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ロックマンワールド4 - (2011/07/21 (木) 23:35:02) の編集履歴(バックアップ)


ロックマンワールド4

【ろっくまんわーるどふぉー】

ジャンル アクション
対応機種 ゲームボーイ
発売元 カプコン
開発元 水口エンジニアリング
発売日 1993年10月29日
定価 3900円
ロックマンシリーズリンク

概要

ファミコンソフト『ロックマン4』『同5』の内容を元に再構成したソフト。
ロックマンワールドシリーズは全て外注作品であり、『ワールド2』以外は全て同一の外注先の手によるソフトである。

当時ゲームボーイでは、4メガビットという初期のSFCソフト並みの容量を持ったソフトが次々に出ていたが、本作もその1つである。

特徴

グラフィックや効果音は前作「ワールド3」に準じているが、様々な新要素がつぎ込まれている。

  • お馴染みのエネルギー缶の他、武器エネルギーを回復する「W缶」、全エネルギーを回復できる「S缶」、武器エネルギーを自動的に回復してくれる「エネルギーバランサー」といった新アイテムが登場した。
  • 敵を倒すと入手できるアイテム「Pチップ」を集める事で、様々なアイテムを購入できる。
    • この購入システムは本家シリーズの『ロックマン7』にも逆輸入される事になる。
  • 後半ステージからはワイリーステージと同じ扱いになるためか、ステージをクリアしても武器エネルギーが回復しなくなる。
  • 残機数や所有アイテムが、パスワードで保存できるようになった。
    • その分パスワードは複雑化したが。
  • 隠し要素として、チャージショットの強化イベントがある(但しこれだけはパスワードで保存できない)。
  • レインフラッシュで流砂や炎のトラップを止めたり、リングブーメランで離れたアイテムを引っ張って来れたりと、特殊武器の用途がFC版に比べて広がっている。
  • ワールドシリーズとしては初めて、日本語で文字が表示され、ゲーム中に「会話」が登場するようになった。
  • チャージショットを撃つと、反動で少し後ろに流される。大ジャンプが必要な場面で使用すると飛距離が微妙に足りなくなることもあるため、常にチャージしていれば良いというものでもなくなった。ちなみに威力自体は前作と変わっていない。 また、これまで見送られてきたFC版の要素もいくらか導入されている。
  • ワールドシリーズで初めてオープニングのストーリーデモが導入された。
  • カプセルによるボスラッシュが採用された。
  • ゲーム後半ステージに進んでも、前半ステージに戻れるようになった。

問題点

  • エンディングでのバラードの改心がやや唐突。
    • 今まで会話も何も無かったのに「お前と戦っているうちに自分の間違いに気付いた」と言われても…。

余談

  • エンディングではボスキャラの紹介パートとしてロックマンと戦うシーンが順番に流れるのだが、最初の3体と4体目以降でプレイしている人が明らかに変わっている。
    • 最初の3体は正直あまり上手とは言い難く、武器の無駄撃ちが多かったり変なところでダメージを受けたりしているのだが、4体目以降は敵の攻撃を全て回避し、ほぼ全ての攻撃を的確に命中させる完璧なプレイとなっている。

総評

  • システム面、演出面が大幅に向上し、ある意味本編を超えている。本編を含めたロックマンシリーズ全体の中でもトップクラスの出来と言っていい。