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バーガーバーガー - (2010/09/17 (金) 21:45:27) の編集履歴(バックアップ)


バーガーバーガー

【ばーがーばーがー】

ジャンル 経営SLG
対応機種 プレイステーション
発売元 ギャップス
開発元 リズミックス
発売日 1997年11月27日
定価 5800円

概要

  • 本作はハンバーガーショップを経営するSLGであり、商品であるハンバーガーを実際にデザインできるのが最大のポイントである。
  • グラフィックは全体的にポップ。

評価点

  • 本作最大の評価点は、アナログな要素である「味」をコンピュータゲームに落とし込んだ部分にある。いかにもまずそうなハンバーガーは実際にひどい評価を受ける。
  • とにかく食材が豊富。パテだけでも40g、60g、ポークと3種類あり(※この時代は、ポークバーガーはまだメジャーではなかった)、チンジャオロースや大根など、今いち使い道に困るものまである。
    • 売り上げさえ度外視するなら、サーロインステーキを4つ重ねたあごが外れそうなハンバーガーや、タバスコを山ほどふりかけた超激辛バーガーなどの珍妙なハンバーガーを作ることも出来る。

問題点

  • かなりの数の食材が、特定の社員が社員旅行で見つけてくるため、運が悪いと作りたいハンバーガーが作れない。このような食材のなかに、フィッシュバーガーに必須のタルタルソースまで含まれている。
  • キャビアが強力すぎる。とにかくバンズにはさんで売るだけで飛ぶように売れる。入手するために必要な社員自体も、チート級の性能。
    • 初心者救済要素と取れなくもない。実際、慣れるとキャビア封印プレイをするプレーヤーは多い。
  • 「見栄えが良い」「ローカロリー」など、グッド評価になる要素が、実は売り上げに反映されない。
  • メニューをこまめに刷新しないと売り上げが落ちてくる。リアルではあるのだが、作業感が強い。
  • サイドメニューが自作できない。仕方ない部分ではあるが、これも作りたかったというプレーヤーは多い。

総評

  • 味という、ゲーム化しにくい要素に挑んだ意欲作。調整は完璧とは言いがたかったが、高いレベルでまとまっており、今なお愛するファンは多い。

その後の展開

  • 続編として2が出たが、マイナーチェンジに近かった。このほかに、別物といっていいGB版と、規模縮小版のGBC版が存在する。
  • ギャップスが倒産してしまい版権の行方が不明のため、続編やゲームアーカイブスでの配信が絶望的である。某動画サイトでのプレイ動画がきっかけとなって再評価され、プレミア化している。