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ラビオレプス - (2013/05/06 (月) 23:47:13) の編集履歴(バックアップ)
ラビオレプス
【らびおれぷす】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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ビデオシステム
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発売日
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1987年
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分類
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良作
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概要
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可愛らしい兎が自機のSF世界観の横スクロールシューティング。二人同時プレイ可能。
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さらわれたバニーランドの王様、王女とその妹を救うため、2機のウサギ型ロボットが旅立つというストーリー。
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本作はこれまで脱衣麻雀ゲームをリリースしていたビデオシステムのSTG参入第一弾でもある。
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自機「USAGI」のカラーは1Pが赤、2Pが緑になっている。
システム
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1レバー2ボタンのライフ制横スクロールシューティング。ショットはセミオート連射になっている。
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ライフ制とは言う物の残機は無く、実質1ライフ1機になっている。
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道中やボス撃破で出現する人参を取ることで回復する。その点が残機制と異なる。
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ノーマルショットはセミオート式。ボタンを1回押すと数回連射する。敵の近距離でショットボタンを押すと威力の高いパンチ攻撃を行なう。
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誘導兵器のミサイルを発射可能。ミサイルボタンで使用。ミサイルは道中に出現するミサイルアイテムを一定数回収する事で発動可能。バトルガレッガと異なり、一定数集めていないと使用できない。
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アイテムはそれ以外にも、ミサイルを強化する「リボン」、一定時間無敵になる「タヌキ」、得点アイテムの「とっくり」が存在。
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地形に接触してもミスにはならない。地面に接触(自機の下が地形に接触している)状態でレバーを下に入れた後、上を入力するとハイジャンプとして上方へ高速移動できる。
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ゲーム開始時に難易度を二種類から選択する事が可能。
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ノーマルモードはやや難易度は高いがやりこめばクリアする事が可能。
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エキスパートモードでは難易度が上昇。その分点数が二倍になる上級者向け仕様。なおエキスパートでは背景もノーマルとは異なる物に変化し、後の周回プレイ時の背景変化の先駆けといえる演出が施されている。
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全12ステージ構成。一つのステージは短く、テンポ良く次のステージへ移行する。
好みが分かれる独特のキャラ
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同社のゲームでは『お雀子ハイスクール』で濃いキャラを登場させていたが、初のSTGである本作でもその才能が発揮されている。
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アイテム
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自機は可愛いらしい兎の姿だが、何故か得点アイテムが「とっくり」。
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救出する人物
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目的の救出する人物は姫、姫の妹、王様であるが、内姫の妹がバニーガールそして王様が兎の着ぐるみを着た爺さんという風貌である。バニーガールと姫はともかく、兎の着ぐるみの爺さんは誰が救出して得するのか。
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一方、姫は何故か京都弁で、スタート時のHELP演出やEDのお礼の言葉で見られる。何故に京都弁?。
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ボスのデザイン
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4面までのボスは題材通りSF風な敵が登場するのだが、5面から浮遊する頭、明らかに投げやりなデザインのてるてる坊主、ターバンを巻いたインド人と次々と奇妙なボスが登場する。
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本作の独特のキャラセンスはSTGにおける次作『ターボフォース』、『ソニックウィングス』でも生かされており、独立後の彩京でもその才能が発揮されている。
総評
高いゲーム性を持った作品であったが、古いゲームというだけでなく知名度が低く有象無象の感は拭えない。今となっては見た目の安っぽさもまた否めない。
しかし、本作を皮切りにSTGに参入した脱衣麻雀のメーカーが、90年代初期に失速していたシューティングの復権の立役者になるとは誰も思っていなかった。
家庭用移植
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PCエンジン版
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システム及びステージにアレンジを加えタイトルを『ラビオレプススペシャル』に変更されての移植。
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PCE版では妹の衣装がバニーガールから兎の着ぐるみに差し替えられている。規制の緩いPCエンジンへの移植に期待してたファンはショックを受けたであろう。
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プレイステーション2版
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『オレたちゲーセン族』シリーズの1つとして移植された為、多く人が「え、何これ」と思っただろう。移植の出来如何はともかく、そのチョイスは間違いのないゲームであったといえる。
他作品への客演
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本作に登場する王様(兎のきぐるみを着た髭の長い爺さん)は後に名を「リバティー=ホワイト卿」と改めウイングス隊の総司令官という設定を引っさげてソニックウィングスシリーズに登場。さらにこの王様に酷似した校長が以前『お雀子ハイスクール』に登場している。
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また本作の自機やボスキャラ「テヌキー・チャウド」も同じくソニックウィングスシリーズに登場している。
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前者はSFC版初代及び『3』の隠し自機として、後者は2のラスボスとして登場しKYなボイスでプレイヤーを驚かせた。
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開発スタッフは『ソニックウィングス』と同様で、彼等は後に彩京を設立する。