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デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 - (2010/11/06 (土) 22:38:24) の編集履歴(バックアップ)
デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王
【でびるさまなーくずのはらいどうたいあばどんおう】
ジャンル
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RPG
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対応機種
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プレイステーション2
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発売・開発元
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アトラス
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発売日
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2008年10月23日
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定価
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通常版:6800円 真3同梱版:10479円 サントラ同梱版:7329円
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女神転生シリーズリンク
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概要
大正時代をモデルとした斬新な世界観とアクションゲームの要素を含む戦闘が魅力のデビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団の続編。
特徴
前作は全体的なモッサリ感とアクション面の微妙さから評価はイマイチだったが、今作はそれらを大幅に改善。
十分良作と呼べる出来となった。
評価点
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アドバイザーがあまり喋らなくなり、その点ではテンポが良くなった。それどころか「前回は喋りすぎてごめんね」と最初に謝られる。
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戦闘時のアクションが改良された。具体的にはモッサリした前作の「こんな戦闘やってられるか!」から「一昔前のアクションバトル」になっている。
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悪魔会話の復活。簡素な物だがらしさはある。また前作をプレイしているデータがあり、そこで仲魔にした悪魔なら会話をした時点で仲魔になってくれる。
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悪魔が二体召喚できるようになり戦略の幅が広まった。
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別件依頼という本題とは別のサブイベントを引き受けることができる。尋常小学校に通う水木君と年老いた巫女さんや、葛葉狂死にメギドラオンを覚えたピクシーを渡す等ネタも豊富にある。
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悪魔合体は新悪魔である「魔人」「禍津」を作るフィーバー合体や繰り返し合体を行う事で発生するサービス合体等が追加された。
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また、セーブポイントから業魔殿へ行けるようになり、手間が掛からなくなった。
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通常は易しめだがクリア後に選べる「KINGライドウ」モードは仲魔を仕込んでない場合無理ゲークラスの難易度を誇り、
非常に歯ごたえがある。
問題点
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ストーリーの展開が複雑な為たまに念入りな説明がされる。が、非常にテンポが悪い。
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何故か追加された主人公の属性設定。デビルサマナーシリーズは初代からニュートラル固定だし、
ライドウ自体ロウ組織の傘下なんだから必要か?と疑問視する声がある。
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ラストダンジョンの展開が非常にうざったい。何故か中ボスとの戦闘前に主人公に未来を託した仲間や散って行った人の恨みの声を聞くはめになる。
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散って行った人の一人は弟子によるフォローがある。
でもゲイリン……ユーはイベント的に一番やっちゃダメなセオリーではないか?
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前作以前と比べストーリーに救いがない。帝都を襲った怪異は倒したが、それが起きた原因は一切取り除かれていない。
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EDでもどうにかしようという描写はあるがどうしようもなく、あの魔王の気まぐれでまた何か起きてもおかしくない状態になっている。
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回避不能の先制攻撃がある。これ自体はいつものことだがダメージ率がおかしい。
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%で固定されているらしく、低Lv地帯に終盤のLvで行っても3~4割削られることがある。当然のように仲魔ごと。
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戦闘時のアクションは改良されはしたがまだ多少モッサリしている。そういったアクションが好きでジャンルにこだわりがあるなら気に入らない可能性がある。
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仲魔は遠距離から攻撃できる魔法をある程度接近してから使うなどおばか。
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本作にMPの概念は無く魔法を使う際マグネタイトを消費する。戦闘中の時間経過や敵を倒す事で少量、
弱点属性で攻撃し硬直したところを叩いて大量に回復が可能。
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そんな仕様なのに何故か弱点属性を持たない強力な悪魔がいる。マグネタイトの回復アイテムは全回復の物のみでたった一つしか持てない。
当然そう何度も出てくる物ではない。
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データの中にMP回復アイテムとしてシリーズお馴染みのチャクラチップが未実装状態で確認できる。
何故これをマグネタイト回復で実装しなかった?
総評
真シリーズとの繋がりが明確になり、以前に比べてメガテンらしさが増し、デビルサマナーらしさが無くなった感がする作品。
一応ライト層向けでもあるが、ストーリーの好みは大きく分かれると思われる。
余談
限定版にはプレミアゲーとして名高い真・女神転生3マニアクスクロニクルが付属している。
その為本作は出来の如何を問わず、メガテン3のオマケとして見られることがある。