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湾岸戦争 - (2010/06/26 (土) 00:58:14) の編集履歴(バックアップ)


湾岸戦争

【わんがんせんそう】

ジャンル 縦シューティング
対応機種 アーケード(メガシステム32ROM)
開発元 NMK
販売元 ジャレコ
稼働開始日 1995年

概要

  • 任意スクロール縦STG。NMK最後の作品でもある。
    • 非常に緩やかな強制縦スクロールだが、自機が画面端に移動するとその方向に若干スクロールする。自機停止中は強制縦スクロールもしない。
      • 疾風魔法大作戦?、スカルファングが同様の任意スクロール強制縦STGの例としてあげられる。
  • 自機は浮上&着陸が可能なヘリ・目的は兵士の救出・施設の破壊と、かつての「チョップリフター」(ブローダーバンド)を縦スクロールにしたようなやや風変わりなスタイルだが、戦車等の敵は勿論出てくる。

特徴

  • 初級・中級・上級が選べる難易度選択制。
    • 全3・4・5面構成。
      • 全体的に難易度は低めで中級者向け。STGをちょっと齧った事がある人ならば初級は容易にワンコインクリアできる。
      • NMK作品は総じて難易度が高いが、本作はその中でも低く設定されている。
  • 兵士を救出する際は着陸する必要がある。
    • 着陸中はショットも撃てず無防備。そのため、予め周辺の敵を破壊しておく必要がある。
    • 兵士は最大10人まで救出可能。自機のパワーアップアイテムを持った兵士等もおり、彼等は何故かカウントされ無い。
    • 兵士の回収不足やターゲットの未破壊でステージ終了すると任務失敗。アーマー(後述)を一つ没収され再出撃となる。
    • ヘリポートに着陸した後、ショットボタン連打で兵士を下ろす。
      • ヘリポートはステージ中にいくつか点在しており、救助兵士数ノルマは10人以上なので必ず立ち寄る必要がある。
    • 着陸で攻撃が可能。施設・木・戦車等をヘリで押しつぶして破壊でき、ボーナス点も入る。
      • ショットを撃たずに連続で破壊すればボーナスも増加する。
      • このことからなれたプレイヤーには「踏みゲー」と呼ばれる事に。
  • 自機にはアーマーが設定されており、その場復活の残機に該当する。初期アーマーは3。
    • ダメージ・任務失敗で1つ減少し、ボーナスタイムが0になる前にステージクリアすると1つ回復する。
  • FUELと言うゲージがあり、これは燃料と実質的な制限時間をかねている。
    • FUELは兵士が持っているアイテムで回復可能。
  • 湾岸戦争と銘打っているが現実の湾岸戦争とは関係無い。
  • BGMはバトルガレッガ等で有名なさんたるる。
    • ステレオで作ったつもりが何故かモノラルになっている。

ポイント

  • 本作は兵士の乗り降りやショットにおいて連打が必須である。
    • セミオートでもフルオートでもないので、戦闘は自分の手で連打する必要がある。
      • シンクロ連射が搭載されていると難易度が激変するタイプのSTGである。
  • 湾岸戦争と関係は無いが、登場する機体の時代的には湾岸戦争時代のものである。
  • 上級ラストステージはコンテニュー不可と言う仕様。アーマーがなくなると即バッドエンドに直行する。

出回り

  • 移植はなされておらず、プレイ方法はアーケード一辺倒。
    • NMKが倒産し、ジャレコの現状がアレである以上、移植の可能性は低いと考えられる。
  • アーケードの出回りもあまり芳しくない。