • 可愛らしい見た目とは裏腹に高めの難易度だが、悪魔城シリーズとしては低めで、アクションゲーム全体から見ても平均近辺程度なのでハードルは高く無い。

短所

  • ステージ数が少なめ。
  • ステージ間ミニゲームはルーレット・福引・黒髭と大半が運任せ。
  • 終盤の難易度が凶悪
    • ステージ7の軌道エレベーターは強制縦スクロールのステージであり、画面下に落ちるとミスになる。しかしこのスクロールはかなり早く、急いで足場を飛び移らなければならない。一度でも足場を踏み外したり、敵の攻撃を受けて仰け反ったりした日には即真っ逆さまとなってしまう。しかもミスするとステージの最初からやり直し。
    • 最終ステージであるステージ9は途中に中ボスが二体もいたりと難所が続くにも関わらず、ミスすると容赦なくスタート地点に戻される。例えラスボスに到達していても、である。
      • ちなみに最初の中ボスは特定の必殺技しか効かなかったり、動きがトリッキーだったりといきなり強敵である。
    • パスワードはステージ7までのものしか存在せず、ステージ8、9まで進んでからやり直すとなるとまた悪夢のようなステージ7をクリアしなければならない。

続編・移植等

  • GBで全く同じタイトルで発売されているが、これは移植ではなく続編といえる。ストーリーはFC版の後の話であり、演出なども追加されているが、タイトルを「2」にしなかっただけあってステージ・敵・BGMなどFC版と同じ点も多く、半分移植半分続編と考えるのが妥当。
  • FC版は携帯アプリに移植されている。
  • 他作への客演としてパロディウスシリーズにドラキュラくんが登場している。
  • 又「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲?」ではドラキュラくんネタが比較的多く登場している。

その他

  • 本作のボス「ガラモス」は月下の夜想曲の隠しボスとしても登場。電撃武器を駆使し、電撃無効の装備をしなければ最強の敵として君臨する。