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ロックマンワールド3 - (2013/10/11 (金) 23:48:12) の編集履歴(バックアップ)
ロックマンワールド3
【ろっくまんわーるどすりー】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ゲームボーイ
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発売元
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カプコン
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開発元
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水口エンジニアリング
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発売日
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1992年12月11日
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定価
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3,500円
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配信
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バーチャルコンソール 【3DS】2013年10月9日/400円
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分類
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良作
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ロックマンシリーズリンク
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概要
ゲームボーイ版ロックマンシリーズ第3弾。前作の失敗を経験に、開発を『ワールド1』と同じ会社に依頼している。
ボスキャラクターは『ロックマン3』と『ロックマン4』からそれぞれ4体ずつと、オリジナルボスキャラクター『パンク』の計9体となっている。
特徴
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ロックマンのアクションは『4』がベースで、新たに「ニューロックバスター(溜め撃ち)」が使用できるようになった。
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接触ダメージの増加、E缶がパスワードに記録されない事により、ワールドシリーズでもトップクラスの難易度に跳ね上がっている。
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BGMは本家『3』『4』から持ってきた物がほとんどだが、音源が原曲に限りなく近く再現されており好評。
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オリジナル曲も最終ステージのBGMはワールドシリーズでもトップクラスの評価を受けており、パンクのテーマは『10』でアレンジされている。
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ワールドシリーズで初めてエディーが登場した。
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「1度クリアしたステージなら何度でも挑戦できる」仕様がワールドシリーズで初めて導入された。
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ただし、後半4ステージに進んだ時点で前半4ステージは選択不可能になる。
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ロックマンシリーズでよく登場する仕掛け「カウントボム」が初登場。『6』以降の本家シリーズの他、『EXE』と『流星』シリーズにもチップやカードとして登場している。
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特殊武器のスパークショックやスカルバリヤーが、本家よりも使い勝手が良くなった。
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前者は『1』および『ワールド1』に登場したアイススラッシャーと同じように、敵をショートさせた状態で武器チェンジが出来たり、後者は敵の弾を3回まで防げるようになり、弱点とするボスキャラの攻撃を防ぎつつ当てる事が容易になった。
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スライディングのグラフィックや操作感覚が前作と異なり、本家に準拠するようになり、さらに狭い穴ならばスライディングで突破できるようになった。
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前作では前半ステージをクリアしただけでラッシュコイル・ジェット・マリンを入手できたが、今作からは前半ステージでラッシュコイル、後半ステージでラッシュジェットを入手する仕様となった。
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ワールドシリーズでは唯一、最終ステージが宇宙ではない。
問題点
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箱表紙のドリルマンの扱いが悪い。製作者に失礼である。
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トゲや落とし穴といった即死トラップがやたら多い。それも配置がかなり意地悪でギリギリの操作を要求される事も多い。
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特に後半のダストマンステージは即死トラップの多さとステージ自体が長い事から、シリーズ屈指の高難度ステージとして名高い。
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しかし、ラッシュジェットを使えば難易度は幾分か低下する。
…のだが、このステージをクリアしなければ入手できないため、このことも難易度が高い一因となっている。
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ダイブマンステージもトゲが多い上に操作の難しい水中ステージということで難しい。
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更に本家『3』『4』にあったラッシュマリンが登場しない事もダイブマンステージの難易度を上げている。
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ラッシュジェットの動きが『ロックマン2』のアイテム2号と同じく「乗ると前進する」だけになってしまった(本家と違い上下調節ができない)。『ワールド5』までこのまま。
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ラスボス戦にも関わらず、安全地帯が存在する。
その他
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この作品は『ロックマン5』のTVCMでロックボードと一緒に紹介されていた。
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今は亡きコミックボンボンにて、池原しげと氏による漫画が連載されていた。ちなみに内容はやはりつっこみどころが多い。
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最終ステージには、初代ロックマンの足無しメットール、ロックマン2のネオメットールが何故か配置されている。
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次回作の『ワールド4』は難易度こそほんの少し下がったものの、シリーズ最高傑作と呼ばれる程の出来栄えになっている。
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パンクは『ワールド5』で再登場した他、『ロックマン10』で配信ステージのボスとして再登場した。また、ワールドオリジナルボスで『EXE』に登場したのは彼のみである。
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パンク撃破後にゲームオーバーになってステージ選択画面に行けば、スクリュークラッシャーを入手したまま後半ステージで使用することができる。
またその状態で再度パンクと戦うことも可能だが、彼にスクリュークラッシャーは効かない。
総評
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全体的に難易度のバランスがちょっと意地悪であるという難点こそあるものの、前作の汚名を見事に返上した作品。