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クラッシュ・バンディクー レーシング - (2012/01/07 (土) 22:39:19) の編集履歴(バックアップ)
クラッシュ・バンディクー レーシング
【くらっしゅ ばんでぃくー れーしんぐ】
ジャンル
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レース
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対応機種
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プレイステーション
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発売元
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ソニー・コンピュータエンタテインメント
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開発元
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ノーティドッグ
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発売日
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1999年12月16日
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定価
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6,090円
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配信
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ゲームアーカイブス:2008年6月11日配信開始/600円
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クラッシュ・バンディクーシリーズリンク
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概要
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PSで爆発的な人気を博したアクションゲーム『クラッシュ・バンディクー』のレースゲーム。開発は他シリーズ同様に、ノーティドッグが担当。
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「キャラクターもののカートレースゲーム」というコンセプトは明らかにマリオカートの二番煎じであり、それだけで拒否感を覚える人も少なくない。
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しかし、単なる二番煎じでは終わらない完成度の高さに加え、圧倒的なスピード感は原点となるマリオカートを凌駕している。
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起動時にコマンド入力で『スパイロ×スパークス』の体験版がプレイできるようになっている。
特徴
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本作の特徴は、ドリフトやジャンプ時にアイテムを使用せずにターボを行える事である。
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マリオカート64でも類似のシステムはあるが、本作の場合、ターボの加速がマリオカートでいうところの「キノコ」並という強力なもの。
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そのため、やりこめばやりこむほど爆発的にタイムを縮められる。スタート直後からレース終了まで途切れることなくターボを継続する事も可能。
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これまで敵だったキャラクターもプレイヤーが使えるようになっている。
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もちろん、クラッシュシリーズのボスであるコルテックスも使える。
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その理由は正義に目覚めたのではなく「自分以外の奴に征服されるのが気に入らない」ようだが…
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キャラそれぞれに応じてカートの性能も変わる。
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選択時に性能の善し悪しを表すゲージが表示されるので、性能判断が楽。
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荒っぽそうな奴は最高速重視でそれ以外の性能が悪いなど、見た目でも大体判別できるものになっている。
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通常では出せない操作キャラが存在する。
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当時はコロコロコミックの懸賞でしか手に入らなかったが、現在では隠しコマンドで出せることが判明。性能は隠し中の隠しキャラらしく全てにおいて高い。
評価点
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ボリュームのあるストーリーモード。
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一位を取ることで獲得できる「優勝カップ」に加え、ダイヤ、タイムトロフィーやCBRメダル(CBRとはこの作品の頭文字をとったもの)の収集要素がある。
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CBRメダルは工夫して取る必要があり、その際にタイムロスが生じ、そのロスを埋めるためのやりこみ要素がある。
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またストーリーモードでの全体マップは非常に広大なものであるが、ロードや処理落ちによるイラつきが起こらないように工夫されている。
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そもそもこのゲームは全体的にロード時間は比較的短めだったりするが。
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やりこみ要素のあるステージ。
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高低差の激しいステージから、ドリフトやターボの技術が求められるステージなど、ステージは様々。
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これらのステージギミックを生かしたショートカットも数多く、一つ一つのコースを徹底的にやり込める。
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特にタイムアタックではCPUと対戦することがあり、そのCPUもショートカットを使ってくるので、走り方の参考になると同時にやりこみ度が増す。
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タイムトロフィー獲得を目指す際にはステージのいたるところにタイムを短縮してくれる箱が設置される。最高位のプラチナトロフィーの獲得のためにはそれらのほぼ全てを壊さねばならず、相当な研究と練習が求められる。
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やり込んだ分だけ現れる、豊富な隠しキャラクター。
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キャラクターのボイスも豊富で、レース中にはあらゆるキャラがガンガン喋りまくるので、雰囲気が単調にならない。
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キャスティングも有名所を起用しており、手は抜いてない。
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余談だが、正々堂々とフライングをするラスボスは、今ではネタとして語りぐさになっている。初見の人は呆然とするだろう。
欠点
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あまりにもターボが強力すぎるため、腕の差があると対戦が成立しなくなる。
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一部のコースのショートカットは凶悪レベルで、いざ成功するととんでもないタイムを叩きだせる。
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メモリーカードの空き容量がないとストーリーモードを最初から始められない。地味に痛いかも。
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ボスキャラ・隠しキャラなどのカート性能をゲーム中で確認することができない。
総評
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レースゲームの常識を破り、一見バランスが崩壊していそうで絶妙のバランスの上に成り立っている本作は、PSを代表するレースゲームとして非常に評価が高い。
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ちなみに、現在ではアーカイブス化されてPSNで配信されており、PSPとPS3でプレイできる。
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初期シリーズを開発してきたノーティドッグ社が最後に開発したクラッシュ・バンディクーシリーズ。版権問題>の関係で、以後のシリーズはコナミを始めとする他社の開発となった。その後シリーズは凋落の一途をたどることになる。