【ろっくまんえっくすえいと】
ジャンル | アクション | 裏を見る ※ぼったくり業者に注意! |
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対応機種 |
プレイステーション2 Windows Me/2000/Xp |
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発売元 | カプコン | ||
開発元 |
バリューウェーブ カプコン |
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発売日 | 2005年3月10日 | ||
定価 | 6,090円(税込) | ||
分類 | 良作 | ||
ロックマンシリーズリンク | |||
Xシリーズ:X - 2 - 3 - 4 - 5 - 6 - 7 - 8 |
ロックマンXシリーズ8作目。基本内容は、過去のロックマンXシリーズを踏襲。
第3の主人公アクセルの続投、プレイヤーチェンジ、ゼロの武器などは、前作の『X7』から継承されている。
グラフィックも前作同様に全編3DCGだが、3Dアクション的な要素は一部のステージに留まり、基本は2Dスクロールアクションとなっている。
本シリーズは『X4』まで、シンプルながらテンポの良いアクション、絶妙なゲームバランス、硬派なストーリーなどにより安定した人気を保っていた。
しかし『X5』から開発部署が悪名高き「第三開発部」(*1)になると、急激にクオリティが低下。多くのファンが本シリーズを見限るきっかけとなった。
特に前作『X7』における3Dアクション化は本シリーズ最大の暴挙と評された。
ところが、2004年に発売されたスピンオフ作品『ロックマンX コマンドミッション』より、第三開発部の良心とも言える北林達也氏(*2)率いるメンバーが主力スタッフに昇格(*3)。
その影響か『ロックマンX コマンドミッション』は前評判の悪さに反し、不発が続いていた本シリーズにおける久々の良作となり、ユーザーからは好評の声が相次いだ(参考レビュー)。
そして、『ロックマンX コマンドミッション』にて実績を作ったメンバーは別ラインで進められていた本作にも参加。
その手腕を存分に発揮して、低迷が続いていた本シリーズに過去の輝きを甦らせたのである。
粗削りな部分はあるものの、それ以上に改善された部分が多く、低迷が続いていたシリーズを見事に汚名返上させた良作。
出荷数が限定されていたため現在はプレミア価額が付いているので入手が容易ではなくなってしまったが、5~7でシリーズを見限った方は機会があれば是非手に取ってみて欲しい。