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METAL GEAR Ghost Babel
【めたるぎあ ごーすとばべる】
ジャンル
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タクティカルエスピオナージアクション
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対応機種
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ゲームボーイカラー(専用)
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発売元
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コナミ
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開発元
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コナミコンピュータエンタテインメントジャパン、トーセ
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発売日
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2000年4月27日
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価格
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4,725円
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概要
海外での要望に答える形で作られた携帯機初のメタルギア。
監督は後にメタルギアアシッドシリーズを手がけることになる鬼才「野尻真太」であり、生みの親である小島秀夫監督はプロデューサーという形で参加している。
PSとは比較にならない性能のゲームボーイカラーで発売された作品であるが、その出来は「ソリッド」に勝るとも劣らない、まさにメタルギアである。
特徴・評価点
細かいグラフィック
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ゲームボーイのドット絵であるにもかかわらず、とても細かいところまで描かれている。
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兵士達の動きも背伸びをしたり居眠りをしている際は首を上下に揺らすといったことまで再現されている。
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さらに無線画面では、きちんとキャラクター達の顔の部分が電波によって乱れるという演出も加えられている。
システム・装備品等
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基本的にはMSXの「メタルギア2 ソリッドスネーク」のシステムをベースに、「ソリッド」の壁張り付き等の要素をくっつけたような形になっている。
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Aボタン-パンチ Bボタン-武器攻撃 スタートボタン-立ち・ホフク状態の切り替え セレクトボタン-メニュー画面表示
非常に多彩なアクションが可能である。
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メニュー画面で十字キー上下で装備武器選択、左右で回復アイテム等の装備選択、スタートボタンで無線画面へ移行する。
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装備
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ハンドガン「FN Five-seveN」、アサルトライフル「R-5」を始め、チャフ・スタングレネードやC4爆弾などの装備が使用可能。流石に長距離射程武器はない。
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アイテムもお馴染みのレーションを始めとして、サーマルゴーグルやナイトヴィジョンゴーグルも存在
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ゴーグルアイテムを使用した際には、サーマルなら画面が真っ赤に、ナイトヴィジョンなら緑色に変化する。
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煙草は残念な事に任天堂ハード販売故に規制されて発煙筒になっている。体力が減らないのは嬉しい様な寂しい様な…。
豊富なモード
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ストーリーモード
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メタルギアを巡る、全13ステージからなるステージクリア方式のストーリーモード。難易度をEASY、NORMAL、HARD、VERY HARDの4段階から選ぶことができる。
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本家に負けず劣らず専門用語が飛び交い、張り巡らされた伏線が見事に解消される、初代メタルギアからの流れを上手くまとめたストーリー。
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通信で聞ける政治情勢や武器の解説はGB故にカタカナが多めになっているが、長く丁寧な説明なのは本家と変わらず。
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但しメイ・リンの諺解説はGBの仕様では漢字を完全に表現できないので名言解説に代わっている。
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初代メタルギアの後の話だがザンジバーランド騒乱(メタルギア2)が無かった世界、つまりMGSシリーズとはパラレルの話になっている。なのでオタコンやリキッドは出ない(キャンベル大佐やメイ・リン等一部お馴染みのキャラは出る)。後にアシッドシリーズと同じ世界である事が明かされた
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ステージセレクト
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ストーリーモードで一度クリアしたステージを任意に選んでプレイするモード。ストーリーモード全ステージをクリアすると、各ステージをストーリーモードとは異なる目的で攻略するスペシャルモードが出現する。このスペシャルをクリアすると、「NO.4」なる人物から、ストーリーでは明かされない裏の真実を聞くことが出来る。また地味にドンキーコングのパロディステージがある。
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VRトレーニング
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ステージ毎に与えられた課題をクリアしていくモード。全180種類でバラエティーに富んでいる。BGMとして、初代『メタルギア』と『メタルギア2 』のアレンジメロディーが使用されている点もファンにはうれしいところ。
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通信対戦
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通信ケーブルを用いた2人対戦ができる。対戦機能がついたのもメタルギアシリーズでは今作が初。
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プレイヤーには視界の概念があり、相手プレイヤーを視界内に入れなければ攻撃することが出来ないというシステムになっており、スリルをもってプレイ可能。
豊富な小ネタ
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メタルギアシリーズ好例の小ネタも健在であり、かなり数は多い。
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十種類以上あるメイ・リンの名言解説。連続無線ドラマ「アイデアスパイ2.5(ツーハン)」等、PSPで発売された「MPO」よりも無線はバリエーションに富んでいる。
不満点
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レーダーが見づらい。
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ゲームボーイカラーというハード上仕方ないところもあるが・・・。
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とくに今作のメタルギアであるガンダーのミサイル攻撃はこのレーダーに移るのだが、光点が小さいため多少よけづらい。
総評
メタルギアとしてもゲームボーイカラーのソフトとしても完成度が高く、中古でもプレミア並みの値段がついている。
入手は困難かもしれないが、プレイするチャンスがあれば決して損はしない作品であるといえる。