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F-ZERO X - (2012/05/13 (日) 18:26:36) の編集履歴(バックアップ)
F-ZERO X
【えふぜろ えっくす】
ジャンル
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レースゲーム
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高解像度で見る 裏を見る
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対応機種
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ニンテンドウ64
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発売・開発元
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任天堂
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発売日
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1998年7月14日
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定価
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6,090円
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配信
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バーチャルコンソール 2007年5月29日/1,000Wiiポイント
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F-ZEROシリーズリンク
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概要
スーパーファミコンのロンチタイトルとして発売され、スピード感と完成度の高さが好評を博した「F-ZERO」の続編。
前作の良さはそのまま、未来の世界観とNINTENDO64の3D性能を生かし、「反重力レースゲーム」として大きな進化を果たした一作。
特徴
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コースはポリゴンによって立体化。棒状の通路や空へ飛行するジャンプ台、ときに天地がひっくり返るほどの起伏のあるアクロバティックなコースの数々を走ることができる。
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グランプリは全4種類あり、6つのコースを転戦していくため全24コース。また、コースを自動生成する「Xカップ」もある。
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レースに出走するマシンは30台。全マシンとも見た目が違っており、モブは一切無し。
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1台1台にパイロットのデザインやグランプリに参加した背景など細かい設定が作られている。
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イラストはアメコミっぽいマッシブな画風。主人公のキャプテン・ファルコン、今作で登場した悪の帝王ブラック・シャドーなど個性的なキャラクターは今もなおF-ZEROファンから愛されている。
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また、設定はレースにおけるCPUの動きにも反映されている(敵対関係にあるキャラ同士はぶつかりあうなど)。グランプリモードでは自機のパイロットによって、ライバルとなるキャラがある程度固定されているが、そのライバルもパイロットの設定を踏襲している。
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さらに、条件を満たしていくことで最終的に全30台のマシンを使用可能。性能もそれぞれ異なる。
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レース前にマシンの色を変えたり、セッティングが可能。加速重視か最高速重視か、バランスを細かく決めることができる。
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ちなみにタイムアタックで使われるのは「加速重視」。
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一時的な加速装置(ブースト)が、効果時間は短いが2周目からは何度でも使えるようになった。
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これにより、より高速度でいられる機会が多くなりスピード感が大幅に上昇。一方でブーストは使用するとマシンのエネルギー(なくなるとマシンが大破してリタイア)が減少するため、戦略性やスリルも同様に発生する。
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他のマシンをサイドアタックやスピンアタックでダメージを与えて破壊したりコースの外へ吹き飛ばしたりすることができる。
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敵マシンの破壊に成功するとピロリン♪というなんとも軽い効果音と共にエネルギーが回復したり、リトライ回数が増加するなどのボーナスがある。
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さらにゲームモードの一つに、他の29台のマシンをリタイアさせるまでのタイムを競う「デスレース」なるモードもある。
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BGMは血を沸きたてるエレキギターによるメタル・ロックサウンドで、レースを否が応にも盛り上げる。前作で評価の高かった「MUTE CITY」「BIG BLUE」のアレンジのほか、「SILENCE」のBGMは名曲として知られる。
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ちなみに製作スタッフの音楽に対するこだわり具合がかなり凄い。カセットロムに本物の生演奏を入れるという試みをした結果ROM容量の半分以上を音楽で使う事になってしまったなど。
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後にギター生演奏によるアレンジ版サウンドトラックが発売されている。現在では入手困難。
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後に64DDで「エクスパンションキット」という拡張ソフトが発売された。2個の追加グランプリやBGMのステレオ化や新曲、さらにオリジナルマシンやコースの作成・追加が可能。
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が、ハードがハードなだけに果てしなくマイナーなのが欠点。
総評
高い難易度になると一つのミスでコースアウト=落下・即死というコースも少なくなく難易度は高いが、それをもって余りある爽快感を持ったレースゲーム。