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【あふたーばーなー】
| ジャンル | シューティング |  |
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ | |
| 発売・開発元 | サンソフト(サン電子) | |
| 発売日 | 1989年3月30日 | |
| 分類 | 良作 |
体感シューティングゲーム『アフターバーナーII』の移植版。ファミコン版はサンソフトが移植、販売した。
二年前にセガ自身が移植したマークIII版(こちらはI準拠)が雑誌Beepの記述が元で「アウアーアーアー」等と酷評されているのに対しこちらは本気で無茶ながら最大限の再現を果たした移植をしている。点数が表示されない、キャラクターのサイズがオリジナルより大幅に小さくなっている等の劣化要素はあるものの、アフターバーナー本来のスピード感を見事に再現してみせ、合成音声まで実装している。PSG音源によるBGMの再現も評価が高い。これ以降のアフターバーナー移植作は概ね良好な評価のものが多いが、スペックが明らかに落ちる機種でここまでやれたのは素晴らしいと言える。
元はテンゲンのアフターバーナー（海外版）がベースだが、これはアーケードのアフターバーナーIの移植であり、しかもあらゆる面で貧弱だった。サン電子版はこれをベースに、文字フォントをアーケード版に近づけ、スタートボタンでアフターバーナー点火できるという、アーケード版の『アフターバーナーII』の要素を再現していた。また、合成音声の再現やBGMの再現度等、音源関係の強化も特徴。
最初に飛び立つ空母が、アーケード版では「SEGA・エンタープライズ」だったのが、テンゲン版では「TENGEN・エンタープライズ」、サン電子版では「SUN・エンタープライズ」に、それぞれ変更されている。
