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三国志大戦 - (2010/03/20 (土) 20:59:21) の編集履歴(バックアップ)


三国志大戦

【さんごくしたいせん】

ジャンル トレーディングカードアーケードゲーム
対応機種 アーケード(LINDBERGH・Chihiro)
発売・開発元 セガ
稼働開始時期 2005年3月15日
  • 日本人に親しみ深い「三国志」をテーマにしたアーケードゲーム。
  • 三国時代の君主となり、各国の武将を率いて敵の城の落城を目指す。

内容

  • カードゲームにRTS・アクション要素を取り入れ、先発作WCCFでもあったカードの移動による操作をより強めたゲーム。カードを直接動かすことによって兵士を移動させたり、カードを「突き出す」ことで槍撃を行ったりといった直感的なカード操作を強く押し出したのはこれが初で、後発ゲームにも大きな影響を与えた。
  • 非アーケードではDS版が2作出ている。DS版『ムシキング』のようにアーケードのカードは読み込めないものの、DSオリジナルカードが登場している。
  • 敵を倒して相手の敵城エリアに入り、攻撃を行って落城を目指す、というシンプルな内容であるが様々な計略・能力があるせいで深い駆け引きを楽しむことが出来る。
    • またプレイヤー自身の必殺技として「兵法」(Ver.3では軍師カード登録による『奥義』)が存在し、成長させることで効果が増したり効果時間が延長されたり、追加効果を付けることも可能。
    • Ver.2時代には「戦器」と呼ばれるアイテムも存在し、手に入れるとその戦器に対応したカードの能力が少し増し、また種類が多彩なためコレクション要素も強かった。
  • イラストは有名漫画家によるものが多く、ゲーム以外にもコレクションアイテムとして人気を呼んだ。当初はCLAMP、川原正敏など講談社系列の漫画家が多かったが、3では高橋留美子や若杉公徳ら一ツ橋系列の漫画家も参加している。
    • Ver.2以降はLE(レジェンド)カード枠として他の三国志作品(『横山光輝三国志』『天地を喰らう』『蒼天航路』「レッドクリフ」など)とのコラボも存在している。
    • どうみてもクラウザーさんな袁術や「あしたの」夏侯惇やどうみても島耕作な孔明(カード裏の説明すら島耕作仕様)もいる。
  • それぞれのカードにはコストがあり、そのコストが最大8になるようにデッキを組む。
    • 強いカードは2コストや3コストとなるが弱ければ1コストとなり最大8枚登録する事も出来る。
      • コストの大きい武将のみを入れた通称「ケニアデッキ」や、それとは逆に低コスト武将を大量に入れて物量で押し切る通称「ワラワラデッキ」といった構成も可能になった。
    • それぞれのカードには魏・呉・蜀・漢・群雄(涼・袁・他)といった所属勢力があり、単色なら最大士気12、2色なら最大士気9、3色以上なら最大士気6、と勢力を超えて強いカードで組んでもメリットが薄くむしろデメリットとなるようにされている。
      • しかし各勢力には得意・不得意(例えば魏は騎兵に長け反計能力を持つ反面、槍兵に弱く回復手段が乏しい)が設定されているため、あえて2色以上で弱点を補うような構築も出来る。
  • 低資産でもそれなりに戦えるデッキを組むことが出来るのも魅力である。逆に言えば、R・SRといった高レアリティばかり入れていてもボロ負けすることがある。
    • 実際、コモン、アンコモン縛りで全国対戦ランキング上位に食い込み有名になったプレイヤーもいる。
  • ゲームのバランス調整などで小まめなVer.UPを行っており。好感が持てる。
    • ただしこの点に関しては、プレイヤーが望んでいたものとは違う調整が行なわれたり、調整の結果ゲームバランスが崩壊することもあったりするため一概に良い点とも言い難い。
    • 例えば、Ver3.50→Ver3.51に変わった時に1.5コスト以下の攻城力が激減し低コスト多枚数デッキは大ダメージを受けた。
    • だが高コスト入り低枚数デッキは変わらず攻城力がありむしろ強化された。